今朝の“収穫”
朝、館内に建物の隙間から入り込んだ小ガニが70匹もいました。種類は、ほとんどアカテガニです。
カニは子どもに人気なので、観察素材として最適なのでいてくれるとありがたいのですが、こんなにも多いと、回収するのも大変です。隙間をふさがないと・・・。
カラスの雨やどり
センター周辺の木の下で雨やどりしていたハシボソガラス。
看板にとまって濡れた羽を休ませ、雨の様子を伺っているように見えました。
独り立ち・・・
草陰でカイツブリの幼鳥が休んでいました。
すでに親から食べ物をもらわず、自立したようで、親と別行動です。
なんだか寂しそうに見える表情がかわいいです♥
昨日、谷津干潟で見た夕焼け
お酒のようなにおいの正体は・・・
6月26日にコナラの樹液に集まる虫たちを紹介しましたが、この樹液、少し離れたところにいてもにおいがぷんぷんします。
お酒のような、酸っぱいような、なんとも言えない発酵臭です。これが虫たちをひきつけているんですね。
ところで、別の場所でも同じにおいが漂うのに気がつきました。でも付近にコナラの木はありません。何だろうと思い、においの元を探って林に踏み込むと、大量のヤマモモの実が落ちて発酵していました。においを嗅ぐとまさにコナラの樹液と同じにおいです。
こちらには小さなハエくらいしか見あたらなかったのですが、今後どんな虫が集まるのかチェックしてみたいと思います。
ボランティア入門講座 第2回「干潟の生きもの観察」を行いました!
午前中は五感を使った干潟の生きもの観察。
初めて谷津干潟に入る方が多く、干潟の泥の感触や歩き心地に若干戸惑いながらも、
泥の感触を懐かしがったり、アオサや巻貝・二枚貝の量の多さに驚いていました。
午後は、プランクトンネットを使ってプランクトンを採取しました。
少し赤潮気味だったのか、大量のプランクトンを顕微鏡で見て、
「おもしろい!あきない!」と声あげる受講生。
二枚貝の浄化実験などを通じて、干潟の生きものの働きや生きもののつながりを学びました。
1日の活動のふりかえって、
「生きものや浄化の働きはテレビで見たことがあったけど、本物に触れ、五感で感じることができた」
「プランクトンはとっても小さくて動きが早い。満ち潮の流れの強さを感じた」
との感想がありました。
次回のテーマは「バードウォッチング入門」
渡り鳥との出会いに期待をふくらませています。
雨の日にきらめく
雨上がりの朝、クサグモの棚網に丸い雨粒がくっついて、きらきら輝いていました。
雨の日のならではの自然の芸術作品です。
樹液に集まる昆虫たち
谷津干潟公園のコナラの木に、カナブンやハナムグリが集まっていました。
コナラの樹液に顔をうずめ、口をもぐもぐと動かしながら必死に吸っていました。
しばらくその場で観察していると、目の前を黒い物体がひらりと!
ヒオドシチョウが樹液を目指してやってきたのです。
たたんだ羽はこげ茶色。色も模様もコナラの木肌そっくり。
そーっと広げた羽は、びっくりするほどの鮮やかなオレンジ色!
雑木林に集まる昆虫たちに出会え、里山にいるような気分にひたりました。
どお?
観察センター内のCafé Oasisから、飾り羽がみごとなダイサギが見えました。
美しさを競い合うように3羽が並ぶ場面も。
コーヒーを飲みながら、水辺の鳥を観察するのもいいですよ。
ねじねじ〝ネジバナ〟が咲いています。
草地や芝生に生える、小型のラン科の植物です。
初夏から夏にかけて、桃色の花をらせん状につけます。
その、ねじれながら花をつける様子から「捩花(ねじばな)」と名付けられました。
花をつける方向もさまざまなようで、時計回りに花をつけるのもあれば、半時計回りに花をつけるのもあるようです。
公園内でネジバナを見かけたときは、花をつける方向を見てみるもの面白いですね。