ハゲワシちっくなバンのヒナ
写真では収められませんでしたが、親からバッタなどをもらっているようです。
バンの家族が今日も現れました
館内の飲食コーナーから間近に観察できました。
バンのヒナはよく見ると、頭がうすくてハゲワシのようです(笑)。
可愛いです!バンのヒナ4羽出現!
本日ひょっこり、観察センターに隣接する淡水池にバンのヒナ4羽が現れ、親の後を追い、エサをもらっていました
夏の間バンを確認しておりましたが、まさかこの池で営巣していたとは・・・。
そして、8月末になってヒナが誕生したことにビックリです。
ふわふわとした真っ黒の羽、まんまるの体つきがとても可愛いです!
谷津干潟ジュニアレンジャーSTEP3修了式&ランチパーティを行いました!
8月28日(金)にジュニアレンジャー、その保護者や兄弟、スタッフ合わせて約40名が集まりにぎやかな会となりました。
修了式の前に、リーダーの役割や活動を紹介し、先輩リーダーから『リーダーのやりがいや活動を続けて良かったこと』
などを話してもらいました。
修了式では、新リーダー3名が観察センター所長から修了証とリーダーベストを受け取り、
「頼られるリーダーになりたい!」
「中学生で部活が忙しいけど、活動を続けて学校のみんなに自慢して広めたい」
と目標を宣言しました。
お楽しみのランチパーティでは手作りの流しそうめん大会!
竹を洗ったり、デザートの果物を切ったりとジュニアレンジャーが手分けして準備し、
お母さん方の協力で約4㎏のそうめんを茹であげると、流しそうめんスタート!
ミニトマト、きゅうり、ミカン、ゼリーなども流して盛り上がりました。
片づけ後はリーダーの進行で交流ゲームをして遊びました。
初めてSTEP3の活動に参加した新メンバーからは、
「先輩リーダーが3人増えて嬉しい。自分も早くリーダーになりたい」
「初めての活動でドキドキしたけど、色々な人と友達になれた」
などの感想がありました。
今回、交流ゲームの進行役を小学生リーダーが挑戦しました。
中学生リーダーは裏方仕事を率先して担い、小学生リーダーをサポートしました。
そして、その活躍する姿に憧れる後輩たちの表情も垣間見ることができました。
「リーダーとして自ら考えて行動する力」が受け継がれ、
さらにジュニアレンジャー一人ひとりが成長していってほしいと改めて感じました。
東邦大学理学部教職課程の「実践演習」を実施しました!
今回の演習は、教室を飛び出してフィールドや外部の教育施設を活用できる、フットワークの軽い教員になることを目指すものです。教育実習を終えた4年生7名を対象に実施しました。
内容は、干潟のカニやゴカイ・水鳥・プランクトンの観察、館内展示・施設の視察、渡り鳥を体験するアクティビティ「渡り体験ゲーム」、二枚貝の浄化実験などを体験してもらいました。後半はグループに分かれて「谷津干潟を学校で活用するアイデア」について討議し、プレゼンテーションをしてもらいました。
発表では、A班からは、様々な体験の場として実感を伴った理解ができる、学びの領域が横断的であるなど、谷津干潟の特徴を活かす発想が提示されました。B班からは、各世代の学びの場であること、先生の研修や道徳でも活用できるなど実際に実施されていることを“活用できる点”として見事に捉えていました。若い感性による発想が大変、素晴らしかったと思います。
最後に、津田沼高校で生物を担当する吉田裕志先生から「谷津干潟および観察センターとの関わり」や「フィールドワークの効果と注意点について」、生徒の実態も含めて楽しくレクチャーをしていただきました。先生を目指す学生の皆さんにとって、大変リアルで参考になるお話だったと思います。学生の皆さんにはぜひ、フィールドや施設を活用して楽しく授業を進める先生になってほしいものです。
なお今回、実施にあたって、谷津南小学校の濱舘先生、法政大学キャリアデザイン学部の学生2名が運営の補助にあたりながら、観察センターの取り組みについて学んでいただきました。
コガモが渡ってきました!
今シーズン初めてコガモが確認されました。
8月中に飛来することは珍しく、昨年より15日ほど早い飛来です。
(2014年は9月9日に初認)
青潮から逃げろ‼
昨日よりも青潮のにごりは濃くなり、カニの様子に変化が現れました。
普段、水中にいるチチュウカイミドリガニやタカノケフサイソガニの仲間が護岸に這い登っていました。
水中では、呼吸が十分にできないためでしょう。
今朝も青潮
干潟西側から観察しました。昨日より青白い濁りが濃くなっていました。
ただし、干潟中央部では普段の水に近い色でしたし、弱った魚は全く見当たりませんでした。幸いにもまだ被害はないようです。
ところで、なぜ青潮が発生するのでしょうか。
埋立地を作るときに、埋立土砂を得るため干潟の沖の海底を掘削し、窪みを作ってしまったことに起因します。
そこにプランクトンの死骸などの有機物が溜まって腐り、腐った水が北風によって海面近くに湧き上がり、そこに含まれる硫化水素が酸素と結合し、硫黄の結晶となって青白く見えます。
海で最も浅い干潟やその先にある浅瀬は、酸素を海水に溶かし込む重要な環境です。しかし、東京湾では9割の干潟を埋め立ててしまったため、その働きが低下しています。
オバシギ、初めての大旅行! パート2
オバシギの幼鳥が、今日も夕方の満潮時に観察センターの前にやってきました。
ひとりぼっちのオバシギくん・・・。背中に哀愁が漂っています(見る側が勝手にそう思っているだけです・・・)。
先輩(?)のキアシシギに度々ど突かれていました。こうして“鳥間関係”をおぼえていくのでしょう!(笑)
はばたけ、オバシギくん!
青潮発生!
東京湾で発生した青潮が午前の干潮の後、谷津干潟に流れ込んできました。硫化水素臭があたりに漂っています。
呼吸に苦しむ魚やカニは見当たりませんので、これまでのところ、ひどくはないようです。
昨日からの北寄りの風が吹き、海底の窪地にたまった硫化水素を含む貧酸素水が湧き上がったのでしょう。