“月光”輝く十五夜に、巨大Gecko(ゲッコー)!
ダジャレですみません。(;´∀`)
9月23日の十五夜の晩に、巨大ヤモリが観察センターの裏の壁面にいました。
見たことのない大きさだったので捕まえて測ってみたら、頭から尻尾の先まで9センチあまり。
ヤモリの神秘的な眼に思わず魅かれます。
今日も青潮でした。
昨日より硫化水素の臭いがきつく、臭いが谷津干潟の周囲に広がっていました。
また、生物ではカニの様子に変化がありました。呼吸に苦しむカニが護岸をよじ登っていました。
なお、弱った魚やその死骸は確認できませんでした。
朝、引き潮のときに見られた青潮
夕方、谷津干潟に流入する青潮と逃れようとするカニ。(その1)
夕方、谷津干潟に流入する青潮と逃れようとするカニ。(その2)
ボランティア入門講座『淡水池の管理を体験しよう』を行いました!
5回連続のこの講座もいよいよ第4回。
今回は観察センター脇の淡水池の草刈りに挑戦して頂きました。
はじめにレンジャーから淡水池の役割や草刈りの目的をお話しし、さっそく胴長に着替えて淡水池に突入。
泥深い水底に足をとられながら歩き、鎌でガマを刈っていきます。
目標の作業範囲では、バンの巣を発見!
「よく出来ているね~」と自然の仕組みに皆で感心しつつ、淡水池が鳥たちの子育ての場所になっていることを実感しました。
(※ バンの親子は既に巣から離れて生活しているので作業による影響はありません)
午後は作業後の池にカモやカワセミが飛来している様子を観察したり、
ボランティアグループ「よしずグループ」のメンバーの協力で、淡水池のヨシを活用した「よしず編み」の体験を行いました。
受講生のみなさんからは、
「植物にも鳥にとってもすみやすい、バランスの良い管理が必要だと感じた」
「維持管理は大変だけど、みんなでやると早い」
「作業後に池に鳥がやってきたうれしかった」
などの感想がありました。
次回、10月はいよいよ最終回。
最後にお客さんの案内に挑戦します!
「ぼくたち、きれいなチョウになれるかなあ」
季節はすっかり秋ですが、これからチョウになる幼虫がいます。観察センターの近くにあるミカン科の木にクロアゲハの幼虫がたくさん付いています。
雨上がりの今日は、カタツムリもそっと傍に・・・。優しく見守っているかのようです。
オバシギの群れがいました!
昨日は11時頃が干潮で、観察センターの対岸側にダイゼンとオバシギの群れが見られました。オバシギは合計4羽いました(写真は昨日のものです)。
本日は干潮が12時頃。天気も午後に回復するようですので、ぜひ谷津干潟にお出かけください。
バンの巣、発見!!
昨日、淡水池の草刈り作業があり、
さぁ、刈りはじめよう!と意気込んだ時、ガマの中からバンの巣を見つけました。
巣を観察すると、ガマを支えに枯れ草がしっかり折りこまれ、水中の部分もふくめおよそ30センチほどの高さがありました。
卵があったであろう巣の中央はきれいに丸くくぼんでおり、
きっと今見られるバンがここで卵を温めていたんだろうなぁと思いを巡らせました。
現在、バンの親子はヒナが成長したため巣から離れて生活しています。
これまで、淡水池の草刈りについては、鳥たちの子育てに配慮して最小限度に控えてきました。
なお、子育て中の鳥の巣やヒナの撮影は、子育てに支障が生じる可能性があるので巣を見つけたら、近づくのはやめましょう。
育っています!頭の“毛”も生えています!
夕方になって、バンの親子が観察センターの目の前に現れました。
最初に現れた頃のバンのヒナ(9月1日撮影)
えいっ! やった! しゃぶしゃぶ!
チドリの仲間、ダイゼンはゴカイ採りの名人。
じっと動きを止め、ねらいを定めるとえいっ、とゴカイを摘みとります。その後、水のなかでゴカイを“しゃぶしゃぶ”してごっくんと丸飲み。
脚を貝に噛みつかれたカワウの怪!!
脚を片方だらっとさせ、低速で飛ぶカワウ。脚から貝がぶら下がっていました。
貝の形から、外来の大型二枚貝、ホンビノスガイのようです。
これに嘴を挟まれ、重たくて頭が持ち上がらなくなったサギを保護したことはありますが、カワウはさすがにパワフルです。そのままどこかへ行ってしまいました。
東京湾で青潮が発生しました
今朝の谷津干潟は、昨晩の満潮で入ってきたと思われる青潮が見られました。昨日、冷えたのが影響したのでしょう。
硫化水素の臭いは感じられず、生きものも特に変わった様子は見られません。