“かわいいお花” ヘビイチゴ
観察センター周辺の緑地に一箇所、ヘビイチゴの群落があります。花の大きさは1センチちょっと。花が終わると赤いイチゴの実がなります。
カメラを持って地面を這うようにこの花を撮影していたら、膝に水がシミてきました。湿った場所に生える草だということを納得。
今の季節、小さな花に会えるのが楽しみです。
お疲れ!
昨日、観察センターの屋根の上に珍しくイワツバメがとまっていました。
イワツバメは、東南アジアで冬を越す渡り鳥です。
よく見ると、羽の色つや顔の表情から長旅の疲れ(?)を感じました。
キョウジョシギが来ましたよ!
昨年より1日遅い確認です。
オスとメスがそれぞれ1羽ずついました。…
オスは赤や黒が鮮やかで色がはっきりしています。メスはそれに比べると淡いですね。
津田沼高校側の貝殻地帯で貝殻をひっくり返して食べ物を探していました。


アシガハエテキタヨ!
観察センター周辺の緑地「センターゾーン」の小川でアズマヒキガエルのオタマジャクシが順調に成長しています。
冬の羽から繁殖のための羽に・・・
ハマシギの羽の色が少しずつ変わってきています。
背中に赤い羽が混じり、腹の色が黒くなってきています。
綺麗な羽に変わると、アラスカやシベリアに渡っていきます。
ちなみに、このハマシギの群れの中に渡りのルートを調べるために装着された青フラッグ(刻印873)を脚につけたものが混じっていました。フラッグは、昨年12月に山階鳥類研究所が谷津干潟で実施した標識調査によるものです。


ツグミと八重桜
今朝のツグミと八重桜です。
若葉の緑も綺麗な芝生広場でのんびり過ごすのもいいですよ〜
「叶内拓哉野鳥写真展」がはじまりました!
野鳥写真家の叶内拓哉さんが日本各地で撮影した四季折々の野鳥の写真を約70点展示しています。
季節を彩る鳥たちが日本の自然の豊かさ、美しさを教えてくれます。
皆様のご来場お待ちしております。
「叶内拓哉野鳥写真展」
■期間 4月15日(金)~6月30日(木)
■場所 谷津干潟自然観察センター特別展示コーナー
※特別展示の観覧は入館料が必要です
■協力 興和光学株式会社


うんとこしょ、どっこいしょ
雨上がりの朝、谷津干潟の遊歩道で小さなカタツムリがお散歩していました。
どこに向かっているのかな。
こんな日は、カタツムリにとっては絶好のお出かけ日和なのかもしれませんね。
木のコブに化けた?
先日4月9日(土)に観察センター周辺で見られたキツツキの仲間のコゲラです。
いつも見かけるコゲラは、活発に木の幹をチョコチョコ這い回り、落ち着きがありません。この日も最初はそんな感じでしたが、写真を撮ろうとカメラを構えたら、ジッとして動かなくなりました。活発に動くコゲラと異なるイメージにびっくり。写真は、その時の様子です。
もしかして、警戒させてしまい、木に擬態(何かに似せて敵をだます行為)することになったのでしょうか。
よく脚を見ると、前2本後2本の分かれた指が見えます。それにしても鈎爪がすごいですね。


故郷へ向かうメダイチドリ
4月9日に黒色の標識を付けたメダイチドリを確認しました。
この写真を提供してくれた観察センターボンランティアのS君がロシアの研究者に問合せした所、2014年8月にロシアのカムチャツカで幼鳥の時に標識が付けられたとのことです。
冬を過ごしていた場所は不明ですが、このメダイチドリは繁殖地へ向かう途中に谷津干潟に立ち寄ったと思われます。
谷津干潟でエネルギーを蓄え、3歳の誕生日を故郷で迎え、良きパートナーと出会い、無事に繁殖ができるよう、祈りたいと思います。