今日も、“シマアジやってます”
一日でいなくなると思いきや、今日で3日目となり、観察センター横の淡水池に居着いてくれています。
オオタカが出没すると、他のカモと一緒に干潟に避難するのですが、しばらくすると淡水池に戻ってきます。
いつまでいるかわかりませんが、あずき色の口ばし、胸の小紋模様、グラデーションが美しい肩羽など繁殖羽が見事で、一見の価値ありです!
本日のシマアジ情報
昨日の朝から見られているシマアジ。
今日も淡水池にいます!
未来に向かうジュニアレンジャーたち
2011年に誕生した谷津干潟ジュニアレンジャーSTEP3。
その第一期生の卒業式が行われました。
活動開始時は小学4年生だった彼女たちも4月からは高校生となります。
初めにかつての活動記録を見返し、「こんな活動したね!」「私こんなことを書いていたの?恥ずかしい!」とふりかえりました。
卒業証書授与式では吉田所長から、
「ジュニアレンジャーでの経験を糧に創造力と行動力を発揮し、
谷津干潟や観察センターの未来を拓いていくことを期待します」との言葉と共に、ひとりひとりに証書が手渡されました。
「谷津干潟をふるさとと感じるようになったのは、ジュニアレンジャーのおかげ」
「活動でたくさん友達ができた。これからはセンターのボランティアとして活動したい」
「どんな形で谷津干潟に関われるか分からないけど、これからも行ける時は行き続けたい」
今の気持ちやこれからの抱負を宣言してくれた卒業生たち。
これからも谷津干潟と共に歩んでくれることがとても頼もしく思えました。
卒業、おめでとう。
ツバメが来ました!
たった今、観察センター横の淡水池にツバメが2羽やって来ました。
昨年は3月31日が初認でしたので、1週間早い確認となります。
いやあ、春ですね〜。皆さんのところではいかがでしょうか?
エナガの巣作り-素材にこだわってます!
エナガが今度は、クモの卵のうと思われるものから、巣材用の糸を取り出していました。
以前、ここでクモの糸を採集していた場所でエナガの声がしたので、ここにまた来るだろう、と思ったらその通りとなりました。
ここで糸を集めることにこだわっていたのでしょうか。
※もし鳥の巣を見かけたら、近づかずにそっとしておきましょう。
【視聴】できます!ヒーリングスポット谷津干潟自然観察センター
習志野市のホットな話題を放送しているテレビ広報「なるほど習志野」で、市のご当地キャラクター「ナラシド♪」が観察センターを愛嬌たっぷりに紹介してくれました。観察センターのスタッフも出演しています。
食う者と、食われる者
淡水池の観察壁のすぐ先でノスリが何やら獲物をついばんでいました。目の前だったので、肉を引きちぎる音も聞こえました。
ノスリが食べていたのは、産卵のために池に来ていたアズマヒキガエルでした。
貝だって食べるんだ!
干潟の遊歩道を歩いていると、砕かれた貝殻がたまに落ちていることがあります。「誰の仕業かな~」と、いつも不思議に思っていたのですが、ハシボソガラスの仕業であることがわかりました!
カラスが食べていたのは谷津干潟に生息する大型二枚貝のホンビノスガイ。誰にも邪魔されたくない様子で、周りを警戒しながら食べていました。
しかし、カラスはどうやって固い貝から中身を取り出せたのでしょう。今後、カラスの動きに注目したいと思います。
ハマシギの群れ
今朝の谷津干潟に集まったハマシギ。500羽以上の群れでおしゃべりをするように鳴き交わしていました。
どんな会話をしているのでしょう?
満月の夜のコンサート
2月11日、谷津干潟の夜景をバックに「木管六重奏アンサンブル Halocline(ハロクライン)」の皆さんによる音楽会を行いました。
演奏していただいた曲は、生き物や自然を題名にしたハロクラインの”オリジナル曲”と映画でお馴染みの”いそしぎ”、童謡”浜千鳥”、そして谷津干潟のテーマ曲”翼に愛を”の全12曲。フルートやクラリネットの音色が観察センター内に響き渡りました。
お客様の感想は、
・ロケーションも良く生の音が心に響いた。
・あたたかい気持ちになった。
・干潟の生きもの様子を思い浮かべながら聞けた。生き物の表情が想像できた。
・耳で聞くだけでなく顔から胸の骨が共鳴してとても気持ち良かった。
・干潟の生きものも目を閉じて聴いていたのかな。
また、このような音楽会をやって欲しいという要望もたくさんありました。
ハロクラインの山本拓夫さん、黒田由樹さん、三枝朝子さん、高市紀子さん、渡邊一毅さん、大下和人さん、サプライズゲストのTigerさん、そして司会を務めていただいた千葉県生物多様性センターの大木淳一さん、ありがとうございました!