シマアジの次は、クロダイ?
谷津干潟を泳ぐクロダイとおぼしき魚。
昨日14時頃に撮影した写真を常連のお客さまに提供していただきました。
先日の16日に、谷津干潟で環境省主催の魚類調査イベントが行われたばかりですが、東京湾とつながる谷津干潟は色々な魚がやってきます!
カモの仲間、シマアジが淡水池に来ました
そう、魚じゃありません。(笑)
よく似たコガモの群れの中に1羽いました。
口ばしが真っ黒でコガモに比べると大ぶりですね。
羽の特徴は、繁殖羽のオスは特徴がはっきりわかるのですが、繁殖羽のエクリプズ(非繁殖羽)のオスやメスは非常に地味で、見分けるのが難しいです。
谷津干潟自然観察センターはココですよ~!
観察センターの干潟側の塀に施設名の看板を設置しました。センター対岸からも何の施設が建っているのかがわかるようになりました~!
ウナギいます!
10月15日(土)まで、期間限定でウナギの水槽展示はじめました!
観察センター前の通称ふにふに池の魚類調査で採集されたものです。
ウナギの顔、じっくりとみられますよ~!
ひがたぬき!
今朝、常連のお客さまから「干潟にタヌキがいた!」と情報と写真提供していただきました。
ヨシ原の中から出てきたタヌキは海水を飲んで、ゆっくり歩いて戻っていったそうです。
谷津干潟では、タヌキを2011年9月にも確認していますが、めったに見られません。
オオヨシキリの巣、2個発見!
谷津干潟でもお馴染みの夏にヨシ原の中で子育てをするオオヨシキリ。今年の夏も谷津干潟のヨシ原などで番いやヒナを確認しています。そこで本日、センターボランティアの「オオヨシキリグループ」は、どのくらい巣を作っていたのか営巣調査を実施しました。11名のメンバーは「絶対どこかにあるぞー!」と胸躍らせながら、ぬかるみのあるヨシ原を藪漕ぎして探しました。そして、2個の巣を発見することができました!
1つは観察センターに隣接する池のヨシ原の中。もう1つはセンター対岸のヨシ原の中でした。一つは壊れてしまっていましたがもう一方はしっかりとした立派な巣が残っていました。
もしかしたらこの巣でヒナが誕生し、今は巣立って東南アジアに渡っているかと思うと谷津干潟のヨシ原の価値の高さを実感しました。
行徳から来たのかい?
足輪つきのカワウが先日9月9日に2羽確認されました。市川市にある行徳鳥獣保護区で標識をつけているので、そちらから来たのかもしれません。…
記号を確認したところ「53C」は2010年2月22日に行徳でつけられました。


虫聞きの会
昨日、昆虫に詳しいNPO法人生態教育センターの高橋利行さんと中村忠昌さんをむかえ、夜の鳴く虫の観察会を行いました。
暗くなる前は谷津干潟公園にはセミの声がにぎわっていましたが、薄暗くなるころから木の上や木陰で色々な虫が鳴きはじめました。
参加者のみなさんと見つけた鳴く虫は、カネタタキ、エンマコオロギ、ハラオカメコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ヤチスズの仲間、シバスズ、マツムシ、アオマツムシ、クビキリギス、クサキリ、セスジツユムシの11種類。
参加者のみなさんからは、
「エンマコオロギは名前は怖いけど”コロコロリー♪”という美声で驚いた」
「意外にも多くの種類の虫たちに出会うことができてびっくりした」
など感想がありました。
秋はもうすぐそこに来ています!みなさんも色々な鳴く虫の声を聞き比べて、秋の訪れを楽しんでみてはいかがでしょう。
今年も来た!『C6』キアシシギ
青いフラッグに『C6』と刻まれたキアシシギが今年も谷津干潟に来ています。このフラッグは渡りのルートを調べるために2011年9月5日に谷津干潟で付けられたものです。
このキアシシギの記録をたどってみると毎年春と秋に谷津干潟に飛来していることがわかりました。
(2012年8月25日、2013年5月14日、8月3日、2014年8月1日、2015年8月2日、2016年5月8日、7月30日)
また、年齢は標識を付けた時は成長との記録から、今は6歳以上です。
そして、観察記録から今年は約一か月谷津干潟及び周辺に滞在していることがわかりました!
池の環境管理 とったぞー!アカウキクサ
観察センターに隣接する池に、赤い色の浮草が増えています。
今日は、谷津干潟保全に関心を持つ高校生と大学生たちのグループ、「谷津干潟ユース」が、この”アカウキクサ”を取り除く活動を行いました。
メンバーは、広がったアカウキクサを一か所に集め、それをごそっとすくって陸に何回も何回も運びました。
照りつける陽ざしと池のぬかるみでの作業は体力も消耗しますが、パワーのあるメンバーで水の表面が見える状態まで除去することができました。
まだまだアカウキクサは池に残っていますが、水の中の生きものや水鳥にとってすみやすい環境に近づくことができました!