谷津干潟でデート?!
マガモのカップルが仲睦まじく泳いでいました♡
オスはきれいな羽模様に生え変わっていて、カップルだと一目でわかりました。
写真はボランティアのGさんから提供していただきました。
市民参加型の干潟の調査「スコップ82」
10月15日(日)に「スコップ82~みんなで調べよう干潟の生きもの~」を実施しました。
実はこのイベントは6月25日(日)に実施するはずでしたが、雨天の為中止されたものです。
今回はリベンジを兼ねての実施でしたが、なんとこの日も雨。しかし、そんな雨の中でも参加者は多く集まってくれました。
今回生きものを調べるにあたって講師として来てくれたのは東京湾の干潟の生きものを研究して40年の東邦大学名誉教授、風呂田利夫先生。スコップという市民調査を5年以上多摩川河口干潟でやり続けており、谷津干潟では初の実施となります。
グループごとに分かれて、各自が決められた場所を掘って生きものを調べる調査と、
自分の目で生きものを探して捕まえるといった調査が行われました。
雨の中で砂を掘ったり、生きものを捕まえることは大変そうでしたが、参加者は笑顔で楽しそうに活動をしていました。
観察センターに戻り、各自が土を掘って捕まえた生きものはどんな種類なのかを調べました。
結果としては貝がらが多く、あまり生きものを見つけることができませんでしたが、
甲らの幅が5センチ以上のカニを捕まえている参加者もいました。
結果を通して風呂田先生からは「干潟にいる生きものの多くはプランクトンで生まれて、海の流れに乗って色んな干潟にやってきます。
なので今日谷津干潟で生きものが少なかったとしても、干潟の状態が良くなったらまた生きものが増えてくるでしょう」
という話がありました。
常に変化し続ける谷津干潟の環境を継続して知っていくために、
これからもスコップ82を色んな方々と一緒に実施し続けていきたいと思います。
オバシギが12羽、飛来!
本日はあいにくの雨の日でしたが、オバシギ12羽の他にダイゼン、メダイチドリ、ハマシギ、トウネンなど合わせて300羽以上、オナガガモ、ヒドリガモなど200羽以上集まり、今シーズンで最も賑やかな一日となりました。
干潟でたたずむハヤブサ
いつもは狩りで飛翔する姿ばかりなのに、
今日は珍しく干潟の流木の上でじっとたたずんでいました。
そんなときもあるんですね。
まるで民族模様
ハマキガ科の仲間のビロードハマキ。
まるで、どこかの国の民族が描く、派手な模様のような羽をしています。
この羽の模様は、警戒のための模様だと言われていますが、
自然がつくりだす模様には驚かされます。
ドキドキ!わくわく!消しゴム版画づくり
今日は版画家の長島充さんを講師にお迎えし、消しゴム版画のワークショップを開催しました。
長島さんから彫り方やインクのつけ方のコツなどを教わりながら、大人も子どもも夢中になってヘラや彫刻刀を使って干潟の鳥などを彫っていきます。できた消しゴム版画を押して、見る時のワクワク感!色々なインクでの表現も楽しんでいました。
参加した方からは
「またやりたいと思えるくらい熱中することができました」
「今度はカニもつくってみたい。楽しかった!」
「ドキドキハラハラした」などの感想がありました。
最後に皆さんの作品をポスターに押してもらいました。
10月31日まで開催中の「長島充野鳥版画展」会場内にて展示していますのでご覧ください!
カワセミお魚ゲット!
淡水池のヨシの上に止まったのは、カワセミ。
じーっと水面をにらんでいたかと思ったら突然のダイブ!
水から出てきた口には魚をくわえていました。
その後も何度か水に潜っては魚を捕まえていたので、
観察していた人たちからは「おぉ!!」と声が上がっていました。
現在、センターではほぼ毎日カワセミを観察しています。
「見てみたい!」という方はぜひ観察センターまで遊びに来てくださいね。
オナガガモの群れの中にいたのは・・・
一段と寒さが増した谷津干潟は冬鳥のカモの群れが目立つようになりました。
お昼過ぎ、淡水池に80羽以上のオナガガモの一団の中にひとまわり小さなシマアジが一羽見られました。
他にもキンクロハジロやホシハジロなどが今シーズン初確認です!
小学生バードウォッチャーをうならせたやつ
今日の11時頃、観察センター前浜の横のヨシ原から、
今シーズン初めて、クイナがひょっこりと姿をみせてくれました。
警戒心が強く、人前にはあまりで出てこない鳥なので、
観察できたのは一瞬でしたが、証拠写真程度に撮影することができました。
常連の小学生バードウォッチャーにクイナの写真を見せると、
「くぅ~!いいなぁ~!!俺もみたかった」と、ダジャレのようにうなっていました。
ムナグロ8人衆、現る!
午後1時ごろ、潮が満ち始めた干潟に旅鳥のムナグロ8羽が現れました。
よく似ている常連のダイゼンも数羽いたので見分けるのが難しいのですが、英名で“Golden Plover”と言う通り、金色に光ってました。
(写真では、ハマシギも一緒に写っています)