層になった氷
観察センター前の通称”ふにふに池”に約4㎝ほどの厚さの氷が張りました。手に取るって見てみると3層になっており、寒くなって凍り付いたり寒さが緩んで少し解けたりを繰り返し縞模様になったのだと思いました。
普段はプランクトンや藻などで濁ることもある池ですが、意外にも透き通っていたことに新たな発見がありました。
氷が張っても草刈りしてます!
昨日はセンターのボランティア、市内の企業アシザワ・ファインテックさんと一緒に草刈りを行いました。
場所は淡水池でしたが本日の最低気温がマイナス2度ということもあり、池には氷が張っていました。
氷の厚さはおよそ1㎝で割った氷を持ってみるとずっしりと重かったです。
そんな凍えそうな場所での草刈りでしたが、お天気もよく風も穏やかだったので作業中は汗をぬぐう様子もありました。
草刈りを終えるとオオバンやハクセキレイをはじめ多くの鳥が淡水池に集まり、刈った草の隙間から出てきた虫や魚などを食べていました。
企業の方も鳥たちが池に集まってくる様子を見て、「早速来てくれてる~」と草刈りの達成感を感じてくれたようです。
冬は寒い外の作業ですが池の氷をつかんだり、鳥を間近に眺めたりできて今の季節ならではの楽しさもあるなぁと感じました。
5,840kmの彼方から、「コンニチワ!」
「ボクハ イマ オーストラリア・ケアンズ ノキタ 13キロホド ハナレタ ヨーキーズ・ノブ トイウ トコロ ノ シッチ ニ イマス コチラハ トテモ アタタカク タベモノガ オイシクテ タノシク スゴシテ イマス・・・」
2017年9月18日に環境省・山階鳥類研究所が谷津干潟で行った標識調査で、刻印入り青フラッグ(小さな旗)と白フラッグ(三角)を付けられたスズメ大の小さなシギの仲間、トウネン「H06」が谷津干潟のほぼ真南の5,840km離れたオーストラリア・ケアンズ北部のYorkeys Knobという町の湿地で2017年12月18日に確認されたというニュースが届きました。
山階鳥研の方によると、9月に谷津干潟で捕獲されたときは体重が30gほどだったそうです。谷津干潟でどれほど脂肪を蓄えたのかわかりませんが、谷津干潟を旅立った後もおそらく数カ所の干潟を経由し、たどり着いたのでしょう。
それにしても、小さな体でオーストラリアまで飛んで行くなんてすごい。旅の途中でどんなドラマがあったのでしょうか・・・。
※写真は、山階鳥類研究所を通じて、現地で撮影されたTony Neilsonさんから提供いただきました。ありがとうございました。
群れ群れハマシギ
今朝の谷津干潟は、ハマシギがとても多く約800羽が飛来しました。
ハマシギは例年1000羽以上になりますが、2018年の初の1000羽越えはいつになるでしょうか?
水辺のアイドル
今朝、淡水池でカワセミのメスが目の前にやってきました。
大きな黒目、赤い口紅をひいたようなくちばしが可愛い!
エメラルドグリーンに光輝く羽が水辺に映えます。
セイタカシギが前浜に集合
昨日に引き続き、今日も強風が吹いている谷津干潟。
風を避けるように、
風裏のセンター前浜にセイタカシギが集まってきました。
昨日は10羽以上、今日は15羽いました。
2018年1月9日 撮影
2018年1月10日 撮影
ホオジロガモ、カニを食らう!
目がカニを食べたいと必死にうったえています。
今日も元気に潜っています
12/17にお知らせしたホオジロガモ、
今朝も一生懸命、潜っていました。
今日は谷津干潟自然観察センターの年内最終開館日。
12/28から1/1まで閉館します。
1/2、3は「谷津干潟で初もうで2018」を開催しますので、
ぜひお越しください。
また来年もよろしくお願いします!
地道にコツコツ!?
谷津干潟公園でキツツキの仲間のコゲラが木の幹をコツコツつついて虫を探していました。
カメラが得意なジュニアレンジャーが観察し撮影しました!
カラムクドリ
本日、2羽のカラムクドリを確認しました。
樹上の上で木の実を食べにやってきたようです。
怒っているように見える目つきですが、黒と白の羽の模様がとても綺麗でした。
※写真撮影をされる際は、むやみに鳥に近寄ったり、周りの人の迷惑にならないようマナーを守りましょう。