早すぎる梅雨明け
関東甲信地方が梅雨明けしましたね。
6月に梅雨明けするのは初めてとのこと。
それにしても毎日、暑いですね。鳥たちも暑いようです。
最近よく公園内の水路で、スズメやムクドリが水浴びしたり、水を飲んだりしています。
カイツブリ家族本日の一コマ
ヒナをおんぶをして子育てすることが有名なカイツブリですが、観察してみるとお父さんもお母さんもおんぶをしませんでした。
カイツブリの世界にも家庭によって子育ての方針があるのでしょうか。
カイツブリのヒナが出てきた!
5月25日に卵が確認されたカイツブリですが、その後6月半ばにヒナが初確認されました。
しかし姿は確認しても、巣の周辺の水草が茂っている上に、親子が開けた水面に出てこないので、
写真の撮影をすることなかなかできませんでした。
このたび、とうとうヒナを連れたカイツブリの姿を確認できました!
28日時点でヒナは5羽いて、親鳥の後ろを一生懸命ついて行く姿が愛らしいです。
こちらの写真は常連のお客様から提供していただきました。
ガチンコ⁉︎ 「見合って見合って〜」
向かい合った2羽のオオヨシキリ。オス同士でしょうか。緊張して睨みあう瞬間をカメラがとらえました(左の鳥は頭が逆立っています)。
もう一枚は、赤のベンケイガニと黒のクロベンケイガニのにらみ合いでしょうか? 両者ともに争いごとが嫌いな性格(?)なので、たまたま向かい合った瞬間をとらえたもののようです。
蒸し蒸しした梅雨の最中ですが、ちょっとしたドラマが谷津干潟で見られます。
なお、どちらの写真も常連のお客様から提供いただきました。
カニのハサミが再生するって知っていましたか?
公園内にいた立派なハサミのクロベンケイガニ。
つかまえて見てみると、片いっぽうのハサミがありませんでした。
でもよく見ると、袋状の中に小さなハサミが再生中でした。
生きものがもつ再生能力って、ほんとすごいですね。
市内全校の小学4年生が来てくれました!
4月26日(木)から始まった習志野市内の小学4年生全16校の施設見学が6月20日(水)に全て無事に終わりました。
のべ1,559人の児童と先生が来館しました。
小学校生たちは観察を通して「谷津干潟はたくさんの生きものがいるんだね。」「きれいな鳥がたくさん見られたよ!」「カニが見られて嬉しかった。」など谷津干潟で多くの発見をしたようでした。
また、レンジャーと共に案内のサポートをしてくれた観察センターボランティアの皆さんからは「子ども達が一生懸命観察している姿や、自分が見たものを素直に受け止めて反応を返してくれる姿が可愛らしかった。」「案内を通して自分が元気をもらえた。」「センターに入ってくる時と観察を終えて帰る時とで、子ども達の表情が輝いていたことが嬉しかった。」といった感想があり、案内を通して小学生の子ども達とのふれあいを楽しんだ様子がありました。
カワセミの幼鳥現る!
下の口ばしが赤い、メスと思われるカワセミの幼鳥が一羽飛来しました。今シーズン初です。
どこかで育った幼鳥が親離れして来たのでしょう。
観察センター横の淡水池と観察センター正面にあるフニフニ池を行ったり来たりしていました。
他にも、ムクドリ、シジュウカラ、エナガの幼鳥が見られ、今の谷津干潟公園は賑やかです。
あーん!
アヒル島の護岸近くの干潟でムクドリ親子がやってきたと思ったら、フナムシをつかまえはじめました。
幼鳥は自分でつかまえつつも、親鳥が来ると大きく口をあけ甘えた声で鳴きねだり、フナムシをもらう姿も見られました。
自立までもう少し?
企業の皆さんと干潟のごみ拾いをしました!
今日は谷津干潟での社会貢献活動の一環で、株式会社カナエの本社がある大阪や東京支店から
15名の社員の皆さんが集まりました。
青空の下で生きもの観察をした後、干潟に漂着したゴミを3袋分集めて汗を流しました!
初めて谷津干潟に来た方が多く、活動後は「楽しかった!干潟に降りると風が気持ち良く涼しかった」、
「干潟のゴミはプラスチック製品が多く、自分たちの会社の製品についても考えるきっかけにしたい」などの感想がありました。
コチドリの交尾
観察センターの前の浜にコチドリがよく来ています。
今日は猛スピードで走ったり、泥の中にくちばしを入れて採食する様子が見られました。
なんと、5月29日の夕方には交尾の様子も確認!
谷津干潟で卵を産んでくれるといいですね。
(動画は観察センターのボランティアのGさんに提供いただきました)