トウネンも渡って来ました!
谷津干潟で見られるシギの中で最も小さいトウネン。
本日が今シーズンの初認です。昨年は7月17日でしたので、5日ほど遅かったことになります。
メダイチドリがきました!
厳しい猛暑が続きますね。
さて、いよいよシギ・チドリの渡りが始まりました。
キアシシギ、アカアシシギに続きまして、メダイチドリを昨日、今季初の確認をしました。昨年は7月12日が初認でした。
小さな小さな森のハンター
今、谷津干潟公園内の遊歩道などでハンミョウが見られます。
その名はトウキョウヒメハンミョウ。
小さなハンミョウで体長は1cm未満です。
飛んでアリなどを捕まえて食べますが、
あまりにも小さく飛んでいる姿はまるでハエのよう。
よく観察しないとハンミョウだと気づかないかもしれませんね。
ムクドリの子どもたち
ムクドリの子どもたちが水浴び後の日光浴をしていました。
「あちーい、あっちいよーー」と言っているようです。
(動画は観察センターボランティアのGさんに提供いただきました)
おかえりキアシシギ!
昨日、観察センターの閉館間際に前浜に休んでいたのは3羽のキアシシギ。
子育てを終えて北の国から戻ってきたばかりなのか、その場で休憩したり、羽をきれいにしたりする様子が見られました。
通りがかるアオサギにびっくりする様子もあり、飛来したてで緊張をしているようでした。
あら、アマサギ!
珍しく6羽のアマサギが来ていました。
干潟ではあまり動かず、6羽でかたまって休んでいました。
写真は常連のお客様に提供していただきました。
空からのメッセージ
強い日差しがまぶしい今日ですが、正午ごろに空を見上げてみると太陽の周りをかこむように光が見えました。
これは「ハロ」という現象で、薄い雲が太陽にかかった時に見られるそうです。
ハロが見えると天気が悪くなると言われていますが、そうでない時も見られるそうです。
日差しを遮りたい時期ですが、空が見せる幻想的なメッセージに目を向けてみるのもいいですね。
アカテガニ3タイプ
6月末にアカテガニと公園内で遭遇したのですが、いずれも配色が異なり、面白かったのでご紹介します。
①全身が赤いタイプ 6/25(月)
一見するとベンケイガニのようですが、まぎれもなくアカテガニ。このタイプを見たのは谷津干潟公園で初めてでした。
②甲羅や足があめ色のタイプ 6/26(火)
このタイプは最もよく見かけます。小型の個体はほとんどこれ。今回撮影した個体は2個体(オスとメス)いたのですが、大きさはそこそこ大きく、ハサミも赤くて立派でした。
③脚が黒く、甲羅の前縁が黄色のタイプ 6/28(木)
とても精悍な感じです。ここまで色がはっきり出ている個体は谷津干潟公園で初めて会いました。
谷津干潟公園のアカテガニは、公園内の林の成長とともにこの5年くらいの間によく観察されるようになったと思います。
皆さんも、公園林内の歩道を歩くときは注意してみて探してみてはいかがでしょうか。
その実態は・・・
公園内で雨にぬれていたのはアズマヒキガエル。
少し素早く歩いていたので、何か起きる予感がしてその動きを目で追いました。
アリの巣のそばまで来るとじっと静止、と思ったら巣を出入りするアリを舌で捕まえて食べました。
「アリを食べるの!?」と驚くそばでヒキガエルはさらに2匹、3匹とたいらげてしまいました。
その後、のそのそと草むらに消えてしまったのでした。
いつもは捕まえて観察することが多く、アズマヒキガエルはのんびり屋な印象だったのですが
本来の姿は虫を捕まえて食べるハンターだったんだなと気づかされました。
なおアリを捕まえる動作があまりにも素早く、写真に撮ることはできませんでした。
カワセミ
今の時期の淡水池はカイツブリやオオヨシキリなど子育て真っ最中の鳥が見られます。今日は久しぶりにカワセミの幼鳥が来ました。しかしあっという間に飛び去ってしまいました。
池には小魚がたくさんいるので、魚を狙いにやってきたのでしょうが、子育て中の鳥たちに威嚇されて居心地が悪かったのかもしれませんね。
(写真は常連のお客様にいただきました)