霧の朝
今朝の8時の谷津干潟は、濃霧に包まれ真っ白でした。
恋はうまくいく?
カモの仲間が恋の季節に入り、オスがメスに向けてアピールをしている様子がよく見られています。
今日はコガモのオスが求愛ダンスをしていたのですが、はたして意中のメスに思いは届いたのでしょうか。
谷津干潟の夕日
先日の帰り道、谷津干潟の遊歩道から見る夕日が綺麗でした。
風もなく、鏡のように景色が水面に映っていました。
自然の世界
昨日の夕方、観察センターによく遊びに来る小学生から「鳥がケンカしてる!」と聞き、
その場所に駆けつけると、そこにいたのはカモを押さえつけているオオタカ。
どうやらオナガガモを仕留めたようで、動かなくなったカモの羽根をクチバシでむしりはじめていました。
その姿を見た小学生たちは「かわいそう!こわい!」と衝撃を受けたようでしたが、
「カモを食べないとオオタカが生きていけなくなっちゃうよ」とレンジャーから一言。
とたんに目をそらさずに、真剣に観察をしていました。
子ども達と生きものの命について一緒に考えるきっかけになりました。
セイタカシギのドジョウすくい
観察センター内のカフェから見える池でセイタカシギがドジョウを捕まえ、食べていました。
アオサギやダイサギが食べている所はよく見ますが、セイタカシギも食べるんですね。
光り輝く、コガモ翼鏡
谷津干潟に飛来するカモの中で一番小さいコガモ。
オスの羽もようでひときわ光り輝いているのは、翼鏡と呼ばれる羽です。
光の当たり方で緑や紫色に見え方が変わる魅力的な羽。
これから求愛シーズンを迎えるため、羽の美しさをアピールすることでしょう。
ちなみに、コガモは1月13日には今シーズン最大の332羽を確認しました!
ハマシギ、今季初の1,000羽超え
潮が引き始めた14時過ぎ、ハマシギの群れが続々と入ってきました。
カウントしてみると1,007羽確認され、今季最大の飛来数となりました!
イカした発見!
定期的に干潟内で実施している魚類調査でイカが見つかりました。
大きさは3cmほどでゆらゆらと泳ぐ姿がとてもかわいらしいです。
タカまつり?
ミサゴ、オオタカ、ノスリ、ハイタカ・・・。
最近はよくタカ類が観察できます。
5日(土)にはツミも確認されました。
居ついてしまうと鳥が寄らなくなるのでほどほどに・・・(笑)
(あ、ミサゴは魚食なので関係ないですね)
本日のオオタカ(6日にイソシギを捕えた個体でしょうか)
先日6日のノスリ(水浴びをしたのか羽を広げて乾かしていたようです)
ジュニアレンジャーは逃さない!
ここ最近谷津干潟によく飛来するタカたち。
今日はなんとオオタカの若鳥が狩りをする様子が見られました。
淡水の池にある木に止まっていたオオタカが飛び出した先にはイソシギ。
「捕まえたイソシギをつかんだまま干潟の水の中に沈めたんだよ。弱らせようとしたんじゃないかなぁ」
「センターの前浜で食べるかと思ったけど、そのまま飛んで行っちゃったよ」
状況を見ていた2人のジュニアレンジャーは臨場感たっぷりに教えてくれ、写真を見せてくれました。
その後2人はレンジャーコーナーにある「今日の見どころ」に早速紹介記事を書いてくれました。
谷津干潟の自然の変化を敏感にキャッチするジュニアレンジャー達。
彼らがどんな生きものの様子を見つけてくるのか楽しみです。