夏の日差し降り注ぐ谷津干潟
今日から8月がスタート!今朝は久しぶりに青空が広がりました。
潮の引いた干潟ではピピピピィーとキアシシギの声が鳴り響いていました。
今日はトウネンの飛来も確認!シベリアなどで子育てを終えた渡り鳥の訪れとともに夏がやってきました!
歩道橋を渡るカニ
最近、館内や園内でよく見るカニたち。
特に雨の降る日に谷津干潟付近を歩いているのをよく見かけます。
先日の夜は何段もある階段を登って、歩道橋の上を歩いていました。
どこまで旅をするのでしょうね。
ヒマワリが咲きました!
観察センター正面玄関の花壇にまいたヒマワリの種がすくすく成長し、花を咲かせました。
大人の背丈を越える高さにある花は見ごたえがあり、夏の風景を彩ってくれています。
花にはツチバチの仲間が花粉まみれになっている姿がありました。
ヒマワリの開花を楽しみにしていたのは人間だけではなかったようです。
壁にひそむのは・・・
アオダイショウが観察センターの壁面をはっているところを発見!
大きさは1メートルほどで横斑模様があり、幼蛇のようです。
観察した後、草むらへはなすとスルスルと木に登って隠れてしまいました。
食べる食べられるの関係
谷津干潟の遊歩道沿いでスズメの幼鳥がアブラゼミを捕らえ格闘していました。
やがてスズメはアブラゼミの頭部をつつき食べ始めました。
アブラゼミはいつまでも動きを止めず、いたたまれない気持ちになりましたが、生きるためにはどちらかが捕食者にならなければなりません。生きもののつながりを感じる瞬間でした。
スズメガを愛でる
7月19日にスズメに食べられるスズメガの幼虫を紹介しましたが、最近スズメガの成虫も現れました。
模様の特徴からシモフリスズメのようです。
触るとキイキイと音をたてて威嚇されました。
大きな目と、もこもことした体毛がかわいかったです。
ゴーヤーの花
自然観察センターではエアコンの使用をできるだけ少なくできるよう、ゴーヤーによる日差しよけ(グリーンカーテン)を育てています。
春に植えたゴーヤーも順調に成長し、花も咲き、実もなり始めました。
ゴーヤーの花言葉は「強壮」だそうです。
栄養豊富なゴーヤーらしい花言葉ですね。
黄昏時のカマさん
帰り道、遊歩道の柵に2センチ位の小さなカマキリがいました。
夕日を前にたたずむ姿は、まるで映画のワンシーンのようでした。
スズメがスズメガを食べる!
午前中、観察センターで活動する高校生・大学生「谷津干潟ユース」のメンバーと遊歩道を散策していたところ、
くちばしに何かくわえたスズメを発見。
双眼鏡でスズメがくわえたものを観察してみると、スズメガの幼虫!
地面にたたきつけて、少しずつ食べる様子も観察できました。
写真は谷津干潟ユースからの提供です。
帰ってきたよ!キアシシギ
昨日(7月16日)の15時過ぎ、5羽のキアシシギが観察センター前の浜に降り立ちました。繁殖地から戻ってきたようです。
昨年は7月13日に確認。今年は3日遅れの到着となりました。
まだ梅雨は開けておりませんが、繁殖を終えたシギたちが谷津干潟に渡って来る季節が始まりました!