「水元かわせみの里キッズボランティア×谷津干潟ジュニアレンジャー交流会in谷津干潟」実施!
7月17日、東京都葛飾区の水元かわせみの里から小1~6年のキッズボランティア16人と保護者の皆さん、スタッフ総勢約30人が観察センターにやってきました。
交流会ではジュニアレンジャーとキッズボランティアが一緒に干潟の生きもの探しや野鳥観察を楽しんだり、ジュニアレンジャーの活動発表をしました。


活動発表後の質問タイムでは、
水元かわせみの里キッズボランティアのメンバーから
「谷津干潟の好きなところは?」
「ジュニアレンジャーをやっていてよかったことは?」
の質問が。ジュニアレンジャーは
「谷津干潟は街の中にあって、色々な生きものがいるのがいいところ」
「干潟に入って生きものとふれあえるのがいい」
「ジュニアレンジャーに参加して他の学校や学年の仲間がたくさんできた!」
など、お互いの活動を学び交流を深めました。
また、今回は谷津干潟で活動する高校生・大学生世代の谷津干潟ユースが運営に携わり、子どもたちの活動を盛り上げてくれました。



9月11日には谷津干潟ジュニアレンジャーが水元かわせみの里へ行って交流する予定です(^o^)/
ジュニアレンジャー、谷津干潟の日フェスタに向け準備中!
いよいよ今週末に迎える谷津干潟の日。
谷津干潟ジュニアレンジャーによる「さわってみよう干潟の生きもの」コーナーを行うために生きもの採集を行いました。
不慣れなメンバーの手を取り助け合いながら、干潟東部の通称「あひる島」に到着。
班ごとに分担し「オキシジミがいたから貝班にあげるよ」「ヤマトオサガニを探して~」
など声をかけ合いながら、カニ、貝、ヤドカリ、魚などを捕まえました。
今週4日(土)5日(日)は1階観察フロアで、元気なジュニアレンジャーが生きものやその触り方をご案内します。
みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね!
谷津干潟ジュニアレンジャー、生きもののすみか作りに挑戦!
今回の活動は、淡水池のガマや公園内の剪定枝などをつかった堆肥場「バイオネスト」作り。
はじめに以前作られたバイオネストの様子を見学しました。
掘り返し、分解され黒々とした土やハサミムシが出てくると、「堆肥ってる!」の声。
大きな朽ち木の下はヒキガエルやクロベンケイガニなど、生きもののすみかになっていました。
作業では、ときには自分の背丈より大きな枝を、みんなで協力して林の中から運びだしました。
ジュニアレンジャーのアイディアで支え木を立て、それに沿って円形に枝を組んでいくとバイオネストの完成!
中に刈ったガマを入れました。
ジュニアレンジャーからは、
「疲れたけど楽しかった。またやりたい」
「初めての活動だったけど、手探りで作るのが楽しかった」
「堆肥になっていく様子を見てみたい」
などの感想がありました。
今回作ったバイオネストが生きもののすみかになっていく様子を、今後観察していきたいと思います。
谷津干潟ジュニアレンジャーSTEP3・第12期生誕生!
ジュニアレンジャーSTEP3のオリエンテーションを行い、新たに5名が仲間入りしました。
レンジャーから活動の内容や心構えの説明を受け、先輩ジュニアレンジャーからは活動への思いを聞きました。
最後に観察センター所長から名札をかけてもらい、
「鳥を見分けられるようになりたい」
「谷津干潟のことを色々な人に教えたい」
「谷津干潟以外の自然も守りたい」
と目標を宣言してくれた12期生のジュニアレンジャーたち。
これからの活躍が楽しみです!
ジュニアレンジャー元気いっぱい
ジュニアレンジャー参加する子どもたちが朝から遊びに来ています。
本日は観察センターの外でダンゴムシを探し、ダンゴムシレースに挑戦しています。
石の下や落ち葉の下など、ダンゴムシがいそうな場所を探し、捕まえてた数はなんと7匹!
「体が大きいのに、足がはや~い」
「おなかに白い模様みたいのがある。なんだろう?」
「ダンゴムシの耳ってどこにあるのかなぁ?」
レースをしながらもたくさんのなぜ?が。
身近な生き物にも不思議がいっぱいなようです。


春休みもジュニアレンジャー活躍中!
4月から小学5年生のNさん。
谷津干潟ジュニアレンジャーのブルーのユニフォーム姿で朝から来館者案内に取り組んでくれました。
大人のお客さまから、…
「いつからこの活動をしているの?」
「やっぱり鳥好きなの?」
など感心の気持ちを込めた優しい言葉をかけてもらっていました。一生懸命伝えようとする気持ちがきちんと伝わっています。
Nさんは、バードカービングや鳥のぬいぐるみなど展示を使って上手に案内していました。まさにジュニアレンジャーの鏡!
館内でお弁当や宿題をすませ、午後は春休みで来館した子どもたちの相手をして大活躍でした。
谷津干潟の自然には、人と人を結びつける効果があると常々思っています。まさにそれが実現していて、私たちスタッフにとっても励みになる出来事でした。
ありがとう、ジュニアレンジャー!!


ジュニアレンジャー野鳥カウント調査に挑戦!
今日は谷津干潟での野鳥カウント歴40年以上の石川勉さんと一緒に干潟の西側でコガモやオオバンの群れを数えたり、ホオジロガモの潜水やスズガモが二枚貝を食べている様子をじっくり観察。
公園内ではコゲラの巣穴や木をつついた痕跡も発見しました!
活動後、ジュニアレンジャーからは
「石川さんやレンジャーさんと近い数をカウントできてよかった。これからもカウントをしたい」
「カウント調査する時に鳥がいち早くミサゴに気づいて逃げたのはすごい」などの感想がありました。
石川さんからは今年の冬の渡り鳥の飛来状況などのお話をしていただきました。
同行した若手ボランティアSくんからは
「若い人でカウント調査をしている人は少ないので、小中学生の頃から経験しているジュニアレンジャーは将来貴重な人材になると思う。これからも続けていってほしい」とのメッセージ。
谷津干潟での「発見」を楽しみながら、次の世代の子ども達と共にカウント調査を続けていきたいと思います。


ジュニアレンジャー小学生リーダー、活動の運営に挑戦!
年末恒例の「お楽しみ会」。
今年は小学生リーダーを中心に企画・実施に挑戦し、中学生リーダーがそのサポートにあたりました。
当日は29名のジュニアレンジャー、保護者8名、スタッフ3名の合計40名が集まり、まずは、決められた人数でグループを作るゲームや、グループ対抗の生きものの写真の虫食いクイズで交流しました。
場がほぐれた所で今年の活動をスライドショーでふりかえり、来年の目標を1人1人立てました。
目標では、今年STEP3に加わったメンバーから「早くリーダーになりたい」と多数挙がり、理由をたずねると照れくさそうに「今のリーダーが立派だから」の一言。お楽しみ会を実行するリーダーの姿を、憧れのまなざしで見ていたようです。
リーダーからは「中学生や受験生になってもできるだけ活動にくる」、「小学生のメンバーを支えたい」と頼もしい言葉がありました。
午後は外あそびやみんなで作ったフルーツポンチとお菓子を楽しみ、笑顔の絶えない一日になりました。
終了後、リーダーとのふりかえりでは
「アイスブレイクでみんなと仲良くなれた。これからの活動でもやると良いと思う」、
「フルーツポンチ作りは予め分担を決めておくとスムーズだった」
「盛り上がると、司会の話を聞いてくれない子もいた。リーダーが中に入って注意しては」
などの意見がありました。
来春には次年度に取り組みたいことの企画会議にも挑戦するリーダー達。
今回の経験を踏まえてどんなアイディアが出てくるか、今から楽しみです。
熟練の技を次世代に!!
観察センターボランティアのよしずグループとジュニアレンジャー総勢22名が集まり、
淡水池のヨシ刈り&ヨシ干し作業を行い交流しました。
はじめにボランティアのリーダーから、鎌の使い方を教わりヨシ刈りを体験。
そして、刈ったヨシをたばねて運びました。目標の範囲をすべて刈り終え、運んだヨシをたてかけてひとつにまとめました。
これから冬の冷たい風で乾かし、来年の春に皮むき作業を行い、「よしず作り体験教室」やジュニアレンジャーの「よし笛作り」等で活用します。
活動後、ジュニアレンジャーからは
「ヨシを刈った後に色々な鳥が来ていて刈った達成感があった」
「泥にはまったけど、みんなで協力して最後までできたのでよかった」
ボランティアからは
「初めての子が多くて目標の範囲を刈れるか心配だったけど、ジュニアレンジャーの力はすごい!」
「今日刈ったヨシで実際使われるのは2割くらい。皮むき作業も一緒にやりたい」などの感想がありました。
ボランティアが持っている熟練の技を次世代に伝える”世代間の交流”の場をこれからも作っていきたいと思います。
未来の谷津干潟を守る人材を育てる、ジュニアレンジャーリーダー合宿開催!
10月31日~11月1日にかけて横浜市の野島海岸を訪れ、地元のこどもエコクラブ「のじま自然観察探見隊」の皆さんとの交流を兼ねて行いました。
参加したのはジュニアレンジャーのうち「リーダー」と「次期リーダー」のメンバー合わせて11名です。
また5名の保護者に食事作りや移動のサポートをして頂きました。
1日目はさっそく干潟に入って生きもの探し!
あいにく潮位が高かったのですが、ジャブジャブと浅瀬に入り「今夜のおかずだ!」とアサリ捕りに熱中しました。
(翌日にお味噌汁にして食べました)
他にもアメフラシを見つけたり、地元の漁師さんにアナゴやカワハギを見せてもらう等、谷津干潟ではあまり見られない生きものにジュニアレンジャー達は興味津々。
また野島海岸でもアオサが見られることや、泥の質など谷津干潟と同じ点や違う点にも気づきがありました。
夜はバーベキューやパン作りを楽しんだ他、お互いの活動発表を行い交流会は終了しました。
2日目のメインはワークショップ。
「リーダーに必要な力は何だろう?」というお題に対して、各自の意見を出し合い、グルーピングすることで共有、整理します。
メンバーからは「まとめる力」、「協力する力」、「教える力」を始め10個もの要素が挙がりました。
中には「楽しむ力(メリハリをつけて活動できる)」や「みんなの中心になる」など、大人が唸ってしまうような意見も!
1人1人の中にあった“理想のリーダー像”やみんなで目指すべき方向を確認する貴重な時間となりました。
これから後輩たちをひっぱり、ジュニアレンジャーの活動を盛り上げていく存在になるリーダー達。
その自覚が芽生え始めたことを感じられた2日間でした。