ジュニアレンジャー企画「お楽しみ会」をしました

ジュニアレンジャーリーダーが企画する「お楽しみ会」。
今回は小学生リーダーを経験豊富な中学生リーダーがサポートに入って企画を進めていきました。

「会ったことがない人同士が話せるようになるといいね」
「年上年下関係なく仲良くなってもらいたいよね」
「谷津干潟ジュニアレンジャーらしいゲームをしたいね!」

目標は「ジュニアレンジャー同士が楽しくなること、仲良くなること」。
この目標を達成するためにどんなことをしたらいいのかを話合い、準備を進めていきました。

お楽しみ会当日はジュニアレンジャーSTEP3、リーダー合わせて23人と6人の保護者の方が参加しました。
アイスブレイクでは「私はだ~れ?」というジェスチャーゲームでグループを作ったり、
グループで手をつなぎ合って知恵の輪をするゲームをしてみんなで交流しました。
あまり話したことがない子同士も仲良くおしゃべりする様子があり、
リーダーが目指す「ジュニアレンジャー同士が仲良くなる」に近づけていたようでした。

少し体を動かした後は1年間どんな活動があったのかを写真を見ながらふりかえりました。
「2017年の目標を立てよう!」
ふりかえり後は1人1人が目標をたてて発表をしました。
STEP3の子1人ずつにマイクを回し、みんなの目標に耳を傾けるリーダー。

「リーダーになってみんなをまとめたい!」
「干潟の生きものを覚えたい!」
などSTEP3からは活動の意気込みがつまった目標が掲げられていました。

一方リーダーからは、
「年下に丁寧に生きものを教えたい」
「経験を色んな人に伝える」
といった次のメンバーたちへ受け継ぐ意思が挙げられていました。

午後はリーダーを中心に外でかくれんぼや、カウンターを使って鳥のカウント大会、
みんなでおやつを食べたりなどして、終始楽しく活動ができていました。
年上年下関係なく交流をし、谷津干潟ジュニアレンジャーならではの活動があり、
リーダーが目指す目標や思いが達成できたように見えました。
最後はSTEP3もリーダーも協力して片づけをしており、いい仲間関係ができた瞬間でした。

企画をしたリーダーたちのふりかえりでは
「みんな仲良く交流できていたと思う」
「STEP3の子たちが積極的に関われるような活動を入れたら良かった」
などの意見があげられ、反省も多かったようですが、
企画から運営まで行ったリーダー達は大きく成長をしたようでした。

年が明け、今度は2月4日の「世界湿地の日」でジュニアレンジャーコーナーが予定されています。
こちらのコーナーはSTEP3とリーダーが協力して企画していきます。
どんなコーナーができるのか、お楽しみに!

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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2017.01.13

3つのラムサール湿地の子どもたちが谷津干潟に集合!

谷津干潟と同じくラムサール登録湿地の藤前干潟(名古屋市)と韓国のウポ沼(昌原市)。
互いのビジターセンターを拠点に交流していることから3つの湿地の子どもたちの交流会が行われ、谷津干潟からはジュニアレンジャーSTEP3・リーダー計17名が参加しました。

まずは観察センターの若手ボランティアの進行のもと、ジェスチャーゲームで仲間づくり。
初めは同じ湿地の子同士で固まっていたのが次第に打ち解け、クラゲやゴカイなど生きものの物真似に会場は笑顔に包まれました。

午後はグループごとの生きもの観察と各湿地の活動発表。
ウポ沼ではトキと共生できる田んぼ作りを行っている事、藤前干潟は谷津干潟と同じく市民運動で守られたこと等を学びました。

終了後、ジュニアレンジャーからは、
「初めは韓国の人の言っていることがわからなかったけど、段々仲良くなれてとてもうれしかった」
「韓国の人に谷津干潟の生きものの名前を教えてあげられた」
「他の湿地はどこも谷津干潟より広く、谷津干潟とは違う生きものがいて驚いた」
などの感想がありました。

同じラムサール湿地でも環境や活動に違いがあること、地域や国を越えて仲間になれることを感じ取ってくれたようです。




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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.11.10

干潟の生きもの調査を行いました!

寒さが増した10月10日、ジュニアレンジャーリーダー・STEP3による秋の干潟の生きもの調査に中学生リーダー5人をふくめた12人が参加しました。

15分間の表面調査ではカニや貝など18種類の生きもの確認。
掘り返し調査では水のあるところの方が生きものの種類が多い結果となりました。
夏の調査で多かったソトオリガイはひとつも見られず、変わりにミズクラゲが数多く見られ、季節の移り変わりを干潟からも感じることができました。

また、メンバーをまとめる中学生やSTEP3新メンバーを優しくサポートするリーダーの姿がかっこよかったです!
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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.10.18

谷津干潟の生きもの調査を実施しました!

8月16日に干潟の生きもの調査を行いました。
干潟を移動するのは足をとられて大変ですが、みんな上手に一歩一歩進んで行きます。
調査を行うのは谷津干潟の東側にある「あひる島」です。

今回は生きものを土の表面と土の中に分けて探しました。
土の表面の調査では歩く生きものや、石の隙間にいる生きものを一人一人が歩いて探しました。
続いて土の中の調査では「水がない場所」と「水の中にある場所」の2つに分けて土を掘り、
ザルのような道具「ふるい」を使って泥を洗い流し、生きものを集めました。

昼食の後は集めた生きものの種類調べです。
どんな生きものが見つかったのか、記録にとりました。

「土の表面の方が生きものが多かったね」
「水の中の場所の方が水がない場所よりも生きものが多いよ」
「ホソウミニナが一番多く見つかってるね」

生きもの調査を通して気がついたことをわかちあいました。

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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.09.28

谷津干潟ジュニアレンジャーと水元カワセミの里キッズボランティア・かわせみキングスが交流しました!


9月11日、谷津干潟からジュニアレンジャーと引率スタッフ、総勢23名が水元カワセミの里を訪問しました。

交流会では最初にスタッフの佐藤さんから水元公園の歴史のお話やキッズボランティアによる活動発表がありました。
谷津干潟の約3倍もある広い水元公園は、昔は海だったことを知りました。
キッズボランティアは小学1~6年生が一緒に活動し、カワセミの巣の整備やゴミ拾いなどしているそう。


野外活動では網を片手に魚とりや虫とり体験!
会場のかわせみの里ふれあいルームからはカワセミが何度もみられました。

交流会の最後にはジュニアレンジャーと水元カワセミの里キッズボランティアがこれから一緒にやりたいことを話し合い、発表。

「お互いの活動を体験したい」
「お互いの自然をガイドする」
「一緒にゴミ拾いをしたい」

など、色々なアイデアが出てきました。
今後も、お互いの地域の自然や活動の違いと共通点を学びながら、
交流を深めていきたいと思います。

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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.09.24

谷津干潟ジュニアレンジャー、野鳥のカウント調査に挑戦!

この活動は「干潟を知る」テーマのひとつ。
「アオサギはなかなか魚が捕れないね」「カワウが流れに流されながら潜ってる!」など、観察し発見を楽しみました。

カウントでは班ごとに分かれてカワウやサギ類などの数を数えました。
今回は初めてカウントに挑戦するメンバーが多かったのですが、班リーダーにサポートしてもらいながら和気あいあいと楽しみました。
カウント結果は、サギ類58羽、カワウ38羽でした。

ジュニアレンジャーからは、

「サギもいろいろなサギがいるんだと思った」
「あんまりいないな、と思ったけど数えたらけっこういた」
「これから冬になったら数がどう変わるか気になる」

などの感想がありました。

次回のカウント調査は来年3月の予定です。
今回との違いに注目しながら観察したいと思います!

 

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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.09.06

谷津干潟ジュニアレンジャー、第13期生誕生!

谷津干潟ジュニアレンジャーSTEP3のオリエンテーションが行われ10名が仲間入りしました。
レンジャーから活動内容や心がまえを話した後、観察センター所長から名札を授与してもらいました。

13期生のジュニアレンジャーからは、

「自然を大切にするジュニアレンジャーになりたい」

「干潟をきれいにしたい」

「お客さんの疑問に答えられるように色々なことを覚えたい」

「ジュニアレンジャーとして堂々と行動したい」
などの目標の宣言がありました。
10名の今後の活躍が楽しみです!

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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.09.06

ジュニアレンジャー、韓国に行く!

7月26日~30日、韓国・安山市で行われた日・中・韓・ミャンマー・カンボジアの5ヵ国の湿地で活動する子供たちの交流会に谷津干潟ジュニアレンジャーSTEP3とリーダーの小中学生5名が参加しました。先日のご報告どおり活動発表を各国に向けて行ったほか、湿地学習を行う地元小学校を見学しました。

小学校では塩田での塩づくりの授業を体験し、学校の眼前に広がる広大な干潟を体感しました。東京湾には生息しないシオマネキのダンスや、谷津干潟でおなじみのトビハゼやヤマトオサガニなど比較しながら観察したほか、「かつての谷津干潟周辺もこんな風景だったんだよ」というスタッフの言葉に驚いていました。

交流会は韓国をのぞく4ヶ国の子供の共同生活。はじめは「おかずが辛い」「同じ部屋の子と話が通じない」と、言語や文化の壁に戸惑っていたジュニアレンジャー達でしたが、1日また1日と他国の子ともコミュニケーションが取れるようになり、最後にはふざけあって笑い、抱き合って別れを惜しんでいました。この交流会をとおし、言語や文化の違いを越えコミュニケーションを取れることに自信を持てたようです。
またそうした子供達の姿に大人も励まされる思いがしました。
そして、子供達の未来により良い湿地環境を手渡すため、アジアの国々が手を取り合うことの大切さを改めて感じた5日間でした。

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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.08.03

谷津干潟ジュニアレンジャー、アジア各国に向けて活動を発表!


26~30日まで韓国·安山市での交流会に参加中のジュニアレンジャーSTEP3·リーダーの5名。
2日目の今日は日中韓に加えミャンマー·カンボジアの5ヵ国の参加者の前で谷津干潟とジュニアレンジャーについて、また今後の目標を英語で発表しました。

母国語で発表する子も多い中、自ら慣れない英語でのスピーチを選択、挑戦したジュニアレンジャーたち。
しっかりと谷津干潟と自分たちの活動をアピールし、会場からは暖かい拍手と「子供達に向けた活動は重要だ」というコメントが寄せられました!


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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.07.29

谷津干潟ジュニアレンジャー代表、いざ韓国へ!

7月26日から30日まで、ウエットランド韓国が主催するアジアの湿地で活動する
子どもの交流会に谷津干潟ジュニアレンジャーSTEP3・リーダー5名とレンジャーが参加します。

今朝、9時の飛行機で韓国インチョンへ旅立ちました。
今回の交流会に参加するのは、韓国、中国、カンボジア、ミャンマー、日本の5か国の子どもたち。
日本からはラムサール条約登録地の東よか干潟(佐賀県)、藤前干潟(愛知県)、谷津干潟が参加します。

交流会では、谷津干潟やジュニアレンジャーの活動を英語で発表する予定です。
韓国の湿地を体感し、様々な国の人たちとの交流を通してどんな学びがあるのか楽しみです!
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谷津干潟ジュニアレンジャー | 更新日:2016.07.26
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