「谷津干潟の日」
2012年6月9日(土)参加者14名(+保護者8名)
6月9日・10日にラムサール条約登録を記念したお祭り「谷津干潟の日」が開催されました。
ジュニアレンジャーはオープニングセレモニーでの開会宣言や「さわってみよう!
干潟の生きものコーナー」で案内を行いました。
●ジュニアレンジャーの感想
「小さい子も大きいカニをさわっていてすごいと思った」
「お客さんが干潟の生きものに興味を持ってくれてよかった」
オープニングセレモニーではリーダーが「谷津干潟の日を楽しみましょう!」と元気いっぱいの開会宣言をしました。
一番人気のヤドカリ。生きものの持ち方もやさしく教えました。
小さな子もおそるおそるさわります・・手にのせることができるとうれしそうにしていました。
干潟で採集してきた生きものには、それぞれ手作りの生きもの紹介カードをそえました。
貝を手にのせて重さくらべ。それぞれの特徴も案内しました。
カニを腕や背中、頭にまでのせるジュニアレンジャーを見て、お客さんも驚いていました。
「アオサの堆肥で緑のカーテンをつくろう」
2012年5月6日(日)参加者7名
公園内の落ち葉でできたふよう土と干潟のアオサを肥料にして、
観察センターに緑のカーテンをつくるためゴーヤの種をまきました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ふよう土からたくさんミミズがでてきてびっくりした」、「アオサにくっついていたハゼの子どもを見つけた」
「落ち葉とふよう土をふるいにかける作業が大変だった」、「生のアオサが一番ゴーヤが収穫できるのでは?」
緑のリサイクルでできた落ち葉のふよう土をスコップで掘り、リヤカーで運びました。
干潟でアオサを集めてプランターのひとつには生のままちぎって肥料にしました。
指の太さほどのミミズの発見にみんなびっくり。リヤカー4杯のふよう土の中に25匹のミミズと11匹の幼虫がいました。
2つめのプランターには2月につくったアオサの堆肥を混ぜました。
ゴーヤの種をまいたあとはたっぷり水をあげました。
4つ(ふよう土のみ、生アオサ、乾燥アオサ堆肥2月、3月)4つのプランターが完成。どれが一番ゴーヤが収穫できるか楽しみです。
「チュウシャクシギのねぐら入り調査」
2012年4月29日(土)参加者12名
春、北国への旅のとちゅうに、夜だけ谷津干潟で休む渡り鳥「チュウシャクシギ」。
そのねぐら入りの様子を観察しながら、飛来してきた数をカウントしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「オオソリハシシギと似ていて見分けるのがむずかしかった」
「暗くなると増えていったのがわかった」
「片足立ちで寝ているチュウシャクシギが、ケンケンしながら移動しているのがおもしろかった」
チュウシャクシギがどんな鳥なのか、まずはクイズを交えてレンジャーから紹介しました。
班ごとに分かれ、望遠鏡でチュウシャクシギを数えました。
16時30分ごろから18時30分ころまで約2時間、合計3回数を数えました。3回目には、140~150羽ほどになっていました。
日が暮れるにつれ、コウモリが飛んできたり月が輝く様子など、夜の干潟の自然も楽しみました。
「干潟のゴミ拾いをしよう」
2012年3月25日(日)参加者11名(+ジュニアレンジャー保護者2名)
観察センターの前の浜のゴミ拾いとゴミ調べをしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ビニール袋やひもが多かった。」「ゴミ拾いをした後にセイタカシギがきてくれた」
暖かくなり活発に動くまき貝を観察。
この日、アカクラゲがたくさん打ちあがっていました。
背の高さほどあるつえのような流木も見つけました。
拾ったゴミを種類ごとに分別して、何が多いか調べました。
鳥の足にからまる危険がある、ひもをたくさん拾いました。
ゴミ拾いをしたあとセイタカシギのカップルがやってきました。
「生きもののすみかをつくろう」
2012年3月4日(日)参加者11名(+ジュニアレンジャー保護者2名)
淡水池のにぎわいプロジェクトの一環で、生きものがすみやすい環境をつくるための管理体験をしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「淡水池の泥は意外と深かった。作業の後コサギがすぐきてうれしかった。」
作業前に観察壁からジュニアレンジャーが作業する場所がどんな様子か確認しました。
レンジャーが作業に使う道具について紹介しました。初めて見る道具に興味津々。
網を使って浮いている枯れ草やアカウキクサをとりました。
レイキはソーラン節のように足腰のチカラを利用してつかいました。
集めた草はモッコにのせて運びました。「モッコ♪モッコ♪」と即興の歌に合わせリズミカルに作業をしました。
冷たい水の中の作業でしたが、泥の中にかくれていたザリガニや貝なども見つけました。
「こどもかんきょう会議ちば」
2012年2月25日(土)参加者16名
津田沼のモリシアホールで開催された「こどもかんきょう会議ちば」(主催:千葉県)に参加しました。
県内の6団体の活動や千葉工業大学によるロボットのお話や対戦などを楽しみました。
●ジュニアレンジャーの感想
「発表は緊張したけど楽しかった。他にも環境について活動している子どもがこんなにいると思わなかった。」
谷津干潟の自然や歴史の紹介やジュニアレンジャーの活動を発表しました。
会場からはヨシぶえについての質問があり、実際に吹いて見せるなど注目を集めました。
画用紙をつかった「うごくうま」づくりに熱中。できあがったら他のエコクラブの子と一緒になって競争して遊びました。
千葉工業大学の未来ロボティクス学科の先生の話を聞き、サッカーロボットとPK戦をしました。
本物のロボットを持ってみるとジュニアレンジャーは重くてびっくりしていました。
習志野市をはじめ市川市、船橋市、佐倉市などさまざまな地域の子ども達の活動を知ることができました。
「アオサで堆肥をつくろう」
2012年2月19日(日)参加者12名
干潟でアオサを集めて堆肥づくりに挑戦しました。アオサの資源活用に向けての第一歩です。
●ジュニアレンジャーの感想
「足が泥にはまって大変だった。寒い中冷たい水でアオサを洗い達成感があった。」
干潟の波がシャーベット状にこおっていました。なめてみるとしょっぱい味でした。
初めて胴長を着たジュニアレンジャー。泥にはまりながらアオサを集めました。
冷たい水でアオサを洗ったあとはアオサについている生きものを分別しました。
洗ったアオサのうち半分を干し、もう半分は生のまま使います。
緑のリサイクルでできた落ち葉の腐葉土をリヤカーで運びました。
腐葉土と生のアオサをちぎって混ぜこみました。
できあがったら、畑の野菜や花だんなどに活用する予定です。
活動後には、地元の谷津で半農半漁を営んでいた古老から昔の干潟についてお話を聞きました。
「谷津干潟エコアクション 谷津干潟をきれいにしよう」
2012年2月11日(土)参加者9名(+ジュニアレンジャー保護者3名)
淡水池のにぎわいプロジェクトの一環で、生きものがすみやすい環境をつくるため管理作業の体験をしました。
「世界湿地の日(2月2日、ラムサール条約が結ばれた日)」を記念して、谷津干潟に漂着したゴミを拾うイベントを行いました。
ジュニアレンジャーはサポーターとしてイベントのお手伝いをしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ライター10個、電球が3つ落ちていた。決められた日に捨てればいいと思った。」
ジュニアレンジャーはこどもチームのリーダーとして、あいさつをしました。
ヨシ原部隊は奥の方まで進み、電球などたくさんのゴミを拾ってきました。
泥の中にうまっているお菓子のゴミなども拾いました。
泥にはまった仲間の手をとり助け合います。
見つけたカニの殻を参加者に見せ、オスメスの見分け方を紹介しました。
大人からこどもまで約60名の参加者やスタッフが力を合わせてたくさんのゴミを拾いました。
「谷津干潟もちつき会」
2012年1月21日(土)参加者18名
観察センター主催のもちつき会のお手伝いをしました。
当日は入館無料となり1500人以上の来館者でにぎわい、ジュニアレンジャーの各コーナーも大盛況でした。
●ジュニアレンジャーの感想
「ベーゴマは大人がいっぱいきた。自分も回せるようになったし他の人も回せるようになってよかった」
始まる前にみんなで円陣を組んで「谷津干潟もちつき会を成功させるぞー!」と気合ばっちり。
谷津干潟かるた会は2回合わせて30名ほどの参加者が集まり白熱したかるたとりになりました。
望遠鏡や鳥の羽など道具をつかって、今見られる鳥や干潟の案内をしました。
昔遊びコーナーでは大人に人気のベーゴマ、子どもに人気のメンコで盛り上がりました。
ジュニアレンジャーが問題を考えた谷津干潟クイズコーナー。景品は手作りイラストのシールをプレゼントしました。
終わった後に、みんな充実した笑顔で記念撮影。
「鳥のカウント調査」
2012年1月9日(祝・月)参加者10名
冬の谷津干潟で鳥のカウント調査を行いました。
干潟を一周しながら、カウンターを使ってカモやダイゼンなどのカウントに挑戦しました。
●ジュニアレンジャーの感想
「水面にうつった鳥まで数えてしまった。動きがはやい鳥はカウントが大変だった。」
観察前にレンジャーが数日前に現れたオオタカや冬の渡り鳥について紹介。
遊歩道から近くにいたカモを観察していると・・・
カモの群れがいっせいに飛び立ちました。
上空を見上げると2羽のミサゴ。カラスに追われていました。
干潟の周りを歩きながら、ゴミ拾いもしました。
カウンターを使ってカモのカウントに挑戦。