2月16日、干潟の音楽会”水月鏡花”を行います。
昨年好評だった、ピアニストの猿楽(さるがく)さんをお迎えし、谷津干潟の夜景を楽しむ音楽会を行います。今回は地元の小・中学校出身のバイオリニスト阿部志織さん、篠笛の中林利恵さん、パーカッションの曲淵秀介さん、チェロの所花名さんにご出演いただきます。
谷津干潟の夜景とともに豪華キャストによる自然や谷津干潟をテーマにした演奏をお楽しみください。
●日時 2月16日(土) 18時30分~20時(会場は18時より)
●場所 谷津干潟自然観察センター館内フロア
●参加費 2,000円(ワンドリンク付き、入館料込み)
●このイベントは事前申し込みイベントとなっております。観察センターまでお申し込みください (電話 047-454-8416)
●詳細はこちらのページをご覧ください。
●音楽会のチラシはこちらからダウンロードできます。
干潟の音楽会 水月鏡花
世界湿地の日まつり、大盛況でした!
本日の来場人数は2073名でした! 地元ダンススクールの子どもたちによるダンス、ジュニアレンジャーによるオリジナル劇、野鳥観察、バードコールなどの工作、テントブースでの美味しい食事など、谷津干潟を満喫していただきました。また、豪州ブリスベン市との訪問報告会を行い、谷津干潟とオーストラリアとのつながりを感じていただけたことと思います。
「長年近くに住んでいたけど、こんないい所だったのね」という感想をいただき、多くの方に足を運んでいただく良いきっかけになったのだと思います。ご来場ありがとうございました!
千葉県立中央博物館学芸員トーク第一弾!「谷津干潟にやってきたスナメリ~東京湾のクジラたち~」を開催しました!
今回の講師は県立中央博物館研究員の宮川尚子さん。
昨年5月に谷津干潟で初確認されたスナメリやクジラ類の不思議な生態についてたっぷりお話ししていただきました。
スナメリは千葉県のレッドデータブックで一般保護生物Dの絶滅危惧種。東京湾に唯一住むクジラの仲間です。
宮川さんは「東京湾では新生児の座礁の記録はあるが、おとなの個体は少ない。今回、谷津干潟で発見されたスナメリはおとなのメスで極めて貴重な記録」と教えてくれました。
参加者の皆さんからは「谷津干潟にどうしてきたのか」、「スナメリの語源は」、「東京湾には何頭くらいいるのか」などスナメリについてたくさんの質問が寄せられました。
谷津干潟で発見されたスナメリは調査研究の為、中央博物館に運ばれましたが、今秋には骨格標本の巡回展示として谷津干潟に帰ってくる予定です!!
蜜蝋キャンドル作りを楽しむ!
1月14日、谷津干潟のミツバチの環境プログラム”はち育”のアドバイザーの養蜂家の鈴木一氏をお呼びして、蜜蝋を使ったキャンドル作りイベントを行いました。鈴木さんから色や温度、香りなど蜜蝋の特徴についてのお話しをしていただき、出来上がったキャンドルに火を灯し谷津干潟で採れた蜂蜜の試食も行いました。
参加者の感想は、
「蜜蝋を紐につけてだんだん太くなっていくのが楽しかった」
「時間をかけてゆっくりと作る楽しさがあった」
「暖かい炎が癒されます」
「蜂蜜が美味しかった。ミツバチの労働の結晶、大切にいただきます」
「蜜蝋や蜂蜜を提供してくれるミツバチに感謝です」
など。
1本の糸がロウソクになるまでのゆったりとした時間を楽しみ、蜂蜜や蜜蝋に感謝の気持ちを教えてくれたイベントになりました。
タカまつり?
ミサゴ、オオタカ、ノスリ、ハイタカ・・・。
最近はよくタカ類が観察できます。
5日(土)にはツミも確認されました。
居ついてしまうと鳥が寄らなくなるのでほどほどに・・・(笑)
(あ、ミサゴは魚食なので関係ないですね)
本日のオオタカ(6日にイソシギを捕えた個体でしょうか)
先日6日のノスリ(水浴びをしたのか羽を広げて乾かしていたようです)
冬なのに元気なトビハゼ
つい先日、魚類調査でトビハゼを見つけました。
干潟の上をぴょんぴょん飛んでいました。
寒くなると冬眠するはずなのに驚きました。
年末は寒波が日本列島に襲来する模様。
無事に冬を越せるといいですね。
さて、今日は谷津干潟自然観察センターの年内最終開館日。
12/28から1/1まで閉館します。
1/2、3は「谷津干潟で初もうで2019」を開催しますので、
ぜひお越しください。
また来年もよろしくお願いします!
谷津干潟のさかな展、準備中!!
明日からはじまる特別展示「谷津干潟のさかな展」
谷津干潟の魚類調査で確認された、38種類をお魚大好きの観察センター荒尾所長の
解説と撮影写真でご紹介します。
実際に調査で使う道具なども展示するため、投網を天井からつるしたりと設営中。
観察に役立つ魚の図鑑も販売します。お楽しみに!
「谷津干潟のさかな展」
期間:12月15日(土)~1月27日(日)
※月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月1日は休館
※特別展示の観覧は入館料が必要です
谷津干潟のごみ拾いをしました!
今日は株式会社カナエ東京支店の皆さんと谷津干潟のCSR活動を行いました。
最初に干潟の生きもの探し体験。レンジャーから生きものの働きや谷津干潟の現状についてレクチャーをしました。
その後、ヨシにひっかかったビニールやペットボトルなど約30分で8袋分のゴミを集めました。
初めて参加した方からは「干潟の水は冷たい!」、「干潟にあんなにゴミがあるのには驚いた。どこから来るのか」
などの感想がありました。
会社で包装を扱っているため、社員の皆さんのプラスティックゴミについての関心も高く、
海洋ゴミについて一緒に考える機会になりました。
また、トウモロコシを利用した土にかえる包装の開発の話も聞くことができました。
皆さんお疲れさまでした!
観察センターで初めてミツバチイベントを開催!
観察センターで今年の3月下旬からミツバチを飼っています。ミツバチたちは春から秋と元気に谷津干潟公園内を飛び回り、様々な草木の花から蜜を集めました。たくさんの蜜が集まったので、イベント「ミツバチのひみつ~ハチミツを味わおう~」を実施しました。
参加者は全員で31名。
養蜂家の飯倉剛さんをお迎えし、ミツバチの生活や養蜂についての話をしていただきました。
イベントでは、ミツバチクイズやハチ場の見学、ミツバチの巣の観察、採蜜体験、そして、ハチミツの試食を行いました。
参加者からは、
「ミツバチが可愛かった。ミツバチが思ったより小さかった。」
「ミツバチたちの様子を直接見たのは初めて。全ての活動が興味深く楽しかった。」
「働きバチ1匹が採るハチミツの量は5gと聞いて驚いた。大切に食べます。」
「ハチミツが思った以上に美味しかった。」
「養蜂家の方に直接お話が聞けて良かった。」
など、たくさんの感想がありました。
今回のイベントで、ミツバチたちの観察とハチミツを味わうことを通して、ミツバチの働きや生きものの大切さなどを気づいていただけたことが大変嬉しかったです。
ハチミツは、館内カフェ「Café Oasis」で提供しています。ぜひ、ご来館の際は召し上がってみて下さい。ちなみにハチミツのクラッカー付きは春と夏の蜜を食べ比べできます!各100円とお得ですよ!
ラムサールサポーターズ活躍!
2010年よりラムサールサポーターズとして谷津干潟の環境保全活動にご協力いただいている、
MS&ADグループの社員とご家族の皆さん約90名が谷津干潟に集結!
子ども+大人チームは干潟の生きもの観察とごみ拾い。
初めて干潟に入る子が多く、カニや貝に興味津々でつかまえた生きものを水槽に展示しました。
もうひとつの大人チームは淡水池の環境管理作業。経験のあるベテランさんと内定者の学生さんの若い力で
チームワークが発揮され、きれいにヨシやガマを刈っていただきました。
ラムサールサポーターズの皆さま、ご協力ありがとうございました!