第26期ボランティア入門講座スタート!
この講座は、これから観察センターでボランティア活動を始める方向けに、
体験をとおして谷津干潟について学んでもらう全5回の連続講座です。
昨日、その第1回「谷津干潟を知ろう」が行われました。
谷津干潟の歴史や観察センターの役割についてのレクチャーに加え、
谷津干潟を一周しながらその自然や歴史、周囲の様子を観察しながら学びました。
1日の終わりには、「谷津干潟の歴史を知り、守ってきた人の想いを感じた」
「これからみんなとともに行動をおこしていきたい」などの感想がありました。
次回は6月、「谷津干潟の生きもの観察」をテーマに行います。
これからこのメンバーで、どのような講座になっていくのか楽しみです。
お母さんカルガモのかげでひと休み
5月13日に登場したカルガモ親子。
9羽の雛は元気に泳ぎ回ったり、食べたりして、すくすくと育っています。
淡水池でたくさん食べた後、雛たちは台の上にあがってお母さんのおなかの下のかげでひと休みしていました。
習志野市民カレッジ〝谷津干潟コース〟が始まりました!
テーマは、「習志野市の自然財産・谷津干潟と地域の保全」と題し、谷津干潟の歴史と現状、保全について学び、谷津干潟の保全を進める地域協働と、自らの地域貢献活動をあわせて考察するという、連続5回の講座です。
本日は初日ということで、約40名の受講生の方に谷津干潟のガイドウォークに参加していただきました。
晴天のもと、干潮を迎えた谷津干潟に次々とシギやチドリが飛来する劇的なシーンが見られました。また、干潟のカニを探す観察では、大きさ1センチほどのコメツキガニに皆さん、驚いていました。観察の間に潮が満ちてくると、無数のボラの稚魚やアカエイなども見られました。
ひとまず、谷津干潟の旬の自然の魅力を感じとっていただけたと思うので、良かったなと思います。
今朝の朝日新聞に谷津干潟が紹介されました!
谷津干潟を上空から撮影した写真が朝日新聞千葉版の「ちば空中点描」というのコーナーに大きく載りました。
鳥たちにとって、この都会の中の干潟に降りるときの気持ちってどうなんでしょう。
「またビルが建ったぞ!」「今日は渋滞だな~」など、目がいい鳥にはわかっているのかもしれませんね。
カルガモ親子、初登場!
台風一過の青空の下、今シーズン初めてカルガモ親子がやってきました!
小さな9羽の雛はお母さんの後にぴったりくっついて観察センター前の草むらを歩いたり、
水辺で泳いだりしていました。
おかえりなさい、フラッグ付きトウネン!
本日、トウネンの群れの中に青と白のフラッグを装着された個体が見つかりました。
青いフラッグには「242」の個体ナンバーが記されており、調べたところ2014年の9月8日に谷津干潟で装着されたことがわかりました。
これから子育ての地、北極圏へ無事にたどり着くよう祈りたいと思います。
緑色フラッグ「ARK」と刻まれたキアシシギは豪州・ブリズベンからやってきた!
5月6日に発見された、「ARK」の刻印つき緑色フラッグをつけたキアシシギ。フラッグの色からオーストラリアのクインズランド州で装着されたものであることがその時わかりましたが、刻印から、2013年10月27日にモートン湾のブリズベン市にあるマンリーハーバーで標識を装着された個体であることがわかりました。
この情報を教えてくださったのは、クイーンズランド州で渡り鳥の標識調査やカウント調査を行っているリンダ・クロスさん。リンダさんは今度の5月23日に谷津干潟に訪問し、渡り鳥の調査の報告などの講演会を行ってくれることになっています。
じつは、2012年7月31日にもブリズベン市で標識をつけたキアシシギが谷津干潟で確認され、そのあとの8月18日に、標識装着を担当した同研究会会長のジョン・コールマンさんが谷津干潟を訪問されています。
オーストラリアから訪問団の皆さんがいらっしゃる前に、先に渡り鳥のキアシシギが来るということが2度も続きました。2つの湿地がつながっていることが“確か”であることを渡り鳥たちが私たちに伝えようとしているのでしょうか。
渡り鳥ニュース~「ARK」と刻まれたキアシシギがやってきた!
本日、緑色のフラッグをつけたキアシシギがやってきました。
フラッグの色からオーストラリア・クイーンズランド州でつけられたことがわかりました。
フラッグには「ARK」と刻まれており、いつどこでつけたのかを知る手がかりになります。
これから、オーストラリア・ブリズベン市(習志野市が湿地提携を結んでいる都市)の方を通じて調べたいと思います。
オーストラリアから谷津干潟に“お客様”がいらっしゃいます!
~「湿地交流講演会」のお知らせ~
今、オーストラリア・東南アジア方面からシギ・チドリが渡ってくる谷津干潟。
そして5月23日(土)~26(火)にかけて、習志野市が湿地提携を結ぶオーストラリア・ブリズベン市から谷津干潟との交流のために訪問団のみなさんがいらっしゃいます!
24日(日)13:30からは、観察センターでブリズベンのブーンドル湿地でのシギやチドリの暮らしぶりを紹介する「湿地交流講演会」が開催されます。話し手は、現地で鳥の調査を担当しているクイーンズランド渉禽類研究会のリンダ・クロスさん。
谷津干潟に飛来する鳥たちはオーストラリアでどう過ごしているのでしょうか。お話が楽しみです。
みなさまのご参加をお待ちしています!
プランクトン観察コーナーはおおにぎわい!
毎月第1土曜日13時から開催しているプランクトン観察コーナー。
観察センターボランティアグループ「ミジンコ倶楽部」のメンバーがお客さんをおもてなししています。
今日の目玉は、大きなプランクトン「ミズクラゲ」。
ミズクラゲの卵と幼生に大人も子どもも顕微鏡やモニター映像にくぎづけになって楽しんでいました。