大きいかに~?!
今朝、センター周辺で見つけたクロベンケイガニは、
甲羅のはば約4センチのビックサイズ。
スタッフのスマートフォン(長さ約12センチ)と同じくらいの大きさでした。
大きなはさみで持ち上げてしまいそうなほどです。
今朝の”収穫”第2弾!
カニカニカニカニ・・・。
7月2日にカニの館内侵入のお知らせをお伝えした後、カニの侵入口のひとつである玄関ドアの隙間を埋めたところ
前回の70匹に比べ本日は50匹でした。
隙間が狭くなった分、小さいサイズのカニ達が入ってきてしまったようです。
朝からスタッフは観察フロアやトイレ、事務所などを横歩きでうろうろするカニ達の捕獲に追われました。
まだ”隙”があるようです・・・。
この夏は干潟の貝で風鈴づくり!
館内プログラム「季節のあ~と」は小さなお子さまから気軽に楽しめる工作イベント。
7月のテーマは「すずやか♪貝がら風りん」です。
貝がらにひもやビーズを通したり、短冊に好きな絵を描いて完成!
ちなみに貝がらは谷津干潟のマガキやホンビノスガイ、オオノガイなどをつかっています。
優しい音色の貝がら風鈴で涼しく過ごしてみませんか。
●7月の季節のあ~と「すずやか♪貝がら風りん」
開催日:土・日・祝日14時30分~15時10分
受 付:開始5分前
定 員:20名
参加費:無料(入館料が必要)
公園のそっくりさん?
午前中の強い雨が止んだあと、
倉庫の壁を数匹のカタツムリが歩いていました。
その中の一匹をよく見ると、複雑な色合いとうずまき模様がなんとも美しく、干潟の巻貝「キサゴ」に似ているなぁと思いました。
カタツムリは陸上の貝であることを改めて感じた出来事でした。

キサゴの貝殻
カラスの雨やどり
センター周辺の木の下で雨やどりしていたハシボソガラス。
看板にとまって濡れた羽を休ませ、雨の様子を伺っているように見えました。
ボランティア入門講座 第2回「干潟の生きもの観察」を行いました!
午前中は五感を使った干潟の生きもの観察。
初めて谷津干潟に入る方が多く、干潟の泥の感触や歩き心地に若干戸惑いながらも、
泥の感触を懐かしがったり、アオサや巻貝・二枚貝の量の多さに驚いていました。
午後は、プランクトンネットを使ってプランクトンを採取しました。
少し赤潮気味だったのか、大量のプランクトンを顕微鏡で見て、
「おもしろい!あきない!」と声あげる受講生。
二枚貝の浄化実験などを通じて、干潟の生きものの働きや生きもののつながりを学びました。
1日の活動のふりかえって、
「生きものや浄化の働きはテレビで見たことがあったけど、本物に触れ、五感で感じることができた」
「プランクトンはとっても小さくて動きが早い。満ち潮の流れの強さを感じた」
との感想がありました。
次回のテーマは「バードウォッチング入門」
渡り鳥との出会いに期待をふくらませています。
雨の日にきらめく
雨上がりの朝、クサグモの棚網に丸い雨粒がくっついて、きらきら輝いていました。
雨の日のならではの自然の芸術作品です。
樹液に集まる昆虫たち
谷津干潟公園のコナラの木に、カナブンやハナムグリが集まっていました。
コナラの樹液に顔をうずめ、口をもぐもぐと動かしながら必死に吸っていました。
しばらくその場で観察していると、目の前を黒い物体がひらりと!
ヒオドシチョウが樹液を目指してやってきたのです。
たたんだ羽はこげ茶色。色も模様もコナラの木肌そっくり。
そーっと広げた羽は、びっくりするほどの鮮やかなオレンジ色!
雑木林に集まる昆虫たちに出会え、里山にいるような気分にひたりました。
ヨシ原はツバメのお休み処
子育てを終えたツバメの群れが谷津干潟のヨシ原に集まってきました。
巣立った幼鳥も元気いっぱいに水面を旋回し、時々ヨシの穂先にとまって羽づくろいをしたり羽を休めている姿が見られます。
ツバメたちが冬を過ごす東南アジアへ旅立つのは例年9~10月頃。
それまでの間、谷津干潟のヨシ原は貴重な休み場所やねぐらになります。
”うなぎ”
観察センターの前浜にある池(通称ふにふに池)に大きさ60センチほどのウナギがにょろにょろと現れました。
ふにふに池は、淡水池の水があふれて溜った池。時たま潮が高いと海水が入り込みます。
ウナギは普段は池のどこかに潜んで、なかなか姿を見ることはできません。
ここ数日は水底がはっきり見えるほど池の水が透き通っているので泳いでいるところを確認できました。
テナガエビ同士が喧嘩していたり、チチブらしき10センチほどの魚と魚が追いかけっこをする姿なども見られ、ふにふに池が天然の水族館になっています!