「羊毛フェルトでひがたしょうぎ」であそぼう!
観察センターのボランティアグループ「トイズファクトリー」が新たに制作したひがたしょうぎ。
羊毛フェルトで干潟の鳥やカニなどが刺しゅうされた駒はとても可愛らしく、遊びながら干潟の生きものに親しめます。
デザインも工夫され、サギのくちばしの色の違いやカルガモの親子を表現するなど、メンバーのこだわりが所々見られます。
大人も子どもも楽しめる、ひがたしょうぎで遊んでみてください(^o^)/
本日、習志野市民カレッジの学習発表会に参加しました
「谷津干潟コース」の講師を担当した関係で、発表会にお招きいただきました。目当ては、谷津干潟で増えている海藻アオサを発表のテーマに選んだグループ。
発表したのはステップアップ編の3班の9名の皆さん。自主的に観察センターに集まって議論するだけでなく、環境省の保全イベントに参加したり、アオサ回収と肥料実験などの実践活動を続けていらっしゃいました。
とても皆さん仲が良く、アオサ入りのケーキやクッキー、味噌汁など食料としての利用を試しながらワイワイ楽しげに活動されていたのが印象的でした。
発表で副題に掲げたのは、「アオサは嫌うべきものか」。
干潟を狭めて干潟の際まで住宅が迫っているのが谷津干潟の現状。アオサそのものは干潟の生態系の中で暮らす生きものの一つ。単に忌み嫌うのではなく、アオサの利用をワイズユースとして実践しよう、アオサが活用できることを評価し谷津干潟についての関心を広めていこう、というのが発表の趣旨だったと思います。また、「都市と自然の共生」を掲げてきた習志野市にふさわしいテーマだと思います。
これらの研究と実践は、肥料や食料としての利用がなくなった今、人と干潟の関係を見直し、失われた循環を再生する取り組みだと思います。
発表を聴いて非常に嬉しかったのは、今後も「谷津干潟の日」のイベントなどに参加し、継続していきたいとおっしゃっていたこと。
これまでこのfbページやブログで、講師として「楽しみながら“学び”を深め、“実践”と交差していく場をこれから充実していきたい」と市民カレッジの活動を報告してきましたが、まさにそれを地で行き、応えていただいていることに有難い思いがしました。
発表の様子
フロアに設けられたアオサコーナー
谷津干潟で採集したアオサを乾燥させた肥料
アオサのしおり
アオサコーナーの人だかり。反響の様子が伝わってきます。
特別展示「富士鷹なすび 野鳥おもしろ原画展」開催中!
ユーモアたっぷりに野鳥のおもしろさを伝える野鳥漫画家の富士鷹なすびさん。
今回の特別展では「原色非実用おもしろ野鳥図鑑」や月刊BIRDERで連載していた「野鳥解体珍書」など約80点もの作品を展示しています。
子どもから大人までくすっと笑える作品の数々をお楽しみください。ポストカードやステッカーなどオリジナルグッズも販売しています!
●展示期間 2016年1月26日(火)~2月28日(日)
●会場 谷津干潟自然観察センター 特別展示コーナー
※特別展示の観覧は入館料が必要です。
ラムサール条約のウェブに「世界湿地の日まつり」の案内が載りました!
ラムサール条約のウェブサイトに、
観察センター主催の「世界湿地の日まつり」の案内を載せました!
世界湿地の日とは、1971年2月2日にラムサール条約が締結された記念日です。
サイトのリンクはこちら。(世界中の世界湿地の日イベントが満載です!)
http://www.worldwetlandsday.org/map
記念講演「好きこそものの上手なれ~動物画家薮内正幸について」を開催しました!
昨日の1月16日(土)、薮内正幸原画展開催を記念し、
薮内正幸美術館(山梨県北杜市)の館長を務める藪内竜太さんをお迎えしました。
子ども時代の動物学者との出会いから、生涯をかけて貫いた動物への愛情を画筆に込めた
薮内正幸さんのお話をしていただきました。
会場は130名が集まる大盛況で、竜太さんの楽しいお話に笑いが絶えませんでした。
講演後、参加者からは、
「子どもが幼い時に薮内さんの絵本を読んでいて、最近はその絵本を2歳の孫が1番気に入って読んでいる。地元で原画を見たりお話を聞くことができてとても嬉しい」などの感想がありました。
また、薮内正幸さんと一緒に仕事をした方も会場にかけつけ、
「ラムサール条約に登録された時にJR津田沼駅にヤブさんの鳥の絵があった。実は谷津干潟もつながりがあるんですよ」
「ヤブさんの絵はこれ以上増えない。だけど、美術館ができてこうして原画を見る機会があって、ファンが増えること嬉しい」
など、貴重なエピソードやメッセージを聞くことができ、薮内正幸さんのお人柄を想像して会場が温かい雰囲気に包まれました。
時代を超えて愛され続ける薮内正幸さんの絵の持つ力を再確認し、
改めて谷津干潟という自然が目の前にある、観察センターで原画展ができたことを嬉しく思います。
薮内正幸原画展は1月24日(日)まで開催中です!
皆さまのご来場をお待ちしております。
観察案内で来館者をおもてなし!~幼稚園編
観察センターボランティア活動のひとつ「観察案内」。
毎月1回集まって、ボランティアとレンジャーが一緒に団体や一般来館者の皆さんをご案内しています。
1月は市内の私立幼稚園約140名を迎え、集まった9名のボランティアと観察センターのオリジナル紙芝居を上演したり、観察フロアでカモやサギなどの観察を一緒に楽しみました。
活動後は案内をふりかえり、感じたことを共有します。
「館内でにぎやかだった子どもたちが紙芝居になると集中して聞いていて驚いた」
「まとめで紙芝居を上演するのもありじゃないか」
「双眼鏡を持ってきている子が多く、探そうとする意欲が高かった。道具があると見てみたいという気持ちになるんだね」
など、意見交換も盛り上がりました(^o^)
2月は「世界湿地の日まつり【2月6日(土)・7日(日)入館無料】」に合わせ、
ボランティアやレンジャーが冬の谷津干潟の見どころをご案内します!
皆さまのご来館お待ちしております。
自然が生み出す彩り
澄んだ水に、光り輝く羽。
街の中にある谷津干潟では自然の美しさを
間近に感じることができます。
写真は常連のお客さまから提供いただきました。
ミサゴ上空を舞う
青空に映える白い体に大きな翼。
干潟で魚捕りに失敗したようで、飛び去って行きました。
写真は常連のお客さまから提供いただきました。
オオタカ現る
淡水池は空っぽだ
どこかにオオタカかくれてる(谷津干潟かるたより)
ツグミの伸び~
近頃、観察センター周辺でよく見かけるようになった冬の渡り鳥ツグミ。
胸をそらせて翼を広げ伸びをしていました。
胸の黒い模様はセーターのようであたたかそうです(^o^)
写真は常連のお客様より提供いただきました。