夏の谷津干潟公園で夜の生きもの探し!
観察センターの人気イベントのひとつ「夜の生きもの探しDay」が7月30・31日に行われ、2日間で合計66名の親子が参加しました。
レンジャーの案内で夜の干潟や淡水池、林、公園内を探検。谷津干潟の夕焼けや夜景を楽しみながら、カニやカエル、コウモリやツバメのねぐら入り、セミの羽化などたくさんの生きものたちに出会いました!
31日は、ちょうど子どもの目線の高さの低い木でたくさんのセミが羽化しているところを観察できました。間近で見た子どもたちはゆっくりと脱皮するセミに「がんばれ、がんばれ」と声をかけて見守っていました。


今日のミニ観察会
今日の風向きは北東からの風。アオサの香りを含んだ海風が大変、心地良かったです。
観察会が始まる頃には満潮でボラの幼魚やアカエイなどが東京湾からたくさん入ってきていました。それを待ち受けるサギやコアジサシも。…
参加者の方からは、
「今日、初めて干潟沿いの遊歩道を歩きました。案内があったので楽しかったです。」また「双眼鏡が欲しくなりました」という感想をいただきました。
帰り道は、ゴジラのような入道雲にも出会いました。
この観察会は、土日祝日の13時半からやっています。申し込み不要です。気が向いたらお気軽にご参加下さい。



谷津南小学校1年生活科のゲストティーチャーとして授業をサポートしました!
谷津干潟が目の前にある谷津南小学校。
今日は『カニと仲良しになろう』の授業の一環で、レンジャーが学校へ出向いて、
来週行うカニ釣りのアドバイスをしました。
1年生からは
「カニは肉も食べるのかな?野菜は食べる?」
「どんな入れものがいい?ビニールだとハサミでやぶけそう!」
「つり糸は毛糸でもいいの?じょうぶなものがいいね」
など、道具やエサの質問をたくさん受けました。
釣りをとおしたカニとのふれあいや飼育をとおし、
子どもたちに谷津干潟をもっと好きになってほしいなと思います。

秋津小学校4年生が干潟の生きものについて発表しました!
地元の秋津小学校4年生の総合学習のテーマは「谷津干潟博士になろう」です。
1学期は3回、観察センターへ来館し谷津干潟の生きもの観察を行いました。
今日は「谷津干潟博士になろう~パート1春夏」の発表会と題し、これまで観察をサポートしてきたレンジャーやボランティアの前で29名がひとりずつ、お気に入りの生きものについて発表しました。
「コメツキガニのはさみふりダンスが一番心に残った。私が思っていたダンスとはまったくちがっていました」
「カルガモのヒナは6月頃見られ、すぐに草の中にかくれてしまう」
「アカエイは水の流れにさからって泳いでいました」
など、観察を通して発見したことを紹介してくれました。
続編のパート2は2学期。秋冬の谷津干潟で、生きもの観察をサポートします!


小学1年生活科の学習をサポートしました!
谷津干潟が目の前にある谷津南小学校。
現在、1年生の生活科では「谷津干潟のカニ」をテーマに学習を進めています。
6月23日、1年生と先生をあわせた約80名が観察センターを訪問。
レンジャーの案内で雨上がりのヨシ原でヨシの茎を登るベンケイガ二を観察、
館内ではモニターのライブ映像を通して干潟のカニを観察しました。
まとめでは、この後予定しているカニ釣りについて質問を受け、
レンジャーから
「カニは用心深いから、巣穴から出てくるのをじっと待つことが大事だよ」
「ハサミの力は強いから、エサを糸にしっかりと結び付けておこう」などアドバイスをしました。
7月には『カニと仲良しになろう』でゲストティーチャーとして学校へ出向き、授業のサポートする予定です!
第27期ボランティア入門講座 第2回『干潟の生きもの観察』を行いました!
観察センターでボランティアを始めるための連続講座の2回目。
よく晴れた6月18日、レンジャーの案内で干潟の生きもの観察を体験しました。受講生の中には好奇心旺盛な方もおり、ゴカイにかまれ、カニにはさまれ五感をフル活用して谷津干潟を楽しんでいました!
午後は東京湾とつながる谷津川でプランクトン採集して顕微鏡で観察しました。二枚貝の海水浄化実験なども行い、見つけた生きものから、干潟の持つ役割やつながりを学んでもらうことができました。
受講生からは
「カニの目が面白かった!」
「寝そべって生きものの目線で見る世界は初めての体験。カニが出てきてくれた」
「海水の温かさや泥の冷たさを感じることができた」
「必死で生きている生きものたちに勇気をもらった」
など、体験から得られた皆さんの感動をわかちあいました。
次回、第3回は『バードウォッチング入門』です。
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叶内拓哉野鳥写真展 記念トークショーを開催しました!
観察センター初開催となる「叶内拓哉野鳥写真展」を記念して、
6月19日に野鳥写真家の叶内拓哉さんをお招きし、
野鳥との出会いや今回展示されている作品を中心に撮影秘話などお話しいただきました。
撮影中の失敗談も交えたお話に会場から笑い声が絶えませんでした。
トークショー終了後には叶内さんの書籍販売&サイン会や
今回の展示作品の撮影に使用した興和光学株式会社の双眼鏡や望遠レンズのお試し会が行われました。
参加した小学生は愛読している叶内さんの野鳥図鑑を持参しサインをもらって嬉しそうに質問する姿も見られました。
今回の展示およびトークショー開催にあたり、興和光学株式会社にご協力いただきました。
第19回谷津干潟の日セレモニー
6月11日快晴の中、谷津干潟の日セレモニーが盛大に行われました。
「谷津干潟はシギやチドリなどの渡り鳥にとって旅の途中の休憩地であり、カニなどのすみかでもあります。また市民の皆さんが守ってきた、人にとっても大切な干潟です。」
「今年のテーマは、“伝えたい ふるさとの海 谷津干潟”です。これには、谷津干潟がみんなのふるさととして大切にされてきたこと、これからもふるさととして守っていこうという思いが込められています!」
この谷津干潟ジュニアレンジャーによる宣誓でセレモニーはスタート。
これに、主催者として挨拶に立った宮本泰介習志野市長は、「私が言いたいことは全てジュニアレンジャーが説明してくれました」と応え、会場全体が一つにまとまり、良い雰囲気となりました。
暑い中参列いただいた来場者の皆さま、素敵な歌と演奏してくれた習志野市立第七中学校・秋津小学校・谷津南小学校の皆さん、暖かいメッセージをくださった議員の皆さん、環境省と千葉県の関係者の皆さん、市長始め市議の皆さん、チーバくんとナラシド♪、谷津干潟ジュニアレンジャー、サポートしていただいた多くの皆様、いつまでも谷津干潟をよろしくお願いします。
6月10日は「谷津干潟の日」
~伝えたい ふるさとの海 谷津干潟~
みなさん、おはようございます!
今日は23年前に谷津干潟がラムサール条約に登録された日です。
今朝の谷津干潟は、初夏の風と太陽に照らされ、青々と輝いています。このような景色を見ると癒されます。
長い旅をする渡り鳥やカニ・貝・ゴカイなどの多くの生きもののを育む谷津干潟。これからも干潟の保全に向けて、多くの仲間を増やし、様々な方の思いを形にしていきたいと思います。
皆さんも谷津干潟の魅力を見つけてみてくださいね。
今日の習志野の最高気温は27℃。暑くなりそうです。良い一日を・・!

5日、宮本泰介習志野市長がハシボソミズナギドリを保護
オール習志野歩け歩け大会に参加していた市長が、市内茜浜の側溝でうずくまっていたハシボソミズナギドリを観察センターまで運んできてくれました。最初にこの鳥を発見した方は船橋市在住の方で、見つけた時はくちばしに釣り糸がからまっていたそうです。
ちょうどこの日、谷津干潟の日フェスタに展示ブースを出していたNPO法人行徳野鳥観察舎友の会の野長瀬さんに鳥の状態を見てもらいました。しばらく安静にした後、行徳野鳥病院に運んでいただきました。
ハシボソミズナギドリはオーストラリアから北太平洋まで移動する渡り鳥です。日本には春から夏にかけて北上しますが、悪天候の時は強風や突風に煽られて体力が弱り、市街地で見つかることもあります。今年は5月末にも民家でうずくまっている鳥がいるなどの問合せがたくさんありました。
市長が緊急搬送してくれたハシボソミズナギドリも野鳥病院で元気に回復をしてくれるといいですね。