先生向けに谷津干潟のオリエンテーションを行いました!
谷津干潟が目の前に広がる環境に恵まれた谷津南小学校。
校歌で「あげ潮に 飛び立つ水鳥の 声もあかるい 谷津干潟」と谷津干潟が歌われています。
今回は新たに谷津南小に赴任した先生を含めた20名を対象に
谷津干潟の歴史のレクチャーや生きもの観察案内などを行いました。
また、オリエンテーションに協力してくれた谷津南小のジュニアレンジャーは
活動紹介と野鳥観察案内で盛り上げてくれました!
学校の授業がきっかけで観察センターによく来るようになった3人。
「南小のジュニアレンジャーをもっと増やしたい」と話してくれました。
学校と連携して谷津干潟の学習を発展させたいと思います!
【視聴】できます!ヒーリングスポット谷津干潟自然観察センター
習志野市のホットな話題を放送しているテレビ広報「なるほど習志野」で、市のご当地キャラクター「ナラシド♪」が観察センターを愛嬌たっぷりに紹介してくれました。観察センターのスタッフも出演しています。
満月の夜のコンサート
2月11日、谷津干潟の夜景をバックに「木管六重奏アンサンブル Halocline(ハロクライン)」の皆さんによる音楽会を行いました。
演奏していただいた曲は、生き物や自然を題名にしたハロクラインの”オリジナル曲”と映画でお馴染みの”いそしぎ”、童謡”浜千鳥”、そして谷津干潟のテーマ曲”翼に愛を”の全12曲。フルートやクラリネットの音色が観察センター内に響き渡りました。
お客様の感想は、
・ロケーションも良く生の音が心に響いた。
・あたたかい気持ちになった。
・干潟の生きもの様子を思い浮かべながら聞けた。生き物の表情が想像できた。
・耳で聞くだけでなく顔から胸の骨が共鳴してとても気持ち良かった。
・干潟の生きものも目を閉じて聴いていたのかな。
また、このような音楽会をやって欲しいという要望もたくさんありました。
ハロクラインの山本拓夫さん、黒田由樹さん、三枝朝子さん、高市紀子さん、渡邊一毅さん、大下和人さん、サプライズゲストのTigerさん、そして司会を務めていただいた千葉県生物多様性センターの大木淳一さん、ありがとうございました!
2月2日は世界湿地の日
世界湿地の日とは、ラムサール条約が1971年2月2日に採択されたことを記念する日です。
干潟やマングローブ、川、水田や湖などの湿地には、多種多様な生物が生息し、季節に応じて様々な種類の渡り鳥が飛来します。そして私達人間は、この湿地から食糧や飲料水、生活用品、レクリエーションなどの恵みを得ています。また、洪水や津波などが起きた時はクッションのような働きをして被害をやわらげる防災の働きもあります。ちなみに、今年の世界湿地の日のテーマは「湿地と防災・減災」です。
谷津干潟は1993年にラムサール条約に登録されて今年で24年目。干潟にはカニやゴカイが生息し、様々な種類の水鳥が飛来します。その美しい景色を見ながらバードウォッチングや散歩ができる場所です。この谷津干潟の素晴らしさを多くの方と共有したいと思います。
2月中は、谷津干潟自然観察センターは世界湿地の日にちなんだ催しが盛りだくさん。ぜひお楽しみください。
音楽の夕べ『山本拓夫 木管六重奏 ハロクライン」を開催!
2月11日(土)に谷津干潟の夜景と共に楽しむ音楽会を行います。
演奏していただくのは、木管楽器を奏でるハロクラインの皆さん。オリジナル曲を中心に自然や生きものに纏わる楽曲を演奏していただきます。
ハロクラインのリーダーは、様々なミュージシャンのライブで活躍する山本拓夫さん。メンバーの中には観察センター近隣の津田沼高校卒業の三枝朝子さんもいらっしゃいます。
11日は満月。月光に照らされた美しい谷津干潟と音楽の調べをお楽しみください。お待ちしております!
※シェア大歓迎です。
音楽の夕べ「山本拓夫 木管六重奏 Halocline」
■日 時 2月11日(土・祝)18:30~20:30
■定 員 先着100名
■参加費 1人2,000円(ドリンクつき)
■お申込み 受付窓口もしくは電話で(047-454-8416)
■チラシはコチラからダウンロードできます。山本 拓夫 木管六重奏 Halocline
カービング職人魂、ここにあり。
今日は観察センターボランティアのカービンググループの定例活動日。
新作はカイツブリとカワウです。
緻密な羽模様と取り外し可能な足が職人技!
作製したメンバーは「2週間ほどで仕上げた。羽の部位によって道具を使い分けて表現できた」と話していました。
2分の1サイズのカワウはカバンに収まるサイズ感なので、観察会で活用したいと思います。
地域の小学校の総合学習をお手伝い!
来週始まる、観察センターと同じ地区の秋津小学校3年生による地域の学習。
その導入として谷津干潟と秋津地区の移りかわりや昔の暮らしについて、
レンジャーがビデオ出演をしてお話しました。
これから地域の歴史やお祭りなど自分でテーマを決めて調べ、2月末に発表会を行うとのこと。
どんなテーマが子どもたちから出てくるか楽しみにしつつ、その学びをサポートしていきたいと思います!
オナガガモのカービング完成!
谷津干潟での野鳥案内に欠かせない、鳥のカービング(実物大の模型)は
観察センターボランティアのカービンググループが製作しています。
待ちに待ったオナガガモのメスは2年越しで完成。
製作したメンバーは「メスの細かい羽模様を色づけするのが苦労した」と語っていました。
今年はオナガガモが2,000羽以上飛来しているので、案内で活躍すること間違いなしです。
18年間の湿地交流の象徴
正月から観察センターのエントランスホールに飾られている一枚の絵。アボリジニの文様をバックに、谷津干潟とオーストラリアに飛来するホウロクシギが飛翔する姿が描かれています。
プレゼントしてくれた方は、習志野市と湿地提携を結んでいるブリズベン市のブーンドル湿地に関わるアーティストのDylan Serraさん。1998年から湿地交流を継続し18年が経ちましたが、これまでの湿地交流を象徴しています。
今年は酉年。例年にも増して渡り鳥と湿地の保全のために交流を深めていきたいと思います。
高校3校が谷津干潟で交流しました
今日は、谷津干潟で普段活動している千葉県立津田沼高校生物部が自然環境に興味のある他校の学生を誘って観察センターを訪問してくれました。
一緒に来てくれたのは群馬県立尾瀬高校と埼玉県立いずみ高校。両校の学生のほとんどは干潟を見るのが初めて。「だんだんと潮が満ちてきたー」と、目にしてわかる自然現象に驚いた様子でした。
普段は違う所で学んでいる学生が、谷津干潟という交流の場を通して色々な自然環境を学ぶことができるのは素晴らしいことだと感じました。観察センターを学生の皆さんの交流の場として活用してくれたことがとても嬉しかったです。