小さな小さな森のハンター
今、谷津干潟公園内の遊歩道などでハンミョウが見られます。
その名はトウキョウヒメハンミョウ。
小さなハンミョウで体長は1cm未満です。
飛んでアリなどを捕まえて食べますが、
あまりにも小さく飛んでいる姿はまるでハエのよう。
よく観察しないとハンミョウだと気づかないかもしれませんね。
ムクドリの子どもたち
ムクドリの子どもたちが水浴び後の日光浴をしていました。
「あちーい、あっちいよーー」と言っているようです。
(動画は観察センターボランティアのGさんに提供いただきました)
おかえりキアシシギ!
昨日、観察センターの閉館間際に前浜に休んでいたのは3羽のキアシシギ。
子育てを終えて北の国から戻ってきたばかりなのか、その場で休憩したり、羽をきれいにしたりする様子が見られました。
通りがかるアオサギにびっくりする様子もあり、飛来したてで緊張をしているようでした。
あら、アマサギ!
珍しく6羽のアマサギが来ていました。
干潟ではあまり動かず、6羽でかたまって休んでいました。
写真は常連のお客様に提供していただきました。
ジュニアレンジャーと水元かわせみの里へ行ってきました!
7月8日、東京都葛飾区にある水元かわせみの里で活動する
キッズボランティア「カワセミキングス」と谷津干潟ジュニアレンジャーが交流会をしました。
お互いの湿地を行き来する交流会は4回目。
水元のスタッフ山崎さんの進行でスタートです!
まずはお互いの湿地や活動紹介タイム。元気なカワセミキングスは結成5年目、小学1年生から中学生合わせて23名が活動しています。
交流会ではチーム対抗のごみ拾いやのこぎりで木を切って、生きもののすみかづくりなどを体験しました。カワセミキングスたちがゴミの多いところや水元の生きものについて案内してくれて頼もしかったです。
交流を終えジュニアレンジャーに感想を聞くと
「ゴミの種類が谷津干潟と違った。ゴミは流れてきたものではなく人の手で置かれたものが多くて探すのが大変だった」
「水元カワセミキングスと生きもののすみか作りを通して仲良くできてよかった!」
「水元ではアオサギがフナを食べていた」など交流会を通して様々な気づきがあったようです。
空からのメッセージ
強い日差しがまぶしい今日ですが、正午ごろに空を見上げてみると太陽の周りをかこむように光が見えました。
これは「ハロ」という現象で、薄い雲が太陽にかかった時に見られるそうです。
ハロが見えると天気が悪くなると言われていますが、そうでない時も見られるそうです。
日差しを遮りたい時期ですが、空が見せる幻想的なメッセージに目を向けてみるのもいいですね。
「お魚しらべ」を行いました
6月2日(土)に「お魚しらべ」を行いました。
谷津干潟に入って、タモ網を使って魚を採り、どんな魚がいるのかを調べました。
参加者は親子合計20人。
タモ網の使い方を覚えた後、皆さん思い思いの場所で魚採り。
たくさんのマハゼの他、ビリンゴやアベハゼが採れました。
カニの仲間は、ヤマトオサガニ、タカノケフサイソガニ、アシハラガニ、マメコブシガニ、チチュウカイミドリガニなど。
最後に記念撮影。遅くなりましたが、参加いただいた皆様、ありがとうございました!
アカテガニ3タイプ
6月末にアカテガニと公園内で遭遇したのですが、いずれも配色が異なり、面白かったのでご紹介します。
①全身が赤いタイプ 6/25(月)
一見するとベンケイガニのようですが、まぎれもなくアカテガニ。このタイプを見たのは谷津干潟公園で初めてでした。
②甲羅や足があめ色のタイプ 6/26(火)
このタイプは最もよく見かけます。小型の個体はほとんどこれ。今回撮影した個体は2個体(オスとメス)いたのですが、大きさはそこそこ大きく、ハサミも赤くて立派でした。
③脚が黒く、甲羅の前縁が黄色のタイプ 6/28(木)
とても精悍な感じです。ここまで色がはっきり出ている個体は谷津干潟公園で初めて会いました。
谷津干潟公園のアカテガニは、公園内の林の成長とともにこの5年くらいの間によく観察されるようになったと思います。
皆さんも、公園林内の歩道を歩くときは注意してみて探してみてはいかがでしょうか。
その実態は・・・
公園内で雨にぬれていたのはアズマヒキガエル。
少し素早く歩いていたので、何か起きる予感がしてその動きを目で追いました。
アリの巣のそばまで来るとじっと静止、と思ったら巣を出入りするアリを舌で捕まえて食べました。
「アリを食べるの!?」と驚くそばでヒキガエルはさらに2匹、3匹とたいらげてしまいました。
その後、のそのそと草むらに消えてしまったのでした。
いつもは捕まえて観察することが多く、アズマヒキガエルはのんびり屋な印象だったのですが
本来の姿は虫を捕まえて食べるハンターだったんだなと気づかされました。
なおアリを捕まえる動作があまりにも素早く、写真に撮ることはできませんでした。
みんなで木琴を作ったよ♪
親子でつくろうシリーズ第二弾!
今回は園内の枝を使って木琴づくりに挑戦しました。
参加者にバチを渡し、園内の枝をこんこん叩きながら、
気にいった音がでる枝のみをつかって木琴をつくりました。
参加者からは「五感をフルに使って楽しかった」や「木の太さや種類によって低い音や高い音がでておもしろい」、
「木の優しい音にはまりそう」などの感想をいただきました。
次回の親子でつくろうは、自然素材をつかったクリスマス工作を12月に予定しております。
またみんなでつくりましょう!