前浜にチョウゲンボウ!
9月19日(火)、観察センター前の浜にチョウゲンボウがいました。
灰色味がない羽の特徴から、メスの幼鳥でしょうか。
ゴミ拾いがんばったぞ!!
本日は「えっさ!ほいさ!ゴミ拾い」が行われました。
谷津干潟ジュニアレンジャー、谷津干潟ユース、ボランティア、近隣にお住まいの方が集まりました。
また今回は、東京都葛飾区にある水元公園で活動している水元カワセミキッズボランティアやご家族、
ボランティアのみなさん合わせて総勢約70名が参加。
ゴミ拾いの場所は観察センターの前浜と、対岸のバラ園のそばの前浜で行いました。
台風の翌日で、ゴミがたくさん干潟に打ちあがっているかと思いきや、
意外と少なめで小さくなったビニールやペットボトルのキャップなどが目立ちました。
中には釣竿や、魚を捕るための槍のような漁具や自転車の空気入れも見つかり、ふりかえりではどよめきが起きていました。
参加者からは「慣れてくると小さいゴミが見えてきた」「意外とゴミが少ないなと思ったけど、ペットボトルのキャップがいっぱいあった」「ゴミ拾い楽しかった」といった感想が出ていました。
次回の「えっさ!ほいさ!ゴミ拾い」は2018年2月18日(日)です。
みなさんのご参加をお待ちしております!
学会で谷津干潟ユースが発表
9月9日、東京農工大学府中キャンパスで開催された日本湿地学会2017度大会で、谷津干潟ユース(谷津干潟の保全を目的に活動する高校生・大学生)が口頭発表しました。
発表内容は主に自分たちの活動紹介。谷津干潟の日のイベント企画運営や環境省主催で行う谷津干潟保全事業のサポート、そして自主企画で行うホンビノスガイの基礎調査の進捗などです。
今回の一番の成果は、この発表資料を作成する過程で、谷津干潟ユースの強みや活動の意義を確認し合い、仲間とのチームワークが強まったことです。湿地学会関係者の皆さまには発表の機会をいただき、ありがとうございました。
谷津干潟ユースの次回の活動は10月15日(日)。ホンビノスガイの生息調査を行う予定です。興味ある学生の皆さんは、観察センターまでお問い合わせください。電話047-454-8416
「長島充 野鳥版画展 日本の野鳥in谷津干潟」開催中!!
画家・版画家でバーダーでもある長島充さんが、谷津干潟の野鳥や今まで出会った
日本の野鳥たちの姿を様々な技法を駆使し生き生きと表現した、野鳥版画45点を展示しています。
今回の展示の目玉は大迫力の大型版画6作品。
会期中、長島充さんや奥様のヒロコさんと会場で交流できる日もあります。
作品の誕生秘話が聞けるかも!
●展示期間 9月17日(日)~10月31日(火)※展示の観覧は入館料が必要です。
●長島さんご夫妻が会場に来られる日
充さん:9月23日(土)、27日(水)、10月8日(日)、9日(祝・月)、28日(土)
ヒロコさん:9月24日(日)、27日(水)、10月8日(日)、9日(祝・月)、29日(日)、31日(火)
※時間:13:00~17:00(9/27は10:00~13:00、10/9は1日)
●10月9日(祝・月)には消しゴム版画ワークショップを開催!(事前予約制)
また、グッズや版画作品販売も行っています。
皆さまのご来館お待ちしております。
明日17日から「長島充野鳥版画展」がはじまります!
今日は野鳥版画家の長島充さんご夫妻と一緒に、お持ちいただいた40点以上もの作品を展示設営しました。
今回の目玉は初の大型版画の展示。ずらりと並んだ大型作品に圧倒されつつ、
長島さんから今にも飛び出してきそうな大迫力のイヌワシの制作秘話を聞くことができました。
奥さまのヒロコさんは「こんなにたくさんの大型作品を並べて見る機会は私たちもない。
谷津干潟(観察センター)の会場だからこそできる展示ですね」とおっしゃっていました。
会期中、長島充さんやヒロコさんと会場で交流できる日もあります。また、グッズや作品販売もあります。
皆さまのご来館お待ちししております!!
今日も出た!アカちゃん、キリちゃん(^O^)/
本日も午後、潮が上がって来て現れました。
キリアイはトウネンの群れに混じって観察センターの前に、アカアシシギは津田沼高校側の杭の列に現れました。
キリアイは先日からお知らせしている通り、脚を負傷しているようで、片脚を引きずって歩いています。この先が心配になります。
868匹のカニカニカーニバル⁉︎
昨日の夕方、観察センター前の通称「フニフニ池」の周囲にクロベンケイガニの大群が集まって来ました。数えてみると、なんと868匹!
一体、何が始まるの?と思うほど不思議な光景でした。
見た感じでは、ハサミが立派なオスが多く、甲羅の幅が2センチほどの小さなサイズのカニは目立ちませんでした。
は〜るばる来たぜ、谷津干潟ァ〜♪
オナガガモの群れが14羽。ハシビロガモと一緒にいました。
昨年は9月11日がオナガガモの初認でした。
冬の鳥が渡って来ると、秋を感じますね。
トウネン・キリアイ・アカアシシギ
午前中にだんだんと潮が満ちはじめると、観察センターの前のヨシ原の端からアカアシシギがひょっこり姿を見せました。
しばらくはヨシの茂みに隠れるようにいて、なかなか開けたところに来てくれませんでした。
そして、たくさんのトウネンがアカアシシギの周りに集まってきました。その数ざっと34羽。そしてその中にキリアイ1羽。このキリアイはちょっと足を負傷しているようです。
現在16時半過ぎ。今もこの3種は前の浜にいらっしゃいます!
明日も来てくれますように・・・。
東京湾シギ・チドリ一斉カウント調査に参加しました!
この調査は東京湾各湿地で一斉にシギ・チドリ類を数えるものです。
カウント結果をもとにNPO法人バードリサーチがとりまとめています。
9月10日の調査日、湿地交流で訪れていたブリスベンの皆さんと集まったボランティアや
一般参加の皆さん総勢15名が集まり、にぎやかな雰囲気の中で谷津干潟に飛来したシギ・チドリを数えました。
調査に参加したブリスベンの方からは
「オーストラリアに比べると谷津干潟は鳥との距離が近くて観察しやすくていいですね!」
「谷津干潟の皆さんがシギ・チドリを大切にしていることがわかった」などの感想がありました。
オーストラリアのクイーンズランド州では200か所の調査地点があり、
東京湾の調査のように同時刻にカウントし、主に満潮時に行っていることなど
調査についての情報交換をし、交流を深めました。