谷津干潟からアジアへ!― つながる湿地の輪
8月24日~28日まで、タイのバンコクで行われた「Wetland Link International-ASIA 第5回会議」に観察センターのレンジャーが参加しました。
この会議はアジアの湿地に関わる人を対象にした研修と情報共有会を兼ねており、約20の国や地域から政府・NGOスタッフなどの参加者が集まりました。
会議では各湿地の自然や取り組みのプレゼンテーションがあり谷津干潟での取り組みも紹介したほか、アジアの湿地の強みや課題等を共有するワークショップを行いました。
今回参加して肌で感じたことは、アジアと一口に言っても国や地域により背景が様々なことです。
タイやフィリピンではラムサール条約登録や湿地センターの建設を目指している途上の湿地があり、谷津干潟の恵まれている点を感じました。
一方で、インドのように漁業や工芸など、谷津干潟が失った湿地の文化が残されており、エコツアーの推進など湿地の保全に活かされている国もありました。
アジアの湿地のことを知り、相手の視点を想像することで、日本の湿地や谷津干潟の事が改めて見えるー。
この5日間の学びを活かし、これからもアジアの国々と交流し、互いに学びあうことでアジアの湿地保全に貢献できればと思います。
卵の殻
今朝、谷津干潟遊歩道のアスファルトの上に、赤みがかった斑のある長さ3センチくらいの卵の殻が落ちていました。
調べてみるとヒヨドリの卵でした。
卵の中身はなかったので、無事に孵化したと思われます。
遊歩道の樹木で元気なヒナが成長してることを願いたいです。
ハゲワシちっくなバンのヒナ
写真では収められませんでしたが、親からバッタなどをもらっているようです。
バンの家族が今日も現れました
館内の飲食コーナーから間近に観察できました。
バンのヒナはよく見ると、頭がうすくてハゲワシのようです(笑)。