「ジュニアレンジャーリーダー合宿」
2012年8月29日(水)~30日(木)参加者11名、(+保護者3名)
STEP3修了者向けに1泊2日の合宿を行いました。東京湾の干潟「三番瀬」での生きもの観察、
夜はジュニアレンジャーの活動のよいところ・好きなところをわかちあい、
ジュニアレンジャーの役割について考えたり、谷津干潟の歴史を学びました。
また、夜の生きものや早朝の野鳥観察も楽しみました。
合宿最後にSTEP3修了式を行いリーダーが8名誕生しました。
●ジュニアレンジャーの感想
「谷津干潟にはいない生きものがいた」「アサリをならべてみると色々な模様があった」
「海に面した干潟だったので風が強かった」「みんなと一緒に寝てもっと仲良くなった」
「谷津干潟の歴史を知り、埋め立てられなくて本当によかったと思った」
三番瀬でスコップをつかって砂の中の生きものを探します。
見つけたアサリの模様を調べた後、気に入った模様えらび。東京湾のアサリはとても彩り豊かです。
「ジュニアレンジャーのいいところ」は書ききれないほど出てきました。
どうして谷津干潟が四角く残ったのか、その歴史を学びました。
STEP3修了式では観察センター所長から修了証と記念品、ベストを手渡されました。
8名のリーダーが誕生!これから観察センターや谷津干潟を支える存在になることを期待します!
「ブーンドル湿地の人と交流しよう」
2012年8月18日(土)参加者11名、大人11名
谷津干潟と湿地提携を結んでいる、オーストラリア・ブリスベン市にある
「ブーンドル湿地」のスタッフやボランティアのみなさんと交流しました。
手作りの名刺を交換して緊張をほぐしたあとは、日豪混成のチームでの活動。
あいにく、突然の豪雨に見舞われ、予定していた干潟での生きもの探しは出来ませんでしたが、
館内から干潟の鳥を探す「野鳥ビンゴゲーム」に挑戦し、ゲームを通じたコミュニケーションを楽しみました。
●ジュニアレンジャーの感想
「仲良くなれてとてもうれしい」「英語はあまり話せなかったけど、望遠鏡に鳥を入れるだけで伝わった」
「谷津干潟の鳥は本当にオーストラリアから来るということがわかった」
「もう少し英語を勉強して、日本の谷津干潟のことを自分で相手に伝えられるようになりたい」
手作りの名刺を交換。緊張しつつ、がんばって英語で自己紹介をしました。
ブーンドル湿地にはどんな生きものがいるのか、図鑑で教わりました。ジュニアレンジャーの保護者の方も、通訳として大活躍!
ブリスベンで足に標識をつけた渡り鳥・キアシシギが今年の7月に谷津干潟に飛来しました。その標識をつけたご本人、ジョンさんとも交流できました!
チームで野鳥ビンゴゲームに挑戦。協力して鳥を探します。
「ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ」
◎講師:東邦大学理学部生命圏環境科学科 教授 風呂田利夫先生
2012年8月12日(日)子ども14名(うちジュニアレンジャー4名)、高校生2名、大人 8名
夏休みスペシャルイベントとして、東京湾の干潟研究の第一人者である風呂田利夫先生を講師に招き、
谷津干潟の生きもの調査を行いました。
干潟で集めてきた生きものの名前を調べた後は、生きものを水槽に展示しました。
まとめでは調査をふりかえり風呂田先生から見つけた生きものの面白いエピソードや
谷津干潟の環境の変化についてのお話を聞き、
街の中に残された谷津干潟の価値や魅力を再発見しました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ホンビノスガイの年齢の数え方を初めて知った」「アカテガニとクシテガニの見分け方がわかった」
採泥パイプをうちこみ泥の中の生きものの定量調査をしました。
パイプの中の泥をふるいにかけると、生きものが姿を現します。
名前を調べた後は、水槽にうつしかえ展示しました。
風呂田先生が外来種の貝や絶滅危惧種のカニなどの話をしてくれました。