見浜園のハナショウブが咲きました(5月31日現在)

5/27より再開しております見浜園の
下ノ池ほとりに
ハナショウブ(アヤメ科)
が咲き始めました♪





濃紺の花が咲く品種、
花に紫の筋が入る品種
などがあります。



ハナショウブは、花の中心を見ると
花びらの茎元に 黄色が入っています。

同じアヤメ科の仲間「カキツバタ」は、
花びらの茎元が、白い目のような模様があります。




庭園の修景で「神仙島」と呼ばれる場所
丸い橋から眺めると ハナショウブの咲いている様子が
よく見えますよ(^-^)b



アジサイも 少しずつ開花し始めました。

花は、季節の「移ろい」を
鮮やかに伝えてくれますね☆
日本庭園「見浜園」は、樹木も含め、
季節折々の花を 園内散策しながら
楽しめます。


この先アジサイ、そして市の花「オオガハス」(古代蓮)の
開花情報など、またブログでお知らせします(^-^)/

※6月1日(月)は、見浜園の定休日となります。

お知らせ | 更新日:2020.05.31

◆見浜園入園にあたってのお願い◆

新型コロナウイルスによる感染症予防および拡散防止のため、見浜園入園および散策の際、以下をお願いいたします。

せき、発熱などの体調不良や体調に不安のある方のご来園はお控えください。

あずまや・トイレ等は不特定多数の方が利用しますので、手洗いを行う、マスクをするなど、感染防止を心がけてください。

人が多い場所を避け、密集・密接を作らないようお願いします。


入園者が多くなる場合、過密防止のため、入園時間や人数等に制限を設ける場合があります。
あらかじめご了承ください。


ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

県立幕張海浜公園みどりと海パートナーズ

お知らせ | 更新日:2020.05.26

【重要】見浜園およびCブロック駐車場の営業再開について(5/26更新)

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休業しておりましたが、

5月27日(水)より、
 ①見浜園(庭園散策のみ、8:00から)
 ②Cブロック駐車場(7:30から)  の営業を再開します。

※利用が密集した場合には再閉鎖や入場制限する場合がございますので、あらかじめ皆様のご理解・ご協力をお願いします。
また、見浜園入園にあたっては、お願い事項(こちら)を参照下さい。


なお、以下の施設・サービスは、引き続き休業となりますので、ご注意お願いいたします。
【対象施設・サービス】
 ①見浜園(呈茶サービス)
 ②見浜園(松籟亭・茶室貸し出し)
 ③BBQガーデン


お客様各位には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
何卒ご理解・ご了承くださいますようお願い申し上げます。

見浜園やその他エリアでの行為申請については、最短で6月6日(土)から実施可能(注:申請内容による)といたします。
休業のため取り止めとなった方には公園から個別にご連絡をさせていただきます。

お知らせ | 更新日:2020.05.26

【公園だより】お茶室について勉強 その⑦ ~釜~

こんにちは。

5月も下旬になり雨が多かったりとですが

気温的には過ごしやすい季節ですね。


晴れるとつい寝転がってうとうとしてしまいそうです。。。



さて、今回は「釜」です。

“釜”はお湯を沸かす道具で、“茶釜”と言われます。


「釜を掛ける」といえば、茶会を催すことを意味します。


利休百首というものがありますがそこでは
「釜ひとつあれば茶の湯はなるものをよろづの道具をもつは愚かな」


と詠われるくらい特別な道具です。


基本的には鉄でできていて、形や大きさなどはさまざまです。

「芦屋」(あしや)・・・福岡県
「天命・天明」(てんみょう)・・・栃木県
「京釜」・・・京都府

これらが代表的なものになります。

「芦屋釜」の特徴は表面は滑らかで、鯰の肌に似ているので鯰肌(なまずはだ)とよばれたりもするそうです。




「天命・天明釜」の特徴は芦屋釜とは対照的に表面が荒々しい感じです。


茶釜には丸いもの、四角いものなどいろいろな形があります。




“古天明平蜘蛛”という
現存していたらどれくらいの価値があったかもわからないような物もあるそうです。

この釜には「織田信長」「松永久秀」の二人の戦国武将が関わっています。

何故“平蜘蛛”という名前がついたのかと言いうと、茶釜の形が、
「蜘蛛が這いつくばるような低い形」をしていたためと言われています。

当時の茶釜としては、変わった形をしていてかつ流麗との評判で、松永久秀もお気に入りだったようです。


その茶釜を欲したのが織田信長。家臣の松永久秀に何度も平蜘蛛を要求していますが、松永久秀はこれを全て断っています。

松永久秀が織田信長に対し、2度目の謀反を起こした時、信長はこれを
「平蜘蛛を差し出せば許す」
という打ち首が当たり前だった時代において、破格の条件を提示します。


しかし松永久秀はこれを拒否します。

信長に渡すくらいならばと、平蜘蛛の中に火薬を詰めて、平蜘蛛もろとも自爆したそうです。


聞くとへぇ~となるエピソードがある茶釜もあります。


次回は抹茶を茶席に持ち出すための道具

“茶器”

について書きます。


なお、見浜園は現在緊急事態宣言を受け臨時休園しております。

お知らせ | 更新日:2020.05.24

【公園だより】見浜園ご紹介 その⑥ 中の池には古代のロマンが!

皆さん、こんにちは!

本日は、中の池についてご紹介します。

築山で二つに分かれた川の流れのうちひとつは、緑に囲まれた山奥の渓流として流れ、



中の池に流れ込みます。

この池では、毎年6月から7月にかけ、ハスの花がきれいに咲きます




ハスの花が咲くことから、蓮(ハス)池とも呼んでいます。


このハスは、『大賀ハス(オオガハス)』といい、1951年(昭和26年)に植物学者大賀一郎博士により、千葉市にある東京大学検見川厚生農場(現東京大学検見川総合運動場)の地下6メートルにある泥炭層から種が発掘されたものです。

この泥炭層は約2000年前のものであることから、ハスも約2000年前(弥生時代)の“古代ハス”と鑑定され、今では世界最古の花として脚光をあびています。
大賀博士はこの種を開花させることに見事に成功し、大賀ハス(オオガハス)と名づけました。
その後検見川から各地に分根が行われ、千葉市にある千葉公園のこのハスは有名ですね。
さらに、千葉県の天然記念物千葉市の花にも指定され、オオガハスの妖精をイメージして「ちはなちゃん」という市のキャラクター(「花のあふれるまちづくり」シンボルキャラクター)も生まれました。


見浜園内のオオガハスは、30年前の開園時に千葉公園から分根されたものです。

このように、見浜園には、古代2000年前のロマンが隠されています
このようなことを知りつつ、散策するのも驚きがあるのではないでしょうか

次回は、下の池をご紹介しますね!

なお、見浜園は現在緊急事態宣言を受け臨時休園しております。

お知らせ | 更新日:2020.05.20

【公園だより】お茶室について勉強 その⑥ ~花入~

こんにちは。

今日は雨が降って涼しく過ごしやすい気温でしたね。


さて、今回は“花入”(はないれ)です。


花入(はないれ)はその名前の通り花を入れる道具です。

いわゆる花瓶のことです。




金属磁器陶器籠製のものなどがあります。


金属製のものや、中国製の陶磁器などを「真」、上釉(うわぐすり)のかかった和物の陶磁器を「行」、竹・籠・瓢や上釉のかからない陶磁器などを「草」だとされています。

この「真・行・草」は見浜園のアプローチの飛び石でもありましたよね。

書道の「真書(楷書)」「行書」「草書」の三体と同じ意味合いです。

こうしてみると色んな意味があって言葉って面白いなと思います。



花入には、中釘や床柱の花釘に掛ける「掛花入」(かけはないれ)



床の天井や落掛などから吊るす「釣花入」(つりはないれ)


床に置く「置花入」などがあります。




ちなみに中釘(なかくぎ)とは、床の間正面の壁の中央に、掛花入を掛けるために打つ折釘のことです。


落掛(おとしがけ)とは、床の間の上部の辺りにある横木のことです。
この落掛に釘を打ってそこに「釣花入」を掛けます。


置花入は床が畳敷きの場合は下に薄板を敷きますが、籠花入の場合には薄板は用いません。



同じ素材でもさまざまな形があるため機会があればいろんな花入れを探してみてもおもしろいですよ♪


みなさまに安心してご利用いただけるよう

営業再開に向けてスタッフ一同準備を進めております。




なお、見浜園は現在緊急事態宣言を受け臨時休園しております。

お知らせ | 更新日:2020.05.19

5月・園内のお花情報(5月18日現在)

公園内のお花の様子をお伝えします(5/18現在)🌼

「みんなでつくるお花畑」(Bブロックマリンデッキ階段横)では
チューリップが終わり、種から播いた
ジャーマン・カモミール(キク科)
の白い花が たくさん咲きました(^-^)



花の頭からは 青りんごのような 甘い香りがします☆


Bブロックのボランティア花壇では
ブルー・デイジー(キク科)






シャスター・デージー(キク科)





タツタナデシコ(ナデシコ科)





宿根バーベナ(バーベナ・テネラ種、クマツヅラ科)




ハーブの
センテッド・ゼラニウム(フウロソウ科)



葉が風に揺れると、甘い香りが漂います♪


クリーピングタイム(シソ科)

小さく可愛らしい花が 咲いてます♪

低木の
マルバシャリンバイ(バラ科)



春から初夏にかけて 新緑の中で
次々と色々な花が咲き、公園の景色が 
色鮮やかになりますね。

引き続き季節のお花や自然情報を
アップしていきますので、
ぜひご覧ください(^-^)/

お知らせ | 更新日:2020.05.18

5月・見浜園のお花情報(5月17日現在)

休園中(5/17現在)ですが、
見浜園のお花の様子を
お伝えします(^-^)

草花では、
マツバギク(ハマミズナ科)


アヤメ(アヤメ科)




シラン(ユリ科)



(白い花が咲く品種もあります)

が咲いていました。


花の木では、
ヤマボウシ(ミズキ科)


州浜側のあずまやでは、
ハコネウツギ(スイカズラ科)
が咲いています。



時間がたつと、白からピンク→赤へと
三色に変わり咲きする、鮮やかな花木です。




モミジも紅葉していました。
(シダレモミジ)




(ノムラモミジ)




秋だけでなく、若葉が更新する新緑の季節にも
紅葉します。

そしてこれから、初夏の花である
アジサイや ハナショウブも咲き始めますので、
また公園ブログでお伝えしますね(^-^)/


※見浜園は現在緊急事態宣言を受け臨時休園しております。

お知らせ | 更新日:2020.05.17

【公園だより】お茶室について勉強 その⑤ ~香合~

こんにちは。

本日はとても良い天気でしたね♪

最近は暑くなったり涼しくなったりしたり、

あとはマスクをつけていると熱がこもってしまうので

みなさんも水分補給などの体温調整は適度にしてください。



さて、今回の茶道具の紹介は“香合”(こうごう)です。



香合(こうごう)は、「香」を入れるための小さな蓋付の器です。

香は風炉の中で焚いて、香りを楽しむとともに、部屋に清浄感を与えます。

炭手前(すみでまえ)のときに、炭斗(すみとり)に入れて席に持ち出します。

炭手前がない場合は床の間に花入(はないれ)とともに飾ります。

※炭斗(すみとり)・・・炭を入れて席に持ち出す入れ物

風炉の季節(5~10月)には木地(きじ)、塗物(ぬりもの)等の香合を使い、

白檀(びゃくだん)などの木製の香を入れ、



写真は風炉の例で左側の窯みたいな形状のものが“風炉”です



の季節(11月~4月)には陶磁器のものを使い、練った香を入れます。


“炉”は囲炉裏(いろり)の略した呼び方です。

ちなみに“お香”には色んな種類があります。

直接火をつけるもの・常温で香るもの・間接的に熱を加えるものなど・・・

また、原料によってもさまざまな違いがあります。

これはキャンドルやディフューザーやフレグランスオイルなどがある

“アロマ”と共通する部分がありますね。




“お香”は少しですがパークセンターでも販売しておりますので

立ち寄られた際には是非見てみてください。



次回は「花入(はないれ)」のご紹介をします。



なお、見浜園は現在緊急事態宣言を受け臨時休園しております。

お知らせ | 更新日:2020.05.17

【重要】幕張海浜公園 新型コロナウィルス感染防止に伴う施設臨時休業のお知らせ(5/16更新)

【5/16更新】※5月18日(月)より
A・Bブロック駐車場 
の営業を再開します。

(Cブロック駐車場は引き続き休業中)
※過密な状況が確認された場合は、駐車台数の制限や再閉鎖をすることがあります。

新型コロナウイルス感染防止対策の為、 4月 8日(水)より当面(1ヶ月程度)、以下の施設を終日休業いたします。
【対象施設】
 ①見浜園・松籟亭(茶室)
 ②Cブロック駐車場 → A・B・Cブロック駐車場
 ③BBQガーデン

【休業期間】
 2020年(令和2年) 4月 8日(水)より当面の間(1ヶ月程度)



上記の決定は、日本国政府の緊急事態宣言を受け、千葉市から指示のあったものです。
また、今後の状況により、休業日がさらに増える可能性もございます。

急な決定でお客様各位には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
何卒ご理解・ご了承くださいますようお願い申し上げます。

見浜園やその他エリアでの撮影など行為申請についても、当面の間は実施出来ません。
既に申請のあった方には公園から個別にご連絡をさせていただきます。

お知らせ | 更新日:2020.05.16
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