ピンポンじゃないよ、ピンポーだよ。

今回は当館にもあるピンポンノキについてお話ししたいと思います。

ピンポンノキ(Sterculia monospermaは中国南部原産のアオイ科の常緑高木でありピンポンノキ属は熱帯アジアを中心に100~200種が分布します。




ねったいかん2018年開花



ねったいかん2018年結実



属名のSterculiaはローマ神話に出てくるトイレの神様Sterculiusに由来しており、
ラテン語でStercusは糞(ふん)を意味します。


ピンポンノキ属の中にハエなどに受粉を助けてもらうためにうんちみたいな臭いを放つ花を咲かせる種類があることからこの属名がつけられたようです。


うんちのにおい、、、うんち、うんちかぁ、、
ねったいかんのピンポンノキは臭うのかな?
嗅いでみたいような嗅いでみたくないような、ちょっと複雑な気持ちになりますね。


因みに和名のピンポンノキの由来ですが、

ピンポンノキの種がピンポン球っぽいのでは?とか
昔ピンポン球の代わりに使っていた、、、?
もしやラケットの材料がピンポンノキ???

などと疑っていた皆様、残念ながら卓球とは全く関係ありません。


中国名の「頻姿(ピンポー)」が訛って英名のPingpongになり、そこからピンポンノキという和名になったようです。


これは以前私が台湾とマレーシアに行ったときの写真ですが、台湾では「鳳眼果」の名でも売られており、この実を茹でて食べると栗のような味で美味しいそうです。






台湾




マレーシア


鳳凰とは中国の神話にでてくる伝説の鳥、霊鳥であり、一万円札にも描かれています。
鳳凰(ほうおう)の眼とは上手く言ったもので、まさにぴったりの名前ですね!

沢山の眼がこちらを見ているようでちょっとびっくりしますが、機会があったら是非食べてみたいですね!


O記

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2020.05.22
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