スポンジ状で多孔質の「エクセルソイル」を緑化基盤として使用し、金網で取り付けます。そのため多くの土を使用したタイプの壁面緑化と違い容器や不織布などを必要としません。
多くの壁面緑化の課題の一つはユニット内における土の目詰まりや、土の流出でした。繊維同士がしっかりと融着しているエクセルソイルを基盤材に採用しているため、目詰まりを起こしたり土やせすることもなく、基盤の流出も有りません。
土を使用した壁面緑化では、容器内の特定の場所に水みちができてしまい、均一に水が行き渡らず、生育不良を起こす場合が有りました。繊維系の素材であるエクセルソイルを使用することで、基盤内に均一な保水をすることができます。
植物の根は容器に入った土の中では伸び続けてやがて容器内でいっぱいになると酸欠状態になり衰退します。「リーフウォール工法」は容器を使わず基盤材が直接光と空気に触れるよう金網を用いて設置することで、根を健全な状態に保ち、植物を生育させることができます。
樹脂や金属製のユニットの場合、太陽熱の影響でユニットが高温になり、植栽基盤もその影響を受けます。「リーフウォール工法」は容器を使用しないため、基盤材が高温にならず、基盤からの気化熱により植物にとって心地よい環境を作ります。
![■ 緑化基盤ユニットの主な仕様[サイズ:560mm(高)×560mm(幅)×50mm(厚) 重量:約48kg/m²(湿潤時) 素材:SUSφ4(フレーム)、エクセルソイル(植栽基盤:固化培土)]](images/img_panel.jpg)
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