ヒナをひろわないで!!

「ひろっているではないか!」とお思いになるでしょう。事情は以下のとおりです。

先日、「鳥のヒナが動けないのでなんとかしてほしい」との連絡が観察センターの窓口にあり、現場に向かうと、干潟の遊歩道の植栽と住宅地の間の道路に3名ほどの人が立っていました。

その人たちの視線の先を見ると、道路脇の排水溝のフタの上に大人の親指ほどしかない小さな鳥がうずくまっています。フタの穴に落ちないよう両手で包み込むと、おとなしく収まってくれました。まだ人を知らず警戒心のない巣立ちヒナでした。ケガはありません。
周囲を見ると、すぐ真上の木に親鳥のエナガがいたので、これはすぐに親の元に返せば大丈夫、とわかりました。

一度、低木の枝に乗せたのですが、ふわっと道路側に舞降りてしまいました。もう一度ひろって道路と反対側のしっかりした枝に載せると乗ってくれました。

そこで、周囲にいた人たちに「ここで見ていると、親鳥が近づけないので、干渉しないように離れましょう」と声をかけ、協力してもらいました。

その後どうなったかわかりませんが、無事だといいなあ。

皆さんも、もしヒナを見かけたら、親鳥が近くにいることもあるので、まずはそっと様子を見ましょうね。


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自然情報 | 更新日:2018.05.18
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