大好き!ハワイ展の植物たち

今、ねったいかんでは、「大好き!ハワイ展」を開催中です。
レイやフラの衣装、ハワイアンキルトも素敵ですが、植物にも注目!

   

まず入り口にはパイナップルの仲間の植栽があります。色々な種類があるものですね。
その中でひときわ目立つのが、こちらです。





皇帝アナナス(Alcantarea imperialis)です。
皇帝アナナスはパイナップル科では最大級の大きさになり、花茎が立ち上がると
高さ2メートル以上にもなります。株が花を咲かせるまでには10年くらいかかります。
全ての花が咲き終わると、その株は枯れてしまいます。
めったに見られない珍しい品種なので必見!です。



続いてハワイの自生種を1つ紹介しましょう。ビーチナウパカ(Scaevola sericea)です。
花が半分に見える変わった形をしています。花と花を合わせて一つにすると、その男女は
結ばれるといわれています。ロマンチックですねぇ。
ハワイにはこの花にまつわる悲しい物語があります。詳しくは「大好き!ハワイ展」会場でどうぞ。



「この~木なんの木気になる木~」のTVCMでおなじみのモンキーポッド(Samanea saman)です。午後になると葉が
ネムノキのように閉じてちょっとカワイイのです。
メキシコからペルー、ブラジルにかけて分布しますがハワイではちょっと困った木で侵略的外来種に指定されています。
このような外来種が何種類もあるのです。
きれいだ、役に立つ・・・などで導入したまではよいのですが、増えすぎて島にある固有種を絶滅させるまでに…。
考えさせられますね。詳しくは展示会場でご確認ください。
                 
(M記)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.09.19

夏夕方のねったいかんはイイ香り

夏のねったいかんは鮮やかな花がたくさん見られます。
でも、熱帯の花の楽しみ方は見た目だけじゃないんです。

夕方にマレーハウス下を歩くと、どこからかあま~い香りが!!
キョロキョロあたりを見回すお客様をたびたびお見かけしますが、たいていの方は香りの出所を発見できません。
それもそのはず、出所は頭上にあるんです。







それは、オウソウカという淡い黄色いこのお花です。
この植物に関しては以前に紹介していますので、そちらをご覧くださいね。

このオウソウカトラップをすぎて先に進んでも、まだあま~い香りが漂っています。



「目の前の真っ赤なお花かな?(サンタンカ)」
いやいや、出所はもう少し先にある可愛らしいピンクのお花。名前はシクンシ。
この植物は夕方咲いた時は白っぽいですが、だんだん色がピンクに変化します。



それにしてもなぜ昼間でなく夕方に香るのでしょう?

そもそも、香りは花粉を運んでもらう虫を呼ぶための道具です。甘い香りで虫を誘います。
「虫を呼ぶためなら昼間に香ったほうがいいんじゃないの?」
いやいや、違うんです。
熱帯には夕方おきだして夜に活動する虫がたくさんいるんです。
日本にも多くのガやカブトムシ、クワガタムシは夜に行動してますよね。
熱帯にはもっとたくさんの夜行性の昆虫がいます。
夜は暗いので花の色形がわかりませんが、香りならわかりますよね。

昼間は暑くて外に出る気がしない熱帯の昆虫タイプの方は、日かげが多くなる夕方にぜひご来館下さい。
ただし、ねったいかんの受付は17:30までですのでご注意を!!


(I 記)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.09.13

バンダの水やりに挑戦!

夏休み期間に水鉄砲コーナーを設置しました。




最近はあまり見かけないですが、竹の水鉄砲です。
なつかしいですね。
平成生まれの子供たちは使ったことのない人も多いのではないでしょうか?
プラスチックの水鉄砲とは違い、水を打つときのあの「シュポッ」という手の感触が楽しいですよね。

夏休み期間中は子供たちに人気のコーナーでした。
ご好評につき、まだしばらくこのコーナーは延長しますので、ぜひ遊びに来てください。


ところで、なぜねったいかんに水鉄砲があるのかというと、このコーナーはバンダという植物の水やり体験コーナーなんです。
水鉄砲でバンダの根に水をかけてあげます。



バンダは着生ランで、根は土の中ではなく空気中に出ています。
夏のバンダはたくさん水をほしがります。
ご来館の際には、水をかけてあげてくださいね。


(I記)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.09.08

最近の見どころ

相変わらず暑い日が続き、水やりが大変な毎日です。
でも、一本一本の木や草に潅水(水やり)をしていると、植物たちの日々の変化を発見できます。

例えば・・・
ミズレンブがたくさんの花を咲かせました!順調に行けば、試食会を開けるだけの実がなるかもしれませんね。



ゲッキツも白い花を咲かせてます。近くを通ると、香水のような良い香りがします。そんな香りに誘われて、今朝は緑にオレンジ斑点のおしゃれな虫が花を訪れていましたよ。



ゴバンノアシも今年第2弾の花を咲かせています。しかも、第1弾のときよりもたくさんつぼみができてます。

まだまだたくさんの花や実が見られますが、最後にもう一つ!



葉っぱにタコさんウィンナーがぶら下がってますね。これは私のお弁当のウィンナー、ではなく、じつはなんです!
オヒルギというマングローブの花です。
普通の植物が生えない海辺(干潮帯)に育つマングローブは、さすがお花もへんてこですね。
この花は見つけるのがちょっと難しいですが、1階受付のドア横から見ると発見できます。
これを見つけられたらねったいかん上級者です!!

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.09.04

植物の名前・・・「ブラキキルム・ホースフィールディー」


ブラキキルム・ホースフィールディー

ねったいかんにはたくさんの植物がありますが、そんな中でこの「ブラキキルム・ホースフィールディー」はもっとも名前の
覚えにくい植物ではないでしょうか?
この花はシュクシャの花に似ていて、6月頃には咲き終わり、現在は赤と橙色のコントラストが美しい実がご覧いただけます。今年は特にたくさんの花が咲きました。(冷室に咲いています)





ねったいかんの担当になって間もなくのころ、この植物名は?と写真をお持ちになられた方からの質問に、開花前でまだ見たこともなく、シドロモドロになって冷や汗をかいてしまいました。そんなこともあり、念仏のように唱えて覚えましたが、
ブラキキラムなのかブラキキルムなのか混同してしまうことがその後もありました。 
ラン科のブルボフィルムもバルボフィラムと表現されていたりしていて、いったいどっちなの!と叫びたくなる植物がたくさん
あります。ラテン語をカタカナ表記するのはやはり無理がありますよね。

職業柄なるべく多くの植物名を覚えたいと思っていますが、あるランの大家にご自宅の温室のコレクションをご案内いただいた際に、「植物の名前は人間が勝手につけたものだから気にしなくてよいとのこと。名前がAでもBでもCでもその個体はひとつなのだから・・・・」  さすがに世界中のランの原生地を見てこられた方の言葉だからこその重みがありますね。
植物は原種だけでも25万種もあるのだから全部はとても覚えきれないですが、せめて館内の約1000種の植物名は覚えないとね!
                                                                           K記

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.08.22

ゴバンノアシの花が咲きました


(上の写真は去年咲いたゴバンノアシです。)
温室内の熱帯低地林ゾーンの池側にあるゴバンノアシの花が咲きました。
今年は園路から見やすい場所に着花しました。


(こちらは今朝のゴバンノアシ。最初に咲いた花はもうしぼんでしまいました。)

ふくらんでいるつぼみが、明日には咲くかも・・・しれません。(絶対に咲く!とは言い切れません。ごめんなさい。)
花が咲くのはたった1日で翌日には散ってしまいます。
一輪でも近くがパーッと明るくなるような美しい花です。
どうしても見たい!という方は、お電話でお問い合わせください。
ゴバンノアシは夜に花が咲くことが多いため、午前中の早い時間をおすすめします!

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.08.02

ねったいかんなのに冷室?

ねったい館には温室だけではなく、ミニ水族館や、熱帯の高山を再現した涼しい冷室があります。
冷室は真夏でも室温が25度を越えないように管理しています。
ミスト(霧)のかかった雲霧林でホッと(クールなのにホット?)されてはいかがでしょうか?
作業する私達も夏場の冷室は本当にホットします。冬場は無加温にて管理しています。
霧を見て、小さいお子さんで、こわいっ!と泣き出す人がいますが、煙ではありませんのでご安心を!ランやノボタン、熱帯性のシャクナゲや ウツボカズラなどを生体展示しています。
原種のランが咲いていますので是非実物をご覧下さい。
森の中で、こんな花たちを見つけた人はどんな気持ちだったのかしら・・・と改めて原種の持つすばらしさ・種の保存の
大切さを思わずにはいられません。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.07.01

「館内のランたち」

 こぼれ話がすっかり滞ってしまいました。すみません。反省…
ここ2~3日はさわやかな気候で過ごしやすかったのですが、突然の豪雨、地震と続くと気分が落ち込みますよね。でも、
植物はぐんっ!ぐんっ!と生長しています。暑くても寒くても多少放っておかれても、文句もいわずに生きています。えらいっ!

 さて新春恒例となっております「らん・ラン・蘭展」には多くの皆さまにご来館いただきましてありがとうございました。
ねったいかんではラン展以外でもたくさんのランがご覧いただけます。

 世界最大のランといわれているグラマトフィルム スペキオスム。


グラマトフィルム スペキオスム

 別名タイガーオーキッド。まだ当館では開花していませんが、なんと根が上向きに生えているんです。温室の
ビヨウタコノキや、冷室の入り口手前にありますのでぜひご覧下さい。根って地中に下向きに伸びるもの!だけでは
ないんですね。
「早く咲かせて見せてっ!」の声があちこちから聞こえてきます・・・。努力はしているのですが・・・今しばらくお待ち下さい。

 ちなみにエントランスにはグラマトフィラムの園芸種のスプリクタム ヒヒマヌがあります。ほかにも館内にはバンダや
アスコセンダなど華やかなランやバルボフィルムのような地味なランもありますので、温室内をゆっくりとご覧いただき
ながら見つけてみてくださいね。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.06.02

おおっ!そうか!

 今年は例年にない寒さが続いていますが、ここのところの強い陽射しで、桜の蕾もだいぶ膨らんできましたね。ちらほら咲き出している樹もありますね。今日から新年度。魅力あるねったい館になるようスタッフ一同頑張ります! 
 
ねったい館でも、ヒスイカズラやハイビスカスなどの華やかな花が注目されがちですが、今回は名前にインパクトのある地味な花と実を紹介します。

「オウソウカ」
漢字では鶯爪花と書きます。ちなみに中国名は鷹爪花です。

 東南アジアに自生するカギ爪を持つ、つる植物です。「爪」は釣り針のような形をしていて、この爪を他の植物などにひっかけてよじ登っていきます。 光を求めて、こんなかぎ爪に進化を遂げた植物のなんという不思議!ねったい館ではマレーハウスの脇につるを這わせてありますので、ぜひご覧下さい。

   
(写真左より)カギ爪、内花被と外花被、実


 花は鶯色から淡黄になる6弁花で、潅水時などで枝が揺れると夕方には良い香りがします。イランイランに似た花をつけるからでしょうか、ツルイランイランとも呼ばれています。
 またこの実はオランウータンが好んで食べるそうです。

 名前といえば、日本で胡蝶蘭と呼ばれるファレノプシスも、もとは「蛾のような」という意味合いで付けられたことから、蛾より蝶、鷹より鶯・・・・と「さすが感性豊かな日本人!」と感じますが皆さんはいかがですか?


PS・・・温室内のマスコットの「コケHAERU」です。名前を勝手につけました。
コケガエルのお友達です。どうぞよろしく。
滝の辺りにいるので、探してみて下さいね。 


( I K 記 )

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.04.01

ヒスイカズラ開花情報

寒さの中にも春を感じられるようになってきた今日このごろ。  
ヒスイカズラもどんどん開花しています!


アーチの下の房も花が咲きはじめました。  

お客様からはよく、「いつごろが満開ですか?」 というご質問をいただくのですが、この答えはとても難しいんです。
なぜなら、花は房の上の方から咲きはじめ、下の花が咲いていくにつれて上の花は落ちていってしまうのです。
残念ながら、房全体が満開ということではないのです・・・

しかし、今年は本当にたくさんの花芽がでてきていますので、
これからしばらくは順番に咲いていく花を楽しむことができそうです。
3月20日からは、ブリッジが通行できるようになる予定です。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.03.15
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