ヒスイカズラ開花情報

寒さの中にも春を感じられるようになってきた今日このごろ。  
ヒスイカズラもどんどん開花しています!


アーチの下の房も花が咲きはじめました。  

お客様からはよく、「いつごろが満開ですか?」 というご質問をいただくのですが、この答えはとても難しいんです。
なぜなら、花は房の上の方から咲きはじめ、下の花が咲いていくにつれて上の花は落ちていってしまうのです。
残念ながら、房全体が満開ということではないのです・・・

しかし、今年は本当にたくさんの花芽がでてきていますので、
これからしばらくは順番に咲いていく花を楽しむことができそうです。
3月20日からは、ブリッジが通行できるようになる予定です。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.03.15

咲きはじめました!

今年も咲きはじめました!そう、ヒスイカズラです! 開花は遅れましたが、例年になく何十本もの多くの房が垂れ下がってきていて、そのうちの2本が咲きはじめました。
(冷室側の壁面にはすでに何本か咲いています。)


現在、屋上の工事にともないブリッジを閉めさせていただいていますが、ヒスイカズラのアーチの部分のみ冷室側からご覧いただけます。冷室の階段をおりて右の扉を入るとヒスイカズラのアーチの下になります。  
車椅子やベビーカーのお客様にはご迷惑をおかけいたします。3月下旬にはみなさまに見ていただけるようになる予定ですので、もう少々お待ちください。たくさんの房が花を咲かせるのにももう少し(1~2週間くらい)かかりそうですが、やはり咲きはじめがきれいです。


花房がいっぱい!

こぼれ話では開花状況もお伝えしていきたいと思います。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.03.07

マメに更新しないと・・・!

節分では数え切れない程の年の数の豆を食べ、2Fで販売中の「まさお豆」も食べ出したら止まらず・・・  
あっという間に「芋と豆」の企画展も残すところ6日間となってしまいました・・・反省。
 
マメ科の植物は世界中に1万8千種もあり、古代ローマでは、ソラマメが主食だった時代もあったことや、ダイヤモンドのカラットはイナゴマメの種子(それぞれが均一の重さからといわれていますが、実際にはかなりのばらつきがある)に由来していることなど思い出しながら館内のマメ科の植物を紹介します。  
     
ねったい館のマメ科の植物は、水族館へ降りる階段脇にペナン植物園から寄贈された、大きなネジレフサマメの板根の展示があり、ヒスイカズラをはじめタマリンド・インドシタン・カッシア・ カリアンドラオウゴチョウなどがあります 。


オオゴチョウ(今は咲いていません)



オオゴチョウの種子



ヒスイカズラ(今は咲いていません)



カリアンドラ(つぼみ)


今回は、現在咲いているデイコErythrina variegate var.orientalis を紹介します。

デイコにもいろいろな種類がありますが、斑入りのデイコが先に学名の登録がされたので、斑入り種が基本種となっています。デイコの栽培北限は奄美大島とされていて、歌でおなじみの“デイゴ”の呼び方は沖縄地方の呼び方といわれています。関東で屋外に栽培されている種類はほとんどがアメリカデイコです。ちなみにねったいかんでは、めずらしい白花デイコも咲いています。


デイゴ



白花デイゴ



白花デイゴの実


今や観葉植物として人気のエバーフレッシュにこんなきれいな実が着きました。 (現在は落下しています。)


エバーフレッシュの種子


寒い日がまだまだ続いておりますが、温室内では確実にヒスイカズラにつぼみがついてきています、一足早い春がやってきたねったいかんへぜひお出かけ下さいね。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.02.21

モンステラの本性は・・・!?

「芋と豆」の企画展がスタートしました。


館内にも「イモ」や「マメ」の仲間の植物がたくさんありますが、
その中の一つ、モンステラの仲間を紹介します。


モンステラはハワイアンキルトなどでおなじみの図案にもなっていますが、
もともとハワイにはなかったといわれ、
今や他の固有種を脅かす厄介もの扱いされています。
そもそもモンステラの名前は、ラテン語のモンストルム(怪物)による、といわれています。
付着根で他の木をよじ登り、大きな葉を展開して、光を独り占めします。


モンステラの仲間であるマドカズラも幼葉の時はかわいらしく、
観葉植物としても人気で鉢物として出回るのですが、温室などで地植えをしたとたんに、
成葉になり本性をむき出し・・・・・!70センチ以上にもなる巨大葉を次々と展開します。


マドカズラ 幼葉



マドカズラ 成葉


なんだか人間のようですね。結婚したとたん豹変・・・・?!

葉が羽状にさけたり、葉脈の間に穴が開いているのは、
巨大葉を強い風雨から守るために進化したと考えられています。
館内で一番高いベンジャミーナの木をよじ登っているマドカズラをぜひご覧ください。  
     
モンステラの仲間ではありませんが、一般的にポトスとよばれているサトイモ科の葉も、
マレーハウスからご覧になってください。ご家庭のポトスとは別物みたいではありませんか?  

また、館内にはこんな(写真)私好みのイモ・マメのキャラクターたちが登場していますので探してみてくださいね。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.02.07

ラン展はじまる!

ねったいかん、毎年恒例の “らん・ラン・蘭展” が1月2日からはじまりました。


愛好家の方々が育てたランや、今の季節ならではのランを使ったアレンジメントの他、
展示販売も行っています。
 
カトレアだけを見てもこんなに色とりどりの品種があります。
(愛好家の方々のランより)



このひとつひとつの香りも微妙に違うのです。わたしのおすすめの香りはこの白いカトレアです。



すっきりとしたほのかに甘い香りが癒されます。
ランを間近でご覧いただけるところがねったいかんならではの魅力です。
ぜひ顔を近づけて花の香りを楽しんでみてください。  

らん・ラン・蘭展は1月22日(日)まで開催しています。
1月15日(日)と1月22日(日)には愛好家のベテランの方たちによる、ランの育て方相談会もあります。
暖かく、華やかな らん・ラン・蘭展 にぜひおこし下さい。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2012.01.09

ウナズキヒメフヨウが咲いています!

今、熱帯館ではウナズキヒメフヨウが咲いています。
と言っても、咲いているのか咲いていないのか判断に困る花なのです・・・


ハイビスカスの仲間で1日だけしか咲かない一日花ですが、花は下を向いて花びらは開きません。  
だから“ウナズキ”ヒメフヨウと呼ばれています。  
花びらが開かない理由は「雨を避けている」とも「小さな虫に花粉を運んでもらうため」とも……
咲き方は控えめですが、花の奥には蜜をたっぷりつめて虫の来訪を待っています。


館内にはピンクのほかに赤いウナズキヒメフヨウも展示しています。  
どちらも鮮やかな色なのでぜひ探してみてください。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2011.12.11

目~がふくらむ???お腹ではないの~?

温室内も暖房が入り、日照を確保するため、伸び過ぎた枝等の剪定を行いました。いよいよ冬の到来ですね。  

2階のエレベーターホールや図書コーナーから温室内を見下ろしていただくと、
様々なグリーンの中に樹冠に直径5センチくらいの白色の花をたくさんつけて、
そこだけ、ふわっと明るくなるような感じで、す~っと咲いているの花があります。

ミフクラギの花です。

別名 沖縄夾竹桃(おきなわきょうちくとう)。一般的なキョウチクトウとは属が別になります。
個人的には大好きな花です。画像がきれいじゃなくてごめんなさい。


ミフクラギの語源は・・・木を傷つけると有害物質を含む乳液が出ます。
その樹液が目に入ると目が腫れることから「目が腫れる木」が訛って→ミフクラギになったといわれています。
果実はニワトリの卵大で、最初は緑色→エンジ色→黒色と変化していきます。


芽出し苗は「恐竜のたまご」などの流通名で売られていますが、
木や葉、種子には有害物質が含まれていますのでご注意ください。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2011.11.26

落ちた実の正体は・・・?

館内で、朝の見回りを行っているときのこと。
温室にかかっている橋を渡るとこんな光景を目にしました。


これ、何だと思いますか?
 
何度も来館されている方にとってはおなじみの光景かもしれません。
これはビヨウタコノキの実です。
 
私も初めて見た時は「なんじゃこりゃ~!」と驚きました。
木になっている時はサッカーボールのような形でも、1つ1つバラバラにしてみると六角形をしています。
そして鼻を近づけてみると…何ともいえぬ甘~い香りがします。  
しかし、とても硬くて食べられたものではありません。おいしそうな香りだけに残念です。
 
外国では、仁(じん)とよばれる、実の中心部を蒸してつぶして、あげ団子にするところもあるようです。
ごま団子好きの私としてはぜひ食べてみたいのですが…  

幸運にも実が落ちた日は、みなさんにも見ていただけるように、
橋の手すりやビヨウタコノキの根元に実を置いていますのでどうぞご覧ください。
その際、甘~い香りもぜひ楽しんでください。



植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2011.11.20

あっ!実がなった!

急に寒くなってまいりましたが、皆さん風邪など引かれていませんか?

夏から急に冬が来てしまうような昨今の気象状況ですが、
日中はとても気持ちの良い日が続いていますね。  
ねったいかんでは、屋外に出している鉢をしまったりと、冬支度に大わらわです。
 
植物を育てる中で、種をまき、芽が出て双葉から本葉になり、
その後何度かの植替えを経て、植物が順調に生育し、
「あっ!花が咲いた!」「 あっ!実がなった!」という結果に漕ぎ着けた時は、本当にうれしいものです。
ひとりでにやにやしてしまいます。きつい仕事もなんのその!終日気分よく働けます。  

温室の中には花粉を媒介してくれる鳥や昆虫(ポリネーター)がいないため、
なかなか結実が望めませんが、一部は絵筆やピンセットを使い人工授粉を行っています。
一日花が多いため、花粉の出る時間帯などに合わせ受粉を実施します。  

温室の中にもいろいろな実がなっていますが、今回は回廊にある”実”をご紹介します。



オオバイヌビワ



コーヒーノキ



チランジア・ウスネオイデス



シークァーサー



フクギ



ゴレンシ(スターフルーツ)



ハマベブドウ



ヒハツ



コバノボダイジュ



宇宙イモ



サイパンレモン



斑入りセイロンマンリョウ

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2011.11.02

沖縄のマングローブの森の生きものたち

9/6~10/2まで行った企画展「沖縄展」が無事終了しました。
たくさんの方にご来館いただき、ありがとうございました。  
中には沖縄県出身の方も見られ、故郷の話に花が咲いていたようで、
私たちにとっても楽しいものとなりました。


西表島のマングローブ林


さて、そんな展示室の一角を占めていたマングローブ

展示していたものは、葉が出始めたばかりの小さなヤエヤマヒルギですが、
実際に自生している様子はとっても独特です。

何が独特かというと、森の中へ入れば一目瞭然!
ぼこぼこと突き出した根っこで足の踏み場もありません。
根っこは空気を吸うために地上へ出ているので、こんな樹形(じゅけい)になっているのです。

そんなマングローブの森に住む生きものも、もちろん変わり者ばかり。
泥で固めた大きな家を作るのはオキナワアナジャコ、手のひらサイズの大きなシジミのシレナシジミ、
陸へ上がる魚のミナミトビハゼなどなど・・・



オキナワアナジャコが作った泥の家



シレナシジミ



ミナミトビハゼ


マングローブはそんな多種多様な変わり者達に隠れ家やすみかを提供しています。まるで海のゆりかごのよう。
 
ねったい館の温室に、オキナワアナジャコやシレナシジミはいませんが、樹高4~5mのヤエヤマヒルギ、  
オヒルギ、そしてミナミトビハゼを見ることができます。  
沖縄展が終わっても、沖縄の森の一端をねったい館で楽しんで見てはいかがでしょうか?
 
     
※マングローブとは、川の河口付近に自生する樹木の総称で、
日本における代表的なマングローブ構成種にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシが挙げられます。
主に沖縄県で見ることができます。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2011.10.18
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