ねったいかんだより

当館スタッフから、植物館や水族館での日々のできごとや植物の情報などを発信しています。

「サスティナブルファッションって何?」開催中!~11月26日(日)まで

みなさんこんにちは!
「サスティナブルファッションって何?」が開催しました!

当館のSDGsの取組として行う「SDGsパネル展」の一つ。
目標⑫「つくる責任・つかう責任」に関する内容として、
ファッション産業の抱える問題や、近年注目されるサスティナブルファッションの内容や
その事例などを知って頂くための展示となります。

ぜひ、この機会を使って、サスティナブルについて学んでみてください!

パネル展示

ファッション産業と環境問題、サスティナブル(持続可能な)ファッションとは?
私たちができること

これらについてパネルにて紹介しています!

展示協力 ㈱良品計画

RE MUJIの取り組みとして
不要な洋服を回収して、染め直して生まれ変わらせています。

展示協力 UPCYCLELINO

株式会社ネキスト「UPCYCLELINO」の取り組みとして
廃棄される「裁断くず」を利用した生地を使って作られています。

洋服も展示されていますので、お近くでご覧ください。

☆イベント情報

見どころ情報10月22日号『実とランを楽しもう♪』

みなさんこんにちは(^^

暑い暑いと思っていたら、いつの間にかもうすっかり秋ですね。

ねったいかんでは今、沢山の実がなっています。

ドワーフグリーンペッパー Piper nigrum `Dwarf Green Pepper`

粒々のコショウの実が今にも弾けんばかりのぷりぷりとした
姿でお出迎えしてくれます。

ビヨウタコノキ Pandanus utilis

ごつごつとした見た目がインパクトのあるビヨウタコノキの実も

ブリッジから手が届きそうな距離でご覧いただけます。

サババナナ Musa acuminata×balbisiana

サババナナの花がようやく咲きました!

実がたくさんなるのが待ち遠しいですね♪

オウゴチョウ Caesalpinia pulcherrima

鮮やかなオレンジ色で蝶のようにひらひらとした

花びらが美しいので、オウゴチョウと呼ばれています🦋

アラビアコーヒーノキ Coffea arabica

コーヒーの実が赤く色付いてきました☕

セイロンマンリョウ Ardisia elliptica

セイロンマンリョウの実もピンク色に色づいてきて

可愛いですね♪

インドシクンシ Quisqualis indica

夕方になると何とも言えない、いい香りが漂ってきます。

メディニラスペキオサ Medinilla speciosa

雲霧林の風景を再現した冷室も見頃です。

メディニラスペキオサの実は、はじめは薄いピンク色で終わりに近づくにつれ

濃い紫に色が変化していきます。

ピンク色のグラデーションが可愛いですね。フォトスポットにおすすめです♪

オンシジューム トィンクル フレグランス ファンタジー  Oncidium Twinkle `Fragrance Fantasy`

近くを通ると、甘い香りがします🌸

フラグミペディウム Phragmipedium

フラグミペディウムも咲いています。

ぷっくりとした大きな袋状の唇弁(しんべん)がなんともかわいらしいですね。

バンダ Vanda

大きくて鮮やかな色のバンダも所々で咲いています。

秋晴れの心地よい日が続きますが、今開催中の『エイ展』と併せて

お散歩がてらぜひねったいかんに遊びに来てください(^^)/

「エイ展」開催中です!~11月12日(日)まで

みなさんこんにちは!
「エイ展」が開催しました!

今回は、いろんな種類のエイが展示されています!

それぞれ独特のすがたでいろんな模様や色が美しいのがエイの大きな魅力です!

生体展示コーナー

淡水エイのモトロや、海水のリーフスティングレイ、アカエイ、ヒラタエイ等を

展示解説しています。

この機会にいろんな種類のエイについて学ぶことができますよ!

こちらは黄色の色が特徴のアカエイ!

水槽内を泳ぎ回る姿は圧巻ですね!とても可愛いです✨

クイズコーナー

サメ・エイシルエイットクイズコーナー‼

サメによく似たエイ等、いろんなエイとサメをシルエットクイズで
楽しみながら学ぶことができます🦈

ぜひ、サメとエイを見分けてみてください👀

エイグッズ販売コーナー

ヒマンチュラチャオプラヤとアカエイのうちわも販売しています!

とても可愛らしいのでおススメです!

みなさんがエイにあいにきてくれるのを

楽しみにお待ちしております!

☆イベント情報

こぼれ話10月14日号「植物の名前を知って友達になる」

この花の名前は何というか、ご存知ですか?

「ドリコス ラブラブ」という名前です。ラブラブ♡なんてかわいい名前ですよね?
学名は、Lablab purpureus
和名は、藤の花ににているところからフジマメという名前でも呼ばれています。
この植物の原産地は東アフリカで、ラブラブはアラビア語でマメという意味だそうです。
LOVE♡のラブとは違いました。

かわいい名前に出会い、温室の樹名札を見ていると面白い名前の植物が
たくさんあることに気が付きます。

 

アアソウカイ 学名: Pachypodium geayi

「この植物の名前はなんですか?」
「アアソウカイです。」
「ああ、そうかい、そうかい!」と
思わず言いたくなるこの名前も面白いですね。
和名の亜阿相界(アアソウカイ)は、 作家でサボテン研究家の龍胆寺雄氏が命名しました。
名前の由来の、「亜阿」は亜細亜(アジア)と阿弗利加(アフリカ)のことです。
「相界」は境界という意味です。つまり、原産地であるマダガスカル島が境界にあることから
この名前にしたそうです。
意味がわかると、なるほどという感じですね。

植物の名前は、誰がつけたんだろう??

最初に紹介した植物はドリコスラブラブやフジマメと呼ばれたり、
色々な名前で呼ばれているのって不思議ですね?

生きものの名前は、学名と通称の和名が付いています。
学名は、世界共通の名称でラテン語で表記され、発見者がつけた世界にただ一つの名前です。
和名は、学名とは違い発見者が新しくつけたものや、古くから呼ばれていた名前を
そのままいかした日本での呼び名です。

春のねったいかんの企画展「春らんらん展」でも紹介した牧野富太郎博士は、
日本中の植物を調査して1500種類以上に名前を付けたと言われています。
博士いわく、植物と友達になるには「まずその植物の名前を知ること!」だそうです。
博士は、ずいぶんたくさんの友達を作りましたね。

名前を知らなくった友達になれるよ

名前を知らない植物のほうが多いかもしれません。
でも、名前が分からなくても「かわいいな!」「面白い葉だな」と
立ち止まったら、もう友達との出会いの第一歩!!
どんな形をしていたか、その植物の特徴を覚えておいて後でゆっくり図鑑で調べれば、
もう友達になれます。
本当の名前を見つけるまで、自分の呼び名を付けても面白いかもしれませんね。

ねったいかんには、700種類2000本の植物があります。
植物のほとんどに、名札がついています。気になった植物とはすぐに友達になれますよ。
ぜひ、2000本の友達を作ってみてください!!

見どころ情報(10月6日号)『ビワモドキが咲きました🌸』

みなさん、こんにちは!
終わらないかと思った猛暑も一段落、やっと秋の訪れが感じられるようになりました。

今日はまず、2018年以降、花の咲かなかったビワモドキが5年ぶりに
開花したことをご報告します。
ビワモドキ 学名Dillenia indica ビワモドキ科

「ビワモドキ」って何?と思われた方が多いと思いますが、マレーシアでは象が
果実を食べると信じられている植物で、ビワ(枇杷)の様な葉をしているので、
ビワモドキといいます。
20cm近くある大きな白い花が美しく、花弁は1日で落ちてしまいます。

まだ蕾がいくつかあるので、運が良ければご覧いただけると思います。
ぜひ見に来てください。

オヒルギ 学名Bruguiera gymnorhiza ヒルギ科

今、ねったいかんでご覧にただきたい植物をご紹介します。

タコのウインナーのようなガクがたくさんついているのが見えます。

ゴバンノアシ 学名Barringtonia asiatica サガリバナ科

昨年咲いた花が実をつけ、こんなに元気に育っています。

カカオ 学名Theobroma cacao アオイ科

木の幹に直接花が咲いています。小さい花ですがよく見るととてもきれいです。

カカオの花のアップ

フラグミペディウム 学名Phragmipedium ラン科

滝のほとりなど常に水がかかっているような場所に咲くランです。 

ぜひ、ねったいかんに遊びに来てください