ランナーを見るとついついうれしくなっちゃうんです。

皆様は、「これを見るとついついニヤけちゃう、うれしくなっちゃう」 というものはありますか?
 
私は、じつは、“ランナー”を見ると、ニヤリ としてしまいます。
「この飼育係さん、何を唐突にマラソンのこと語ろうとしてんの!?」
そう思った方、ランナー といっても、走る人のことではなく、
サンゴの走根(そうこん)や、水草の走出枝(そうしゅつし)のことですので、あしからず。    

サンゴの中には、殖(ふ)えていく際にランナー(走根)を出す種類があります。
ムラサキハナヅタやツツウミヅタなどのハナヅタ類特有の増殖の仕方で、
ランナーを伸ばした先に、新しいミニサンゴが出てくるのです。


ムラサキハナヅタ



ツツウミヅタ



写真の中央のあたりに、白っぽくて、うにょうにょっと出ているものがわかりますか?
これがツツウミヅタのランナーです。
ここに新しいミニサンゴが芽を出してくるのです。

また、水草にも、ランナー(走出枝)を出して株を殖やしていくものがあります。
例えば、このバリスネリア・スピラリス。 根元の拡大写真を見てみましょう。
株と株をつなぐ横に伸びたものがランナーです。


さて、ではなぜランナーを見るとうれしくなるのかというと、
植物やサンゴが“殖える”ということは、“元気だよ!” という印なのです。
飼育環境が悪いと、もちろんサンゴは成長しませんし、植物も枯れてしまいます。    

ですので、植物やサンゴがしっかり成長して殖えている証のランナーを見ると、
飼育係としてはとってもうれしくなる、ということなのです。  

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.07.10

ねったいかんの緑のカーテン推進リーダー?!

7月になり、毎日暑い日が続いていますが、皆様、体調は崩されていないでしょうか?  

今年の夏は節電対策として、例年以上に緑のカーテンが普及しているように思われます。  
素晴らしいことですね。
 
ねったいかんには、「緑のカーテンをもっと広めよう!」と
ねったいかん緑のカーテン推進リーダーとして4月23日からがんばっている生き物がいます。
「オオウミウマ」というタツノオトシゴの仲間です。


なぜオオウミウマが緑のカーテンの推進リーダーになったのかというと ・・・
緑のカーテンとして栽培されるツル植物のように、からまるのが大好きだからです!!!  
水槽内にレイアウトされた枝にからまる姿は、とってもかわいらしくてなんだかすごく癒されます。



でもたまに、お互いの意思疎通に失敗して、こんなことも・・・。


「ボクはこっちに行きたいんだ!」
「いいえ、私はこっちがいいわっ」
という声が聞こえてきそうです。
 
そして、からまりたい気持ちが高まりすぎるとこうなってしまいます。


ここまでくると、写真では誰がどうなっているのかわからないほど。
これくらいからまるのが好きなのです。
「なにするんだよー!」 と聞こえてきそうなのがこの写真。


首に巻きついてしまいました・・・

そんな癒し系の推進リーダー「オオウミウマ」は、ねったいかんの2Fで展示中。
緑のカーテンを普及するために、今日もからまりながら頑張っています。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.07.05

ケープペンギンがやってくる!

来たる 2011年6月25日(土)、ここ熱帯環境植物館にケープペンギンがやってきます!!!

横浜・八景島シーパラダイスからケープペンギンが遊びに来て、
みなさんの前を可愛らしくよちよちと歩きます。
また、横浜・八景島シーパラダイスのスタッフからペンギンにまつわるさまざまなお話を聞くことも!  
1日限りのこのイベント、毎回大変好評をいただいております。


このイベントを開催するたびに、  
「かわいいー!」  
「さわりたーい!」  
「お家で飼いたーい!」    
などなど、さまざまなお声を頂戴するのですが、
「ペンギンをこんな暑いところに連れてきて大丈夫なの?」とおっしゃるお客様もちらほら・・・  

じつは・・・大丈夫なんです!全然平気です!!  
ペンギンというと、「寒いところ(南極)に生息する生き物」というイメージをお持ちの方も多いのですが、  
約18種類いるペンギンの中で、南極に生息するのはごくわずか。

さらにケープペンギンは、名前からもわかるとおり、南アフリカのケープタウン、
つまり温暖な地域に生息しています。ですので、日本の屋外でも飼育することができるのです。  
     
ペンギンはとてもするどいくちばしを持っているため触ることはできませんが、
柵ごしではなく、生で間近にペンギンを見ることができます。  
みなさま、このチャンスをお見逃しなく!

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.06.23

緑のカーテンの楽しみ方

みなさんは、家で “緑のカーテン” を育てていますか?  
ゴーヤーやヘチマといったつる植物は、ネットに這わせるとカーテンのように見えることから、そう呼ばれています。  
緑のカーテンは陽射しをさえぎり、辺りを涼しくするため、節電効果が期待されており、特に今夏注目されています。



ねったい館では7種類の緑のカーテンを育てています。ひとくちにつる植物と言ってもその特徴はバラバラ。
よーく観察してみると分かります。  
葉っぱもちろん、つるの巻き方だって違います。  

ゴーヤーとヘチマは巻きひげをしゅるっとだして、網につかまります。
宇宙イモは左巻きでよじ登っていきます。
宿根アサガオとオカワカメ、アピオス(栄養たっぷりのおイモ!)は右巻きのよじ登り型です。
(ちなみに、右巻き、左巻きの定義は日本と海外では違います。)


ゴーヤー



宇宙イモ



オカワカメ


人と一緒でつる植物にも巻きつき方の好みがあるようでほほえましくなります。

ぜひ、みなさんも自分なりに、緑のカーテンの楽しみ方を見つけながら育ててみてはいかがでしょうか。
もちろん食べる楽しみだってありますよね。  
ゴーヤー、ヘチマ、オカワカメ、アピオスは販売しておりますので、ぜひご利用下さい。
(なくなり次第終了となります。)

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2011.06.23

自己紹介

植物担当者のこぼれ話につづき、「水族館ニュース」改め、「水族館担当者のつぶやき話」スタートです!

このコーナーでは、ねったいかんの魚や、さまざまな生き物のお世話をしている私が、
みなさまにぜひ見ていただきたいポイントや、ちょっと気になること、
その他日々水槽の中で繰り広げられているできごとについて、ご紹介していきたいと思います。

第1回目は、まず、私の自己紹介から!
 
私は今、飼育係6年目。
はじめから熱帯環境植物館の水族館担当をしていたわけではなく、
最初の3年半は、横浜・八景島シーパラダイスでイルカたちのショーを担当していました。

その後1年間、魚類チームで働き、昨年9月からここ、
熱帯環境植物館の水族館の担当をすることになりました。
じつは、熱帯環境植物館の水族館は横浜・八景島シーパラダイスが管理をしているのです。
 
ところで、熱帯環境植物館には、海にすんでいる生物がたくさん展示されていますが、
かれらの水槽の海水はどこからやってくると思いますか?
東京湾から長いパイプを使って引っ張ってきている?
それとも、私が真水と塩を混ぜて作っている?

正解は・・・ 「横浜・八景島シーパラダイスからトラックで運ばれてくる」 です!


週に一度、横浜・八景島シーパラダイスにあるきれいな海水を、
1トンの容器に入れてトラックに積んで運んでいるのです。
それを熱帯環境植物館の貯水タンク(3トン)に移しかえ、使用しているんです。

まだまだ飼育経験の浅い私ですが、みなさまに楽しんでいただける施設になるよう、
日々頑張っていきたいと思います。


どうぞよろしくお願いいたします!

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.06.22

果実展始まる

私たちが普段食べているバナナは、どんな風に生っているか間近で見たことはありますか?  
6月4日から始まった果実展では、そのバナナをドーンと展示しています。


あなたの背丈とどちらが大きいでしょうか?
ちなみに重さは男性スタッフ2名でやっと持てるほどでした。

これからこのバナナが徐々に色づいていくのを見るのも楽しみです。
運がよければスタンプラリーをクリアした人はもらえるかも!??
果実展では、その他にも実がついた状態のマスクメロン、クワ、サクランボ、 ジャボチカバなど
温帯から熱帯までたくさんの果実がずらりと大集合しています。
もちろん、販売コーナーもありますので、気軽に果実を育て始めることもできますよ。

バナナは温室内にも生えていますので探して見てくださいね。
バナナハートとよばれる紫色の花も咲いています。

あの重い房を支えられるパワーは、どこにあるのか不思議です。

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2011.06.08
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