ねったいかんだより

当館スタッフから、植物館や水族館での日々のできごとや植物の情報などを発信しています。

インスタグラムはじめました♪

ついにねったいかんのインスタグラムを開設しました~!✨✨

水族館、喫茶室クレア、植物の情報を中心に館内の情報を投稿していきます!
お見逃しのないようチェックしてくださいね。
フォローやいいね♡お待ちしています🌷

そして、2月と言えば、バレンタイン!という事で、すいぞくかんニュースの方では、「チョコレートグラミー」についてご紹介しています。
今月は、バレンタインを意識したチョコレートグラミーの飼育員オリジナルはがきを配布します!デザインや内容は、ご来館したときのお楽しみ…

見どころ情報1月19日号『ラン花盛り🌸』

皆さんこんにちは!

いま、ねったいかんではランが見ごろを迎えています。

絶滅危惧種の『カクチョウラン Phaius tankervilleae』も開花しました!

セロジネ マッサンゲアナ Coelogyne massangeana

うすクリーム色の花がきれいですね!
長く垂れ下がる姿はそそとしていてとてもはかなげです。

セロジネ ムルチフローラ Coelogyne multiflora

白いかわいらしい小さな花を沢山つけます。
とても良い香りがするんですよ(^▽^)/

デンドロキラム ウエンゼリー Dendrochilum wenzelii

花がお米が実った穂のように見えるので、原産地ではライスオーキッドとも呼ばれているそうです。
少し透き通る赤い色も美しく目を引きますね♪

デンドロビウム キンギアナム Dendrobium kingianum

淡いピンク色のグラデーションの花が沢山ついて
とてもかわいらしいですね!

デンドロビウム ネリースレイド Dendrobium 'Nellie Slade'

白色から薄緑のグラデーションの色がとても個性的な花ですね!

バンダ Vanda

色とりどりのバンダが咲いています♪

フラグミペディウム シュリミー Phragmipedium schlimii

ピンク色のぷっくりとした唇弁(しんべん)がとてもかわいらしいですね!

マキシラリア バリアビリス Maxillaria variabilis

黄色いお花と、ぷっくりと膨らんだバルブがかわいらしいですね。

ヨネザワラブルースター Yonezawara Blue Star

名前の通りの星形の爽やかな青紫色のお花がなんとも
可愛らしいですね。

ほかにも見どころが沢山あります。
展示室で始まった小規模展『育てよう広げよう緑』と併せて
ぜひねったいかんに遊びに来てください。

あなたが選ぶ ねったいかんラン大賞 結果発表!!

毎年恒例のらん展は、今年も「神代洋らん友の会」の皆さんからお預かりした素敵な作品を展示していました。
その7名の会員の方に1作品ずつ選出していただき、来館者のみなさんが選ぶ「ねったいかんラン大賞」として投票を募り、大賞が決定いたしました!!

たくさんの来館者の皆さんにご参加いただき、とても盛り上がりました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
総数951票の中から選ばれたねったいかん大賞は、、、

ねったいかんラン大賞!!

④高﨑富雄様 のカトレアに決定いたしました。
薄紫色のカトレアが3輪並んだ姿はとてもかわいいですね。

新登場…!🦐

みなさんこんにちは!
あっという間に年が明け、もうすぐ一か月が経とうとうしていますね…!

今日は皆さんに飼育員力作の珍商品をご紹介です。
じゃん!

ヒメセミエビの脱皮殻標本です!🦐🦐
よく解説をするときに、なぞなぞで
「このエビ、生きてないけど死んでもないんだよ?なんだと思う?」
なんてお子さんに問いかけるととても頭を抱え悩んでくれます☺
脱皮した殻なので、死んでしまったわけではなく、しかし生きてもいない、どちらかというと立派に生きている証なんです!🦐💕

脱皮は種類問わず、実は簡単ではなく命がけなんです。
しっかり栄養が取れていないと、脱皮さなかに体力が尽きて、亡くなってしまう事も…
なかには、脱皮成功したと思いきや、捕食者に狙われてしまうなんて事も…!
そんな脱皮の成功した証の殻を、飼育員が形を整えてみました!🦐✨
こちらの販売は、エビが綺麗に脱皮を成功しつつ、飼育員が形を整えるのを成功しないと販売に至りません…!!
とても、脆いため透明のケースからは出し入れできないようになっております。
また、エビもしっかりと土台に固定してあるため、お家でヒメセミエビの脱皮殻を眺めたい方はぜひお買い求めください🦐

『らん展2023~ランとシダ~』1月3日~15日まで開催中!

みなさんこんにちは!
ただいま『らん展2023~ランとシダ』開催中です!
多種多様なランとシダ、ギアナ高地の写真展示、生きている植物化石の紹介、
恐竜の顔はめパネルなど盛りだくさん♪
1月6日にはミニアレンジメントづくり、7日は恐竜のパクパク工作のイベントを
ご用意しています!

ギアナ高地の生きものたち

恐竜の顔はめパネル

神代洋らん友の会

ランコーナー

シダコーナー

生きている植物化石

恐竜時代に栄えたシダ植物は、今でも原始の姿をとどめています。
時代が流れるとともに裸子植物、被子植物と進化は進み、新たな植物が出現してきました。

そんな中でもランは比較的新しく出現した新参者です。

でてきたころには先人がいて、どこもかしこも誰かが住んでいました。
そこで、仕方がないので住人の少ない、樹の上や岩場、乾燥地などニッチを攻めて分布域を世界中に広げていきました。

今回は、そんな多種多様なシダとランをご紹介するとともに、併せてシャーロックホームズの著者で有名なコナンドイルの著書、『ロストワールド(恐竜の世界)』の舞台となったギアナ高地を写真にてご紹介しています。

孤立した台地が隣接するテーブルマウンテンは、その成り立ちからか原始の姿をとどめており、恐竜が住んでいるかも!?と思わせる風景です。

そのため固有種も多く、たくさんの不思議な生き物たちが見られます。
まだいらっしゃってない方はぜひ『恐竜の世界』に旅行に行った気分を味わいに、ねったいかんに遊びに来てください♪