この夏の一番人気!

夏休みに入ってから、比較的涼しく過ごしやすい日が続いていますね。
私は相変わらず、ビルマムツアシガメのお食事風景を眺めては癒される日々を送っています。



さて、今回のつぶやき話では、地下1Fの水族館の常設水槽でダントツ 1番人気のこのお魚!


ハリセンボンについてつぶやきたいと思います。


みなさんもよくご存知のハリセンボン。

体をまんまるにふくらませて、栗みたいにトゲトゲした姿を想像する方も多いのでは。
水槽のハリセンボンを見ているお客様からも、 「ふくらんだとこ、見たーい!」 というお声をよくいただきます。

でも、ごめんなさい、見せられないんです・・・。
なんで???と思った方、ハリセンボンが何のためにあんなにするどいトゲを逆立ててふくれるのか、
考えてみましょう。



 ・・・・・・
 
       
   
そう、あれは、トゲトゲの針で敵を威嚇(いかく)し、自分の身を守るため。
つまり、ハリセンボンが嫌がることをしないと、ハリセンボンはふくれてくれないのです。
そんなことしたらかわいそうですよね。  
だからお見せできないのです。

でも、どうしても見たい!という方のため、  
水槽の魚名板横にふくらんだハリセンボンの写真を貼ってありますので、そちらでお許しくださいませ・・・。



水槽移動の際に捕まえようとしたときの写真です↑


ハリセンボンはとても人なつこい性格のため、人が水槽を見ているとよく遊びに来てくれます。
ハリセンボンのテンションが上がると、唇をガラス面に押しつけて、
ブチュッと唇がつぶれるまで寄ってくることも!
すごくカワイイので、皆様にもぜひ見ていただきたいです。



「会いに来てね-!」  ハリセンボンより

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.08.09

クマノミたちのイス取りゲーム?!


7月30日に、クマノミ水槽に新しいイソギンチャクを入れました。  

水槽中央にあるのが、古株のイボハタゴイソギンチャク、
右の岩にくっついてるのが新しく入れたハタゴイソギンチャクです。  

みなさまご存知のとおり、クマノミたちはイソギンチャクと共生して暮らしています。
フワフワのハタゴイソギンチャクのなかでかくれんぼしたり、横たわったり。
     
さて、新しいイソギンチャクを水槽に入れると、クマノミたちのイス取りゲームならぬ、
イソギンチャク取りゲームが始まります。  

現在水槽内にいるのは、カクレクマノミ8匹、セジロクマノミ2匹、ハナビラクマノミ1匹。


カクレクマノミ



セジロクマノミ



ハナビラクマノミ


イソギンチャクは前からあったイボハタゴイソギンチャクと新しく入ったハタゴイソギンチャクの2つ。  
今までは、セジロクマノミのペアがイボハタゴイソギンチャクを陣取っていましたが、
新しくハタゴイソギンチャクを入れた今、どのクマノミが勝負を制すのか・・・。
 
結果はコレ。





上が前からあったイボハタゴイソギンチャク、下が新しいハタゴイソギンチャク。

見てのとおり、セジロクマノミのペアが新しいハタゴイソギンチャクを制した模様。
古株イソギンチャクがなんだか寂しそう・・・。
 
かわりに誰か入るかなぁと観察を続けていると・・・。
古株イソギンチャクに他のクマノミが近づいた途端、セジロクマノミが追い出しに行きました!
そして古株にまたセジロクマノミのペアが入ったのです!



かと思うと、今度はこう。セジロクマノミがそれぞれのイソギンチャクに1匹ずつ。
「どっちのイソギンチャクがいいかなぁ?」
「こっちのほうがふわふわしてて気持ちよくない?」
と相談でもしているのでしょうか・・・。
 
いまはどうやらセジロクマノミがこの水槽を牛耳っているみたい。
さて、みなさまがねったいかんに来たときにはどうなっているでしょうか??



イソギンチャクにありつけなかったクマノミのためにも、
近々また新しいイソギンチャクを入れてあげようと思います。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.07.27

企画展「東南アジアの生き物たち」はじまる

7月16日から夏休みの企画展が始まりました。2011年の夏は「東南アジアの生き物たち」。  
「東南アジアの生き物たち」でどんな生物が見られるかというと、こんな生き物たちです!



ビルマムツアシガメ



ミドリニシキヘビ



トゲヤマガメ



ドリアモリドラゴン



ボルネオカワガメ



アカメカブトトカゲ


つぶらな瞳のボルネオカワガメに、上目遣いのとってもかわいいアカメカブトトカゲ、  
鮮やかな黄緑色をしたミドリニシキヘビなどなど・・・東南アジアにすむ爬虫類をたくさん展示しています。  
私個人的には、カメがお気に入り。エサを食べるところがすごくかわいい!
 
むしゃり・・・むしゃり・・・と野菜をかじる姿は、ついついじっと見てしまって、その場を離れられないほど。
エサをあげる時間は決まっていないのですが、もしも水槽内にエサがあったらぜひ皆さまも見てみてくださいね。
 
また、「昆虫ふれあいコーナー」もあり、東南アジアのかっこいいカブトムシやクワガタに触ることもできます。
(時間および定員が決まっていますのでご注意ください)
 
ちなみに、小中学生は毎週土日は無料で入館できるのですが、夏休み期間の7月21日 ~8月24日は
毎日毎日ずーっと入館無料!!! ぜひ遊びに来てください。かわいい生き物たちと一緒にお待ちしております。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.07.20

ランナーを見るとついついうれしくなっちゃうんです。

皆様は、「これを見るとついついニヤけちゃう、うれしくなっちゃう」 というものはありますか?
 
私は、じつは、“ランナー”を見ると、ニヤリ としてしまいます。
「この飼育係さん、何を唐突にマラソンのこと語ろうとしてんの!?」
そう思った方、ランナー といっても、走る人のことではなく、
サンゴの走根(そうこん)や、水草の走出枝(そうしゅつし)のことですので、あしからず。    

サンゴの中には、殖(ふ)えていく際にランナー(走根)を出す種類があります。
ムラサキハナヅタやツツウミヅタなどのハナヅタ類特有の増殖の仕方で、
ランナーを伸ばした先に、新しいミニサンゴが出てくるのです。


ムラサキハナヅタ



ツツウミヅタ



写真の中央のあたりに、白っぽくて、うにょうにょっと出ているものがわかりますか?
これがツツウミヅタのランナーです。
ここに新しいミニサンゴが芽を出してくるのです。

また、水草にも、ランナー(走出枝)を出して株を殖やしていくものがあります。
例えば、このバリスネリア・スピラリス。 根元の拡大写真を見てみましょう。
株と株をつなぐ横に伸びたものがランナーです。


さて、ではなぜランナーを見るとうれしくなるのかというと、
植物やサンゴが“殖える”ということは、“元気だよ!” という印なのです。
飼育環境が悪いと、もちろんサンゴは成長しませんし、植物も枯れてしまいます。    

ですので、植物やサンゴがしっかり成長して殖えている証のランナーを見ると、
飼育係としてはとってもうれしくなる、ということなのです。  

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.07.10

ねったいかんの緑のカーテン推進リーダー?!

7月になり、毎日暑い日が続いていますが、皆様、体調は崩されていないでしょうか?  

今年の夏は節電対策として、例年以上に緑のカーテンが普及しているように思われます。  
素晴らしいことですね。
 
ねったいかんには、「緑のカーテンをもっと広めよう!」と
ねったいかん緑のカーテン推進リーダーとして4月23日からがんばっている生き物がいます。
「オオウミウマ」というタツノオトシゴの仲間です。


なぜオオウミウマが緑のカーテンの推進リーダーになったのかというと ・・・
緑のカーテンとして栽培されるツル植物のように、からまるのが大好きだからです!!!  
水槽内にレイアウトされた枝にからまる姿は、とってもかわいらしくてなんだかすごく癒されます。



でもたまに、お互いの意思疎通に失敗して、こんなことも・・・。


「ボクはこっちに行きたいんだ!」
「いいえ、私はこっちがいいわっ」
という声が聞こえてきそうです。
 
そして、からまりたい気持ちが高まりすぎるとこうなってしまいます。


ここまでくると、写真では誰がどうなっているのかわからないほど。
これくらいからまるのが好きなのです。
「なにするんだよー!」 と聞こえてきそうなのがこの写真。


首に巻きついてしまいました・・・

そんな癒し系の推進リーダー「オオウミウマ」は、ねったいかんの2Fで展示中。
緑のカーテンを普及するために、今日もからまりながら頑張っています。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.07.05

ケープペンギンがやってくる!

来たる 2011年6月25日(土)、ここ熱帯環境植物館にケープペンギンがやってきます!!!

横浜・八景島シーパラダイスからケープペンギンが遊びに来て、
みなさんの前を可愛らしくよちよちと歩きます。
また、横浜・八景島シーパラダイスのスタッフからペンギンにまつわるさまざまなお話を聞くことも!  
1日限りのこのイベント、毎回大変好評をいただいております。


このイベントを開催するたびに、  
「かわいいー!」  
「さわりたーい!」  
「お家で飼いたーい!」    
などなど、さまざまなお声を頂戴するのですが、
「ペンギンをこんな暑いところに連れてきて大丈夫なの?」とおっしゃるお客様もちらほら・・・  

じつは・・・大丈夫なんです!全然平気です!!  
ペンギンというと、「寒いところ(南極)に生息する生き物」というイメージをお持ちの方も多いのですが、  
約18種類いるペンギンの中で、南極に生息するのはごくわずか。

さらにケープペンギンは、名前からもわかるとおり、南アフリカのケープタウン、
つまり温暖な地域に生息しています。ですので、日本の屋外でも飼育することができるのです。  
     
ペンギンはとてもするどいくちばしを持っているため触ることはできませんが、
柵ごしではなく、生で間近にペンギンを見ることができます。  
みなさま、このチャンスをお見逃しなく!

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.06.23

自己紹介

植物担当者のこぼれ話につづき、「水族館ニュース」改め、「水族館担当者のつぶやき話」スタートです!

このコーナーでは、ねったいかんの魚や、さまざまな生き物のお世話をしている私が、
みなさまにぜひ見ていただきたいポイントや、ちょっと気になること、
その他日々水槽の中で繰り広げられているできごとについて、ご紹介していきたいと思います。

第1回目は、まず、私の自己紹介から!
 
私は今、飼育係6年目。
はじめから熱帯環境植物館の水族館担当をしていたわけではなく、
最初の3年半は、横浜・八景島シーパラダイスでイルカたちのショーを担当していました。

その後1年間、魚類チームで働き、昨年9月からここ、
熱帯環境植物館の水族館の担当をすることになりました。
じつは、熱帯環境植物館の水族館は横浜・八景島シーパラダイスが管理をしているのです。
 
ところで、熱帯環境植物館には、海にすんでいる生物がたくさん展示されていますが、
かれらの水槽の海水はどこからやってくると思いますか?
東京湾から長いパイプを使って引っ張ってきている?
それとも、私が真水と塩を混ぜて作っている?

正解は・・・ 「横浜・八景島シーパラダイスからトラックで運ばれてくる」 です!


週に一度、横浜・八景島シーパラダイスにあるきれいな海水を、
1トンの容器に入れてトラックに積んで運んでいるのです。
それを熱帯環境植物館の貯水タンク(3トン)に移しかえ、使用しているんです。

まだまだ飼育経験の浅い私ですが、みなさまに楽しんでいただける施設になるよう、
日々頑張っていきたいと思います。


どうぞよろしくお願いいたします!

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2011.06.22
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