ミクロソリウムの増え方

この間の年末年始の休館中に、後輩Y君が水草水そうのリニューアルをしてくれました。




Y君は水草が大好きで、作業中は黙々と底砂を入れかえ、流木などをレイアウトし、新しい水草を1本1本植えておりました。
作業後には 「仕事だってことを忘れてしまいそうでした~」 と、完全に趣味に没頭する少年のよう・・・。
Y君のおかげで2本の水草水そうが新しくなりました。


その水草たちも1ヶ月以上が経過して、根を伸ばし、肥料を吸い上げてぐんぐんと育ってきています。


その中で、今回ご紹介したいのは 「ミクロソリウム」 という水草。
ミクロソリウムはシダの仲間で、水そうの中ではその大きく鮮やかな緑の葉っぱが印象的。
普通の水草は土の中に根を張るのですが、ミクロソリウムは流木や石に根を張ってくっついていきます。





水そうにいれた当初は一枚葉だったミクロソリウムも根を張り、少しずつ増えてきました。
増え方は2通りあります。



①根茎(こんけい)を伸ばしてその先に新しい葉っぱが出てくる



写真を見てみると、流木の上に伸びている緑の根茎から新しい葉っぱが出ていますね~。
今は小さな新しい葉っぱも、これからグググっと大きくなってきてくれるでしょう。




②葉っぱの裏の胞子のうから葉っぱが出てくる

ちょっと変な増え方です。
この写真を見てみて下さい。



葉っぱから根っこと小さな葉っぱが出てきているのがわかりますか?
そうなんです、葉っぱから新しい葉っぱが出てきて増えるのです!

葉の裏側の黒い点が「胞子のう」と呼ばれるもので、ここから新しい根と葉っぱが出てきます。




どうやら、新しい水そうに入れて環境が変わって水草もびっくりしちゃったんでしょうね。

「ここはどこだ~!ここで生き延びれるかな・・・念のため子株つけてこども増やしとくか・・・」

という感じでしょうか。
いろんな葉っぱから子株が出てきてますね~。



水草もよ~く観察するとおもしろいものです。

水族館担当スタッフのつぶやき話 | 更新日:2015.02.17
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