ねったいかんの一斉開花

ついこの間まで、暑いっ!暑いっ!といっていたのがウソのように涼しさを通り越し、肌寒くなってきましたね!
食べ物もお酒もおいしい、危険?な季節になってまいりました。 
ねったいかんでは今まで咲かなかった花が一斉開花しています。




まず最初に、グネツム。


グネツムの花





次にビワモドキ。


ビワモドキのつぼみ



ビワモドキの花



ビワモドキの花(1日花なので1日で花びらが落ちます)




次がホウガンヒルギ


ホウガンヒルギの花


  
ホウガンヒルギの実




最後がアルソミトラ・マクロカルパ


アルソミトラの花


アルソミトラの花




地味な花が多いですが、とても珍しい花たちです。
花と果実の大きさのアンバランスも面白いですね。


 ねったいかんの温室には東南アジアをコンセプトにしているので、潮間帯にはマングローブなどが、熱帯低地林にはフタバガキなどが植栽されています。

東南アジアの熱帯低地林には、常に開花できる環境にあるのに、毎年決まった時期に咲かずに、
数年に一度だけ、一斉に開花・結実するという現象があります。

 植物が開花する条件としては、気温、日長、乾燥、養分量の充実度などが考えられますが、
一斉開花はなぜ起きるのかはミステリーとされています。
一部、エル・ニーニョ現象が影響しているとか、動物に果実を全部食べつくさせないためとか、
ポリネーター(送粉者)をたくさん集めるためなどといわれていますが、いまだ解明はされていません。
動物たちは果実のない年はどうするのだろうと心配になりますが、新葉を食べたりしているそうです。

ねったいかんで考えられる開花のプロセスとしては、
  ①樹木が成熟した。
  ②例年より施肥量・灌水量を増やした。
  ③土壌改良を行った。
  ④夏の終わりに低温に当たった。
  ⑤ほかの植物園より温度が低い。
  ⑥一部落葉し、すぐに新葉が展開した。
  ⑦(スタッフがより愛情込めて育てた。)       
などです。


香りのするものもありますので、ぜひご覧ください。
ほかにもオヒルギ、ゴバンノアシ、サンタンカ、プルメリア、カカオ、ベニヒモノキ、ベゴニア、熱帯性シャクナゲなども咲いています。
アメダマノキや料理用バナナも実っています。
どうぞお出かけください。お待ちいたしております。

個々の植物については次回をお楽しみに!             
                           


I K 記 

植物担当スタッフのこぼれ話 | 更新日:2014.10.16
ページの先頭へ戻る