公園で会えるサル・ハクチョウ・トラ?
草花の名前の中には面白いものがありますよね。今回は動物にちなんだ名前の植物をご紹介します。
サルスベリ(Lagerstroemia indica)
木肌がツルツルしていてサルでも滑り落ちてしまいそうだからこの名前が付いたといわれています。
漢字で書くと「百日紅」。色鮮やかな花を長期間楽しむことができます。
また、夏の貴重な花粉源植物として昆虫から絶大な支持を得ています。
ハクチョウソウ(Oenothera lindheimeri)
独特な花の形が白い蝶に似るところから名づけられたとか。
ガウラという呼び方のほうが親しまれているかもしれません。
以前はGaula属でしたがOenothera属に変更しています。
細長い茎の先端の花が風に揺れる姿は鳥や蝶を思わせる優雅さです。
この植物の素晴らしいところは開花期がとにかく長いこと。
一度花が終わったら全体の半分位をカットするとまた花を咲かせてくれます。
カクトラノオ(Physostegia virginiana)
トラのしっぽのような茎にかれんなピンクの花穂。
丈夫で繁殖力旺盛。
真夏にも元気に咲いてくれてとても育てやすいです。
こちらもサルスベリですが・・・
普通のサルスベリと違ってサルが登るほどの丈のない矮性のものです。
お探しの際には上を見上げるのではなく、足元に目をやってくださいね。