今年もバラから目が離せない!
バラの季節がいよいよ始まりました。
色も形も大きさも、そして香りも異なるバラたちが次々と開花して、もう目が離せません。
写真は小庭園の花壇に咲く’ヨハン・シュトラウス’。上品な色合いにうっとり・・・
香りを楽しむバラたち
赤ちゃんの顔ほどの大きさの桃香。名前の通り香りもすばらしいです。
香りといえばこちら、青バラの’ブルームーン’。
どちらも近づける場所に植えてあるので、芳香をお楽しみいただけます。
見上げればバラが。
フェンスにつたうツルバラたちも見ごたえたっぷり。
アンティークな色合いが魅力のバタースカッチは大ぶりな花を上から降り注ぐように咲かせています。
小ぶりなバラにも注目
’パルフェタムール’(完璧な愛)という素敵な名前のバラ。水飲み場の脇にひっそりと植えられています。小さなバラもお見逃しなくご鑑賞ください。
早くもバラが・・・
このところの夏を思わせる陽気に誘われてか、早くもバラが咲き始めました。
レンガ塀をつたう小ぶりなバラは’ツル桜霞’。
白から濃いピンクまで変化に富んだ花色に心が浮き立ちます。
初夏の日差しを受けて
輝くような赤が見事なバラはその名も’光彩’。
海外では’ミカド’という名で呼ばれているようです。
ピンクの競演
横浜ではおなじみのバラ’みなとみらい’のバックに咲くのはロックローズ(Cistus creticus)。
名前は「ローズ」ですが、ハンニチバナ科ゴジアオイ属の花です。
バラ以外の花々も・・・
花壇の一画を薄紫に彩るのはミヤコワスレ(Miyamayomena)
心和む美しさです。
モッコウバラのほとりにひっそりと咲く白いヒメウツギ(Deutzia gracilis) 。
華やかなバラから可憐な草花まで、公園は今花盛りです。
春の花散歩にようこそ!
お花見が終わっていよいよ花の季節本番。
アメリカ山公園の花壇も日々にぎやかさを増しています。
モッコウバラが見ごろです
ふきこぼれるように咲くモッコウバラ(Rosa banksiae ) はこの季節大人気のフォトスポット。
黄色に続いて白のモッコウバラも咲き始めています。
こちらはフイリアマドコロ(Polygonatum odoratum)
エスカレーター等の脇にひっそりと咲いています。
元町貝塚の説明板の足元に咲いているのはシロミミナグサ(Cerastium tomentosum )。
シルバーリーフと白い花がとても可憐です。
クリーピングタイム(Thymus serpyllum )とアジュガ(Ajuga reptans )のパステルカラーの組み合わせはこの時期ならではの景色です。
タイミングが合うとみつばちやハナバチが蜜を吸いに飛んでいる姿も観察できます。
公園の入り口ではフラワーバスケットがお出迎え
日々表情を変える公園の花壇。
花の季節をこころゆくまでお楽しみください。
歴史パネル展「ヴィクトリア・パブリックスクール」開催中!
アメリカ山公園ではこれまで数回にわたり、居留地時代に山手97番地(現アメリカ山公園)に住んでいた英国人医師エドウィン・ウィーラーに関する歴史パネル展に取り組んできましたが、現在新たに「ヴィクトリア・パブリックスクール~山手の少年たちが通った山手のインターナショナルスクール」展を開催中です。
「日本ラグビーの父」たちもヴィクトリア・パブリックスクール」出身者
生徒数わずか60 名程度、存続期間7 年という短命さ故に歴史に埋もれてしまった同校ですが、それは当時の英国人コミュニティの姿を映す鏡であり、また今も私たちの記憶に残る幾人かの人々が出会い、活躍した場でもありました。
「四次元」という概念を広めた先駆けである世界的数学者チャールズ・H. ヒントン、後に小泉八雲の名で知られることとなる作家ラフカディオ・ハーン、関東大震災の体験記『古き横浜の壊滅』の作者として知られるO. A. プール。そして慶應大学の学生にラグビーを教えたことから「日本ラグビーの父」とされるE. B. クラークと田中銀之助が出会ったのもまたヴィクトリア・パブリックスクールの教室でのことでした。
本展ではヴィクトリア・パブリックスクールに関する英字新聞の記事から明らかになった、開校までの歩みと学校生活、閉校に至った経緯、教師や生徒の顔ぶれなどをご紹介します。卒業生の子孫の方からご提供いただいた当時の貴重な写真もご覧いただけます。
開催概要
アメリカ山公園歴史パネル展「ヴィクトリア・
パブリックスクール~居留地の少年たちが通った山手のインターナショナルスクール」
期間:4月1日(土)~5月31日(水)
時間:6:00~23:00(開園中見学自由・無料)
場所:アメリカ山公園建物3回パブリックスペース
主催・問い合わせ:アメリカ山公園パートナーズ
045-232-4661(平日9:00~16:00)
花壇もにぎやかになってきました
園内の草花も次々と開花しています。
ミモザの仲間サンカクバアカシア(Acacia cultriformi) の枝を包む花は黄色いふわふわの毛玉のよう。
チューリップ‛ラバーズ・タウン′も咲きました
白とピンクの取り合わせがとってもキュートな‛ラバーズ・タウン′をはじめ、チューリップは今が見ごろ。
パネル展も花めぐりもお楽しみください
マリンタワーを正面に臨む舗道の左右に並ぶハナミズキ(Cornus florida) も花盛り。
いまアメリカ山公園は歴史パネル展、バラの肖像展、そして色とりどりの草花と、見どころがいっぱい。
この機会をどうぞお見逃しなく。
バラの肖像展が始まりました
3月25日(土)から開催されるガーデンネックレス横浜2023連携イベント、「バラの肖像展」がいよいよスタートしました。
横浜市在住のBotanical Artist 道惠さんによるバラのボタニカルアート(植物画)を1階から屋上までのエスカレーター壁面に展示しています。(展示品はレプリカです)
階を移動する道すがら、色も形も異なるさまざまなバラ巡りを楽しんでいただけます。(2023年12月31日まで)
新作もお目見え
道惠さんがこれまでに描きためてきた作品の中からみなとガーデンエリアに咲く約50種類を一堂にあつめたパネル展ですが、なかに1点だけ新作も。
それが下の写真の右から2番目に描かれているモッコウバラです。
ほかのバラに先駆けて白と黄色の小さな花を咲かせる可憐なバラ。
アメリカ山公園での開花までもうあとわずかです。